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選書を気楽に

「良いものを選んで共有して」と絵本講座ではよく言われることです。

仰る通り、誰でもそう思っているのです。みんな、それぞれが思う良いものを持っていきます。絵本の会がらがらどんでも、かみしばいクラブでもそうです。
 良いかどうかは、受け手の人が見てみなくてはわかりません。あくまで比較の問題でそれぞれの好みも大きいです。幅広く、いろいろなものがないと比較することができません。だから図書館にはいろいろ置いて欲しいと思っています。
 
 友達と見比べるその時に、自分で良いと思えないものを、他の人が良いと言っているのを聞いて、ショックを受けます。そして・・・
その時に、人間に上下がないという意識がしっかりしていれば、自分の許容範囲が横方面にぐんと広がります。だから私たちは大まかに(手に抱えられる程度に)選んで相手にいろいろ感じてもらうスタイルをとることが多いのです。
  選ぶことにそんなに神経質になる必要はないと思います。感じるのは相手なのですから。それから、自分の感覚が固定化して知識も増えてくると、悪い(と思われる)ところばかりが目につきます。それは「悪い」のでなく、自分が「狭い」だけかも知れませんね。「選び抜く」という感覚から、皆が早く自由になればいいのにと思っています。
 
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