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瀬尾佳美の暇つぶし日記

慰安婦発言の背景をかんぐる

2013年05月25日 | info
慰安婦発言が飛び出す前、維新は選挙公約の第一に憲法改正を持ってきていました。

維新の会の前進である立ち上がれ日本は保守のなかの保守ですので、もともと改憲と相性がよかったとはいえ、現状ではし下氏の個人商店である維新がこれを前面に押し出していることにはなんとなく違和感がありました。なぜなら、改憲はいまだ国民のなかで議論が熟しておらず、はし下氏はどちらかというと風見鶏といいますか、人気取りにぬけめのない政治家だからです。

おそらく維新は、憲法改正に慎重な公明党を押しのけて自民と連立し、キャスティングボードを握ることを考えていたのでしょう。橋下の慰安婦発言は、彼の中では、右翼?の安倍首相への秋波だったのではないでしょうか。

ところが、安倍さんから、はっきり「違う」とはねつけられてしまった。しかも保守としては外交でぜったいにはずせないアメリカからレイシストの烙印をおされてしまっている。これはいくら風来坊でもイタイです。国政で外交センスがないのは最悪の最悪で、単に国益を即なうだけなので。いくら改憲命の自民党でも、ほとぼりがさめるまでは維新とは組めないと思います。もっとも、その票がながれてくるので、単独で発議ができるかもしれませんけどね。

ちなみにアメリカははし下氏の「性的エネルギーをコントロールするのに、風俗をどうぞ」発言をぜんぜん誤解していないと思います。翻訳に問題はなかったかと思います。


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