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瀬尾佳美の暇つぶし日記

96条改正はおかしい!

2013年07月19日 | ポリシーウォッチ
参院選で与党が大勝しそうな勢いです。

しかし、争点は復興など喫緊の課題ではなく、必要なのかどうかわからない「憲法」であることは、不安です。しかも96条というのは最悪です。

日本の憲法は戦後一度も改正されていません。自民はこれを発議要件の2/3のハードルが高すぎるからだと言っていますが、それは違います。アメリカなんかもっと高いです。フランスもドイツも高いです。

憲法改正という重要事項を決めるには、与党の力ずくとかではなく、与野党が協力して国民に問うことが重要だ、というのが2/3の中身でしょう。アメリカで改正が何度かおこなわれているのは発議要件が低いからではなく、与野党が協力してでも改正しなければならないという、その必要性のためでありましょう。逆に言えばわが国では、それだけの議論がなされてこなかったということを意味しています。

それなのに、議論をつくすことではなく、なんと発議要件を下げておこう!というのはずいぶん乱暴です。

この点について、私が書くよりよっぽどよくできたブログがありましたのでリンクします。この記事を教えてくれた人は「これだけの文章を書ける人がなんで維新なんか支持していたのか分からん」と言っていましたが・・・同感です。


政治家も国民も信用できないから憲法がある



追記

・自民:経済に明るさをもたらしてくれた(プラセボだとしても)自民党には感謝しますが、憲法は相当マイナス要因です、

・公明:ストップ役の公明党に期待したい気持ちがあります。しかし、ストッパーと言っていても与党は与党ですので社民党と同じというわけにはいきますまい。

・みんな:渡辺代表は好きですが、一度決別したとはいえ、過去に維新と協力してたことがあるので不安です。

・維新:この件では自民党以上に右翼です。というかもともと右翼で差別的なところもありその上フーゾクすすめたりするのでありえません。石原さんは好きだったのに残念。


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