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携帯スマホの話をしよう

スマートフォンなどのガジェットと言われる小型電子機器に関する話をメモ代わりに書き留めていきます。

最新(2025年1月)各社のアップデート期間

2025-02-06 13:42:41 | 総論
iPhoneが7~8年で最長
PixelとGalaxyがハイエンドとミドルレンジで7年でそれに続く。
他の会社はハイエンド5年、ミドルレンジ4年、エントリー3年が主流である。
Aquosのミドルレンジはハイエンドと同じ5年。
エントリーではGalaxyA23とRedmi12 5Gが4年と健闘している。


Pixel:8以降は7年、6から7までは5年。6シリーズのOS更新延長がアナウンスされた。
Galaxy:S、Fold、FlipシリーズとAシリーズのミドルレンジは7年。エントリーのA2シリーズのみ(最近のは)4年。
Aquos:Rシリーズとsenseシリーズは8以降5年。wishシリーズは今も3年
OPPO:ハイエンドは5年、Aシリーズとrenoシリーズは3年保証だが、renoシリーズは実際は4年が多いようだ。
Xiaomi:xiaomiシリーズは5年。Redmiはミドルレンジが4年エントリーは3年だが、Redmi12 5Gのみ4年。
Motorola:Edgeの上は5年。Edgeの下は4年。Gシリーズは3年。
Xperia:4年
ZTE:不明だが昨年までは2年だったとの噂あり。ミドルレンジは3年という噂もあり。
iPhone:セキュリティのアップデートは7が未だ実施されている。8年以上経過している。 OSのアップデートもXsまで対応しており6年を過ぎている。


2024年スマホの値引規制再び変更

2024-12-11 17:07:37 | 総論
スマホの値引き規制が2024年12月26日に再び変更される。

今回の変更点は主に以下の通り
1)ミリ波端末の値引き規制額が緩和される。税抜き旧4万円⇒新5.5万円
2)2年後返却の引き取り金額が減額。(実際の中古価格に幅寄せる)
3)在庫品の値引額特例を拡大(旧型の値引き可能額拡大)
  旧:生産中は最終調達日12ヶ月経過で5割、生産中止は最終調達日12ヶ月経過で5割、24ヶ月経過で8割
  新:最終調達日12ヶ月経過で5割、24ヶ月経過で8割、36ヶ月経過で10割

巷で色々噂されるが、例のごとくペイビューを稼ぐための空虚なものが多いので、ぶっちゃけたところを記載する。

1)は現状で対象端末が僅かなので、一般人には影響がない。一部の高価格帯商品購入者のみ恩恵。

2)は大手3社で2年間安く借りて入れ替えてる人にとっては残念な変更。
各社下取り価格を実態より膨らませて消費者の負担額を減らしていたのが出来なくなる。来年早々に入替予定の人は12月26日以前に多少損しても入れ替えた方がお得になると思われる。
しかし、実質レンタルなど興味がない貧乏人にとっては影響なし(苦笑)。

3)が実はどうなるか読めない。安く端末を回すという貧乏人にはこちらの方が影響は大きいかもしれない。

今回の変更でメーカー生産が継続されていても、キャリアの同型式の最終調達から24ヶ月経過で8割引きが可能となる。発売開始直後に大量に調達したが売れ行きが悪くて2年間在庫となった端末は8割引きが可能なのだ。3年落ちは食指が動かないが、2年落ちなら話は別である。2年前というとXperiaならⅣ、AquosならR7、GalaxyならS22、Pixelなら7,iPhoneなら14、Xiaomiなら12が該当する。S22とPixel7は5年のアップデート期間があるのでマダマダ現役と思われる。iPhoneのサポートも長い。

売れ行きが良く追加調達したものはダメだが、当初から売れ行きが悪い奴は今年の年末年始に8割引きでお目見えする可能性があるのだ。在庫があればの話であるが(苦笑)ワクワクする私である。乞うご期待。


アップデート期間延長の傾向

2024-09-11 17:08:58 | 総論
昨年からアップデート期間の延長合戦が勃発しているので、最近の状況を纏めたいと思う。そもそも何故アップデート期間の延長が長くなっているかというと、多分EUの規制が原因ではないかと言われている。

EU圏で2025年6月20日以降にリリースされるスマートフォンは法律で最低5回のOSアップデートの提供が義務付けられる事が決定したらしい。という事は、EUで販売する予定の機種は今後は5年間のアップデートが行われる可能性が高いのである(EU向けのみアップデートという技は使えるが、EU向けのみ別扱いにはメリットは無いであろう)。

iPhone は相変わらずの長期間で、何とiPhone7までサポート中なので、とんでもない期間となっている。まあ、これは置いておいてAndroidでは以下の通りである。

