あれこれ

・タイトルを「新潟かみしばいクラブ」から「新潟かみしばいクラブ日記」にしました。セコい細工をするみたいですね。紙芝居を作るのは個人の仕事になってきているし、どうしても個人の立場から書くことしかできない。
 紙芝居や絵本だけ世俗を離れて宙に浮いている訳でなく、普通のありきたりの日常の中にあることを、もっとアピールしたほうがいいかも、と思いました。ブログを持たない他の会員さんも、こういったそれぞれの人生の一部でボランティアしているんだよね。

・7月10日夜行バスにのって、箕面紙芝居まつりに行った。いつも夜行バスの往復を使うのですが、今年は行き帰りとも眠れなかった。しかし、そのおかげでめったにない経験をしました。
 なんと、帰りのバスのすぐ前で追突事故があったようで(運転手さんは止まり方が上手かったのね)、1時間以上も停車、高速バスがバック、方向転回、逆走、したのです。夜行バスというのは前方が見えないように客席がカーテンで仕切られているのですが、後ろから続々と車の運転手が歩いてきてバスの横で立ち止まって話し合っているのが見えました。小一時間して復旧の見込みがないと判断して乗用車はUターンしていく。バスは転回できずにしばらく止まっていましたが、やがてバックしていきました。これは「おおっ」という感覚で新鮮でしたね。「入善」の地名がやっと見えて、自分がどこにいるのかわかりました。けが人がいたそうですが、こうやって面白い体験、と書ける程度の事故でした。
 夜行バスは疲れますが、朝、箕面の図書館に10時に入れるので子ども手作り紙芝居の実演を見ることができます。電車や飛行機だと前日から泊っていないとできない。

・箕面のコンクールは来年は20年になるのだそうです。一年間、また活動できるようにエネルギーをもらいに行きました。大勢の関係者の皆さんと物理的に近くなると充電できるような気がして。子ども手作りの進め方について話があったりして、経費2万円くらいの収穫はあると思っています。交流会では、ジュニアの部の受賞者の男の子が「でも、僕、これでいいと思っていないんだ!」と発言し、隣りのテーブルの中川正文氏が「ほお?」と涎でも流さんばかりのうれしそうな顔で、のぞきこんだのを見ました。まあ、これで5千円分の価値かな。

・7月25日はカミシバイハウスで、大畑少年センターで手作り体験をした小学生が実際にやってくれました。よかったな。センターで練習したときよりずっとしっかりとした口調でした。子どもストーリーテラーが一人誕生。

・それを中座して「町内のおばさん」に変身し、隣町の事業に便乗する形の公園祭りをやりました。例年、タレント育成学校の若者に弾き語りに来てもらっているのですが学園祭とぶつかり、ピンチヒッターを探すことに。歌いながら絵本を読むグループの方にお願いして、歌い手のご夫婦の方に来てもらいました。ファミリー向けの歌を重点的に歌ってくれたので、ギャング世代の子どもたちが最後は一緒に歌ってくれて、とても感激。ありがとうございました、学ぶところ大ですね。
 自分は紙芝居をする暇もなく1つ10円(仕入れ値約30円)のおもちゃや駄菓子を売りまくる、という日でした。子どもにとっては夢のようなことで、「平島のおまつりっておもしろいよね」と口にしながら歩く子ども、自転車で懐かしげにやってくる少し年上の子ども、浴衣姿の女の子や、飛ばし風船を追いかける子ども、すくい物は例年人気で、その水と時々降る雨とであたり一面ぐちゃぐちゃ騒然とします。平島の名物おじさんは、今年もとても元気。当町内もそうですが、マンションが続々建って子どもの数も増えてるんだろうと思います。普段は広いただの草原みたいな平島公園の名前を冠につけたマンションもあるくらいだから、有名な部類に入るのでしょう。でも、草原の管理も、大変なのですよね。

・26日は時間の都合がついたので、ほんぽーとに。パパ’s絵本の安藤さんやサトシンさんや藤田市男さんを見に行きました。会のSさんが「男が絵本や紙芝居を読むのに、情報が欲しい」みたいなことをおっしゃっていたので、「ふくちゃんのブログ」を印刷して渡したり、このイベントを紹介したりしました。
 前半は、おじさんたちの元気に、逆にこっちはひくものがあったけど、後半は満足。『うんちっち』はこっちの絵本の会でも重宝した本です。ところで安藤哲也という名前は、県立図書館の館長と同姓同名なのね、どうでもいいけど。県立図書館の担当者も来られていた。私は皆さんにご迷惑発言を繰り返しているかもしれません。今まで風通しが悪すぎましたね、なんとか前に進んで欲しいとの願いです。はい。
 おてて絵本の子どもの話は、きっと出版されるだろうと思っていたけど、売られていたので買ってきました。
 大阪の箕面へ行ってまで見る「あちら側」にある物語の仲間たち。それに本の中でも会えると、うれしく思っています。8月1日出版で、子ども文化の研究者にも楽しんでもらえるかなあ。『きいてね!おてて絵本』サトシン(監修)/扶桑社発行です。






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