図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
最近のことなど
●この前の図書館のカミシバイハウス(誰でも紙芝居を見たりやったりできる場所)で
・拍子木の音がうるさかったような気がします。どうもすみません。子どもたちはたたくことが大好きで、その気になってたたくのですが、図書館であれば、誰かがセーブしなくてはならないですね。
・最初に「アンパンマンやって」とリクエストが来た。小さな子どもの一言で、大人4人と会員さんの娘さん、前の時間を担当したおはなし日和のスタッフなど、総勢6人で紙芝居架をぱたぱた漁ったが、運悪く全て貸し出し中。カウンターへ「絵本でもいいので」と探してもらったら、書庫にあった。窓が開く小さな絵本でした。小さい本でもみんな満足げでした。ありがとうございます、助かりました。
・『おてんきうらない』りゅうさわともこ/やべみつのり(童心社)では、子どもに前に出てきてもらい、「好きなのを抜いていいよ」と、舞台の中のカードを横からくじ引き形式にして抜いてもらい、みんなで「あめ~」「かみなり~」などとあてっこをした。演じ手がそのような工夫をした。子どもたちは大喜び。
・カミシバイハウスでは聞き手に常連さんもおられるようです。石山図書館でもそう。毎月やっていれば、どの団体でもそういうことはあるでしょうね。山の下や坂井輪でも毎月できればいいのですが、なかなかできずにいます。
●ほんぽーとでやっている、「いっしょによもうよとしょかんのほん」では、
館内は、人の多い時と少ない時、波があるようです。そんな中、お互いの報告を聞くと、「何冊も続いたので子どもやお母さんに交代して読んでもらい、自分たちは聞いていた」「子どもが膝に座ってくれた」などと、楽しい発見があります。見知らぬ子どもに膝に乗ってもらうなど、ある種のオーラが出ている方なのでしょう。私がその域に達するのはいつのことだろうか。
普段あまり落ち着いて本探しができないので、来館者が少ない時はすっかり自分で読む時間になってしまうこともあり、それもまたいいチャンスだったりします。
お父さんが子どもを連れてくる姿がとても多いですね。私などはあまり声かけしない方かな、客観的にどうなのか、よくわかりません。事前になんの準備もなくボランティアできるのでとても楽です。その分、やってる最中はとても集中するという感じです。
●先日訪問した施設では、
・自分が読まない時は車椅子の聞き手さんたちの隣に出してもらった椅子で一緒に聞きました。その時、隣のおばあちゃんが、そーっと手をさし伸ばしてこられたので、それをそっとにぎって聞きました。普段からその方はそうしていらっしゃるのでしょう、職員さんは恐縮しておられました。そんなことも、私たちの仕事の一つ。実際、相手が自分の親戚だったらこうはできない、見知らぬ他人だからできるのかも知れません。ちょっと優等生かな。
お年寄りの常として、そんなこともすぐに忘れられたことでしょうが、私はこうしてブログに書いて反芻しながら楽しんでいます。楽しみをもらったのは、私の方だと思う。
・お年寄りの中に入ると、記憶が呼び覚まされることがある。大きな荷物を背負って訪問先に向かう時、私はぼんやりと、幼い日に見た瞽女さんの歩く姿を思い出すのだ。雁木ですれ違った姿、いきなり玄関先で歌うにぎやかな声。瞽女宿で女衆に聞かせる語りや歌(これは本で読んだ情景)。それらがどこか遠くから聞こえてくるようだ。
もちろん、瞽女歌の伝承としてちゃんとした方々もおられるのだが、こういうふうに 語りで地域を回る私たちも、瞽女のようではないか。言ってみればB級瞽女か。
閉じられた空間や地域に、どこからかやってくる語り手たち。その時だけ、その場の空気を揺らしてまたどこかに帰っていく。1人でも、そうした語り手が増えますように、今の時代に合ったスタイルを、ゆらゆらと試してやっていきたいと思っている。
●年間当番表
例年通り、年間予定表を作り終わり、会員さんに配りました。何年もやっている作業ですが、すこしづつ作るコツがつかめてきたような気がします。年間当番が決まっていると、皆さんそれぞれ予定が組みやすいようです。
