ふっくらしてるのにあったかくない羽毛ふとん

皆様こんにちは。
今年ははやく冬が来そうです・・。

すっかり衣替えも済み冬支度ですね。

友人から少しは少しは付き合えと言われ何ヶ月ぶりに
ホットワインパーティーをすることにしました。

極寒になる前に庭先で・・。
しかし極寒でも楽しいかもしれませんね。
季節を親しい友人と楽しむのはこの上なく幸せなことです。

さて、前回は羽毛の品質についてお話しました。
少し、「フィリングパワー」について触れましたが、
もう少し補足したいと思います。

「フィリングパワー」
羽毛が備えている、カサ高せいのことです。
これは羽毛ふとんになった時のふっくらしている
カサ高のことではないんですよ。
注意しましょう。
フィリングパワーとは、
精製された羽毛を
ＪＩＳ規格によって定められた方法にもとづいて
測定されます。

測定方法は内径29センチ高さ50センチのシリンダーに
30グラムの原毛資料を入れ120グラムの
重りを2分間乗せて、その後高さを計ります、
3箇所をを1ミリ単位まで測定しその平均を求めます。

つまり何がこれでわかるのかと言うと、
羽毛自体がもともと持っている基本性能の高さが
わかるのです。圧力がかかっても回復する力です。
羽毛が抱えた暖かい空気をずっと維持できる、
つまり暖かさを持続できる羽毛のパワーですね。
質の高い羽毛は、
羽毛ふとんになっている時
上からぽんぽんと押しますと弾力を持って
しなやかに押し返してきます。けして、
羽軸のばねによる跳ね返りではなく。
羽毛の中の中心に
綿毛の中にさらに産毛のような部分があります。
この産毛が多いほど弾力が増します。
この産毛の少ないものは未熟ダウンと言われます。
同じダウン90％と記されていても
暖かさに違いがあるのはフィリングパワーの違いです。

フィリングパワーとは
このパワーを数値化したものなんです。
フィリングパワーが強いと
均一した暖かさが得られ、
羽毛ふとんのよさを発揮します。

見た目ふっくらしているのに、
あったかくないと言うのは、
羽毛自体のパワー不足が原因ともいえます。

羽毛のお話はここまでにして、
次回はキルトと生地のお話をします。

最後に、
あき深まって
冷たい風が時折吹くこの陽気に
ぴったりのアロマの組み合わせ。
リツエアクベバ1
ラベンダー1
ベルガモット2
もう少し・・
リツエアクベバは
心を刺激し生気をよみがえらせます。
きりっと冷たい空気にぴったりです。
ラベンダーは
精神を浄化して心理的な不調を癒します。
自律神経のバランスをとるためです。
ベルガモットは
怒りの気持ちのフラストレーションを和らげてくれます。
さらに泌尿系や消化に伴う不調にも良いとされます。
秋にはぴったりですね・・。