ミスリードな記事（休日分散）

日経新聞にこんな記事がありました↓



休日分散化ってまだ諦めていないのでしょうかね（笑）。

さて、この記事のグラフですが、ちらっと見ると、全体の72％の人が、観光地の混雑緩和を理由に休日分散化に賛成しているかのように見えます。ちょっと画像が見難いかもしれませんが、上の黒いほうが賛成、下の薄いほうが反対となっており、賛成は72.3％が高速道路・観光地などの混雑の緩和となっているのです。

黒いほうが面積が多いので、あたかも、賛成者が沢山いるかのように見えますね。

しかし、記事をよく読むと、賛成は全体の28％です。上記の72.3％はその28％の中の７２％、つまり20％くらいでしかない、ということがわかるのです。

もし賛成派が一人しかいなくて、その一人がある理由を挙げたらそれが100％になるという理屈です。すごいね＾＾；

これは大変ミスリードなので、正しいグラフを作ってのせておきます。棒の長さは、賛成反対の中でのものではなく、全体に対するものです。




日経さん、こういうのは、「あの新聞」に任せて、いつも通りちゃんとした記事を書いてください。