手作り紙芝居を複製コピーする

今年の7月に横浜であった、手作り紙芝居指導者研修に行ってきました。

初めてお会いする方、コンクールで以前お会いした方々、たくさんの紙芝居関係者の中に紛れ込んで、幸せな時間でした。
子どもの手作り紙芝居を広めるためにどんな説明をしたらよいか、宮﨑二美枝さんのやり方を聞きました。佐藤さんは企画書の書き方を説明されました。懐かしい、脱力系のおはなしで楽しかったです。また、各地域で実践された資料が配られ(私も自分のを用意していったのですが)それらを見ると、だいたい同じだなという感じでした。また、片岡さんの作った「つくり方説明用の紙芝居」を見て、「これを借りて説明すればいいな」などとひそかに思ったりしました。

 新潟市でも、何とかして子どもの手作り紙芝居を図書館に入れて、みんながそれを演じて楽しめるような、そういう地域にしたいと思っています。子ども手作り紙芝居は、子どもの文化そのものだからです。図書館には子どもが作った資料がほとんどないのです。こどもとしょかん、と銘打っているのに子どもの文化がないということです。現実の子どものありようを見ないで、大人が勝手に子どもを引っ張ることばかり考えている。
 子どもが作った紙芝居を見て、子ども自ら作ったものを当たり前にみんなが受け入れてくれるといいなあと思います。また、大人ができない発想がとても面白いものだということも広めたいとも思っています。

そのために、いろいろ調べておきたいことがありました。神奈川の講座でも質問してきました。紙芝居の複製に使う紙についてです。オンデマンド印刷する方法より、きっとコピー機で手差しでやればいいんだろうから、コピー機に入れることができる厚い紙はどうやって探せばいいのだろうと思っていました。それで、片岡さんが、「コピー用上質紙 特厚口」とおっしゃったのをあわててメモしてきました。

 自宅で検索した結果「長門屋商店」というところが、ヨドバシドットコムで、色上質紙最厚口 B4白25枚入り 504円(暑さ0・18ミリ 坪量154グラム)で出ていることがわかりました。
 この分野はこの商店が力を持っているようで、同じようにカラーペーパー最厚口 B4白25枚入り 529円(厚さ0・18ミリ 坪量153グラム)というのもありました。
 だいたい一枚20円前後なのですね。

 以前、普通にコピーしてそれを板目紙やボール紙に貼るという方法をブログにアップしてありました。2009年のことです。この時に、紙の厚さや坪量という図り方があることを知りました。坪量200グラム超えのボール紙などに貼り付けるのですが、糊付けはいろいろ問題がおこります。機会があったら手差しコピーができるお店を探してみたいと思います。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ミアッカどん... キラキラはだめか »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。