今日、BSで懐かしい『地下室のメロディー』を見ました。
若かりし頃は、洋画専門で、よく映画をみにいきましたよ^^^
さて『地下室のメロディー』なんですが、最後の場面(プールにお金が浮かんでる)は頭に焼き付いていたのですが、
それがどうしてあの場面になったのかがとんと思い出せない。
多分5回ぐらいみてると思うんですけどね~
地下室のメロディーは、アラン・ドロンが不良役にぴったりはまった犯罪映画 です。
あらすじです。
5年の刑を服役してシャバに出てきた老ギャングのシャルル(ジャンギャバン)は、もう次のヤマを考えていた。
恋女房のジャネットは「もう、危ない仕事はやめて!今度は一生出てこれないわ」と懇願するのだが、
シャルルの心は決まっていた。「確実なヤマだ。ムショにいる間に相棒にうってつけの若造を見つけたんだ」
その若造、フランシス(アランドロン)の所へさっそく話しを持ってきたシャルル。
計画は、カンヌのパルムビーチにあるカジノの掛け金10億フランをそっくりせしめるという大胆なもの。
シャルルにしてみればこれが最後の大仕事になる。フランシスの義兄も仲間に加え、慎重な計画を練った。
まず、フランシスはダンサーの一人に近づいて仲良くなった。
楽屋の天井裏から屋上に抜けるためには楽屋に出入りする必要があった。
丸一週間、ホテルに泊まり、金持ちの子息を装った。
カジノの金を週に一度、地下の金庫に回収に来る。そこを狙うのだ。
いよいよ、決行の日が来た。夜のダンスショーが終わり、ダンサー達が楽屋に入って来た。
物陰に隠れたフランシスは皆が帰るのを待った。
しかし、ダンサー達は打ち上げを始めてしまい、なかなか帰らない。
外ではシャルルと運転手役の義兄がイライラしながら、フランシスの合図を待っていた。
やっとダンサーがいなくなり、屋上へ上がったフランシスは、外へ向けて懐中電灯の合図をした。
折りしも掛け金の回収の連中の車が到着した。フランシスは屋上から通風孔に入った。
覆面をし、マシンガンを肩に通風孔の中を腹ばいに進む。その下はカジノで賑わっていた。
通風孔からエレベーターの上に乗った瞬間、エレベーターが下がりだした。
ロープづたいにエレベーターの上に降り、中に入ると、そこが金庫室だ。丁度、掛け金を回収するところだった。
6,7人の男達にフランシスはマシンガンをかざして凄んだ。
別のドアを開けさせると、そこに覆面のシャルルが立っていた。
シャルルは当然の如く冷静に札束を2個のバッグに詰め、フランシスと共に立ち去った。
まんまと10億フランを手に入れた!非常ベルが鳴り、大騒動になった。
札束の入ったバッグはフランシスの部屋の秘密の隠し場所へ納まった。
翌朝、シャルルはフランシスをなじった。
事件を報じた新聞にカジノの写真が載っていたが、そこにフランシスの姿が写っていたのだ。
「すぐ、バッグを持ってこい。プール脇のバーで待ってる」とシャルル。
やがて、2個のバッグを持ってフランシスが現れた。
シャルルがプール脇の椅子に座って新聞を読んでいる。が、辺りは刑事とホテルの従業員が歩き回っていた。
フランシスはシャルルと対面の位置に座って様子を窺った。
辺りの事情聴取の声が聞こえる。
「顔は覆面で判りませんでした。」「バッグはどんなバッグだ?」「見れば判りますよ」・・・・・彼らは遠ざかって
いったが、フランシスは足元のバッグが見られはしないかと肝を冷やす。
周りに気を使いながら、フランシスはバッグをプールに沈めた。対面のシャルルはそれを見ている。
プールサイドにさりげなく横になっているフランシスだが、やがてプールに何やら浮いた物がある。
紙幣だ!1枚、また1枚、バッグの口が開き、札束が次々と浮いてきた。
シャルルはなすすべも無くその様子を見ている。フランシスはその場を離れていった。
老ギャングは無表情で動かなかった。
やがて、プール一面に紙幣が浮かび上がった。
以上です。
しゃれた犯罪映画ですよ~
でも、寂寥感の漂ったラストシーン。
「太陽がいっぱい」とは違ったインパクトのあるシーンです。
実は、TVを見てるとき、友達から電話が・・・・・
ドロンがこれからお仕事をするというのに・・・・・・・
何とかラストシーンには、間に合いましたけど。
NHKのハイビジョンでしばらく名画を放映するみたいですよ。
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