かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

お見舞い

2018-07-17 17:05:06 | ブログ記事
従弟から義叔父(亡叔母の夫)さんが、いつ亡くなるかわからないと聞き、急いでお見舞いに。



もうなにも食べられなくなっていて、話しかけても反応がない。

この叔父さんには、先日書いた広島の大叔父さんと同様、
義理の仲なのに、ずいぶんお世話になった。

つい最近まで、「びこちゃんに食べさせてやりたい」と
毎年二回高知の明神水産の鰹たたきを送ってくれていた。

父を早く失くした私にはもう一人の父親のような存在でもあった。

叔母亡きあとも、ずっと変わらず可愛がってくれてきた。

だから、いつまでも生きていてほしい人だが、それは叶わないことだ。

歳を取るということは、こうして自分の味方を失っていくことかと今かなしみを噛み締めている。

★従弟よりメール来たりて叔父さんはいつ亡くなりても不思議はなきと

★叔父さんと叔母は祖父母の反対を押し切り恋愛結婚したり

★引き離すために祖父母は広島の大叔父さんに叔母を預けし

★離しても効果はあらず叔父さんと叔母は結婚してしまひたり

★父親を早く亡くしし叔父さんは人より頑張る人でありにき

★頑張りて会社を興し家を建て叔母は社長夫人でありにき

★胃がんにて六十二歳で叔母は死にそののち寡(やもめ)でありし叔父さん

★叔母のゐぬ家を守りて叔父さんは孫のお風呂の世話もしてゐき

★叔母の死ののちを三十年(みととせ)生きて今死にかけてゐる叔父さん見舞ふ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。