DDC デジタル(トゥ)デジタル コンバータ の略称
DAC デジタル(トゥ)アナログ コンバータ
デジタルをデジタルに変換して何の意味がある。
自分が30年近く愛用しているオーディオアルケミー DTIpro32はDDCの一種です。
CDトランスポート(CDプレイヤー)のデジタル出力データ(方形波)をメモリー上に取り込み、方形波の角の鈍りを元の形に整形するのです。原音復元の一種
16ビット信号を20ビット信号にアップサンプリングする機能もあります。
自分はバランス伝送を重視しています。外部ノイズの侵入対策に有利だからです。
手持ちのCDトランスポートはバランス出力を持つものがあり、DAC、プリアンプ、パワーアンプはバランス接続が可能です。
オーディオアルケミー DTIpro32 はアンバランス入力ーバランス出力変換が可能。その一方、バランス入力がなく、CDトランスポートのバランス出力を受けることができませんでした。
CDの規格は16ビット。44.1khz(再生周波数はその半分) 録音はより上位規格で行われている。CDは下位規格にダウングレードされている。現在はハイレゾ音源がある。聴き分けできるのか。自分には出来ない。
記録音(16ビット。44.1khz)を忠実に再現することこそより重要と考えます。
今のCDプレイヤーはリアル変換しているとは限りません。CDデータをメモリー上に一旦取り込み、そのデーターを整理し直して出力している?。読み取りエラーも修復している。つまり、DDC機能を内蔵しているのだと思います。
昔の機種はリアル変換。DDC機能はありません。DDC機種の存在意義があったのです。
内蔵のDDCの機能は十分か。
オーディオ師匠がDDCを試作しました。
CDに記録された音源を忠実に再現することが重要と考えている。アップサンプリング機能は付いていません。
バランス入出力端子があるのが魅力的です。
家にはオーディオ師匠製作品がいくつかある。調子の悪いものもある。
フォノイコライザー製作の打ち合わせも兼ねて、試作DDC持参で家に来て貰いました。
なんだかんだで、入院するものも出ましたが・・・
試作DDCはエソテリックP0と相性が良さそう。そのまま居残りとなりました。
P.S.
フォノイコライザー製作の打ち合わせ終了。計画通りに半導体式バランス回路バランス接続フォノイコライザーとなります。
新DAC(プリアンプ機能満載)の完成は年明けです。師匠宅でお披露目会開催予定。