・拍子木の音がうるさかったような気がします。どうもすみません。子どもたちはたたくことが大好きで、その気になってたたくのですが、図書館であれば、誰かがセーブしなくてはならないですね。
・最初に「アンパンマンやって」とリクエストが来た。小さな子どもの一言で、大人4人と会員さんの娘さん、前の時間を担当したおはなし日和のスタッフなど、総勢6人で紙芝居架をぱたぱた漁ったが、運悪く全て貸し出し中。カウンターへ「絵本でもいいので」と探してもらったら、書庫にあった。窓が開く小さな絵本でした。小さい本でもみんな満足げでした。ありがとうございます、助かりました。
・『おてんきうらない』りゅうさわともこ/やべみつのり(童心社)では、子どもに前に出てきてもらい、「好きなのを抜いていいよ」と、舞台の中のカードを横からくじ引き形式にして抜いてもらい、みんなで「あめ~」「かみなり~」などとあてっこをした。演じ手がそのような工夫をした。子どもたちは大喜び。
・カミシバイハウスでは聞き手に常連さんもおられるようです。石山図書館でもそう。毎月やっていれば、どの団体でもそういうことはあるでしょうね。山の下や坂井輪でも毎月できればいいのですが、なかなかできずにいます。
●ほんぽーとでやっている、「いっしょによもうよとしょかんのほん」では、
館内は、人の多い時と少ない時、波があるようです。そんな中、お互いの報告を聞くと、「何冊も続いたので子どもやお母さんに交代して読んでもらい、自分たちは聞いていた」「子どもが膝に座ってくれた」などと、楽しい発見があります。見知らぬ子どもに膝に乗ってもらうなど、ある種のオーラが出ている方なのでしょう。私がその域に達するのはいつのことだろうか。
普段あまり落ち着いて本探しができないので、来館者が少ない時はすっかり自分で読む時間になってしまうこともあり、それもまたいいチャンスだったりします。
お父さんが子どもを連れてくる姿がとても多いですね。私などはあまり声かけしない方かな、客観的にどうなのか、よくわかりません。事前になんの準備もなくボランティアできるのでとても楽です。その分、やってる最中はとても集中するという感じです。
●先日訪問した施設では、
・自分が読まない時は車椅子の聞き手さんたちの隣に出してもらった椅子で一緒に聞きました。その時、隣のおばあちゃんが、そーっと手をさし伸ばしてこられたので、それをそっとにぎって聞きました。普段からその方はそうしていらっしゃるのでしょう、職員さんは恐縮しておられました。そんなことも、私たちの仕事の一つ。実際、相手が自分の親戚だったらこうはできない、見知らぬ他人だからできるのかも知れません。ちょっと優等生かな。
お年寄りの常として、そんなこともすぐに忘れられたことでしょうが、私はこうしてブログに書いて反芻しながら楽しんでいます。楽しみをもらったのは、私の方だと思う。
・お年寄りの中に入ると、記憶が呼び覚まされることがある。大きな荷物を背負って訪問先に向かう時、私はぼんやりと、幼い日に見た瞽女さんの歩く姿を思い出すのだ。雁木ですれ違った姿、いきなり玄関先で歌うにぎやかな声。瞽女宿で女衆に聞かせる語りや歌(これは本で読んだ情景)。それらがどこか遠くから聞こえてくるようだ。
もちろん、瞽女歌の伝承としてちゃんとした方々もおられるのだが、こういうふうに 語りで地域を回る私たちも、瞽女のようではないか。言ってみればB級瞽女か。
閉じられた空間や地域に、どこからかやってくる語り手たち。その時だけ、その場の空気を揺らしてまたどこかに帰っていく。1人でも、そうした語り手が増えますように、今の時代に合ったスタイルを、ゆらゆらと試してやっていきたいと思っている。
●年間当番表
例年通り、年間予定表を作り終わり、会員さんに配りました。何年もやっている作業ですが、すこしづつ作るコツがつかめてきたような気がします。年間当番が決まっていると、皆さんそれぞれ予定が組みやすいようです。
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