「K氏製作604−8H用ネットワーク」は「バイアンプ対応」です。
K氏製作の全段差動300Bパワーアンプを再登板させて「バイアンプ」駆動にすることにしました。左右のスピーカー(ツィター+ウーファーの2ウェイスピーカー)を2台のステレオパワーアンプで駆動する。
通常の場合、1台のステレオパワーアンプで左右のスピーカーを駆動する。この場合、ステレオパワーアンプに両チャンネルの信号が通るので、厳密に言えば、クロストークが発生する可能性がある。これがなくなる。
また、ウーファーとツィターを駆動するアンプが切り離されるので、ユニット同士の相互干渉がなくなる。
過去に一度、バイアンプ形式は604−8Hのオリジナルネットワークを用いて試したことがある。悪くはなかったけれど、期待するほどではなかった。
新ネットワークの実力を試したい。
問題発生
プリアンプとパワーアンプは4本のバランスケーブルで繋がねばならない。
プリアンプのアウトプットバランス端子は左右2組の計4個必要。しかし、プリアンプには1組しかない。
どうするかを検討した結果、
バランスケーブル(銀線)は4本ある。
2本づつ組み合わせて、「R出力端子1 (ケーブル2本) R入力端子2」と「L出力端子 (ケーブル2本) L入力端子2」の2組に作り替えることにしました。
そう言えば、以前も同じ形に改造していたことを思い出しました。
ついでなので、パワーアンプの電源ケーブルも新調することにしました。
さて、また、どんな変身を果たすのか。楽しみです。