Pixcel:昨年の8以降は7年、7までは5年である。
Galaxy:今年から7年に延長している。S22迄遡及しているので、旧式はPixcelより長い。ミドルレンジのA5シリーズも新しいのは7年である。日本国内販売のエントリーのA2シリーズのみ(最近のは)4年。
Aquos:Rシリーズとsenseシリーズは8から5年に延びている。7迄は3年。wishシリーズは今も3年
OPPO:Renoシリーズが良く分からないが、5年のものもある。Aシリーズは4年。
Xiaomi:最近は5年。サブブランドのRedmiはミドルレンジを今年から4年に延ばした。エントリーは3年を継続。
Motorola:Edgeは今年から5年。昨年edge40シリーズを5年と発表していたが撤回されている。総じて3年と短い。
Xperia:3年。EUから撤退しない限り今後5年に延ばす可能性は高いですね。
他の中小メーカーは良く分からない。

大体まとめると、ハイエンドは5年~7年、ミドルレンジは3年~5年、エントリーは3年というのが最近の流れのようだ。ハイエンドは5年もあれば次を購入するだろうから問題ないと思われる。ミドルレンジはメーカーによって短いのも有るので、中古を購入する場合には5年のモデルを選ぶのが吉であろう。エントリーはほぼ3年なので、使い捨て前提と考えられる。GalaxyとOPPOが若干長いのでお勧めではあるが。エントリーは今後EUでは販売しないのかなあ?



スマホカメラとSoC

2024-02-28 17:12:45 | 総論
以前、スマホカメラについて述べたことがあるが、実は認識不足な所があったので、その点をここで披露する。

前に「カメラの性能を決める要素は大きく3つ挙げられる。(1)撮像素子、(2)制御ソフトウエア、(3)レンズである。」と記載した。まあ当たらずとも遠からずなのではあるが、実は(2)についてはSoCの性能も大きく影響を与えているので、本来は(4)SoCを加える必要があることを知った。

スマホのカメラはコンピューティングフォトグラフィと言われるくらい、制御ソフトにより実データを望ましい写真に近づける様に処理している。大きくはソフトな訳であるが、理想的にソフトを作動させるためにはそれを可能とするSoCが必要で、逆にSoCに合わせてソフトを調整する必要が生じる。まあ、簡単に調整できるような物なら問題ないが、昨今の高度な処理には最高のSoCが必要となる。コンピューティングフォトグラフィに必要となる画像処理もSoCで行われる訳であるが、SoCの画像処理能力が低いと画像処理ソフトの足を引っ張ってしまうのである。

最近の機種で言えば、oppoのreno10Proがあげられる。こいつのセンサはフラッグシップと同等の高級品を使っているのだが、連写性能や暗所性能がフラッグシップに届かないと言われている。これは使用されているSoCが型落ちのミドルハイSnapdragon778Gだからである。

また、Xiaomi13TとXiaomi13T Proの兄弟機比較でも差は明らかである。Pro付はかなりいい線いっているらしいが、無印は一歩劣るようである。これはセンサが同じでも使用SoCがPro付はハイエンド、無印はミドルハイなのが理由だと思われる。

SoCの癖による違いはXiaomi11T ProとXiaomi11Tの比較が面白い。こいつらは兄弟機で同じセンサを使っているが、全く別の写り具合を示す。Xiaomi11T ProはQualcomのSnapdragon888、Xiaomi11TはMediatekのDimensity1200ultraを使っている。ベンチマークでは1割程度差があるが、何れも当時のフラッグシップSoCである。SoCのメーカーにより差が出るのが分かると思う。

また、カメラ性能が高いスマホと言えばAppleのiPhone、SamsungのGalaxyのSシリーズ、GoogleのPixel、oppoのfindシリーズなどがあるが、この中でPixelだけはカメラ性能は負けていないが総合的ベンチマークは低い。これはPixelにSamsung製SoCのカスタマイズ品が使われており、これがAIとカメラ性能に振ったSoCでソフトも優秀なためと想像されている。

という訳で、カメラ性能にはSoCも大事だという話であった。
なお、カメラ性能が高いスマホにXperiaを挙げていないが、Xperiaはセンサやレンズは最高でもソフトが一歩劣ると評価されているらしいので、ご参考まで。


スマホの望遠カメラ撮影

2023-12-13 17:10:03 | 総論
スマホのカメラを調べていると、気になることがあった。

エントリーレベルでは一般的には広角のみ
ミドルレンジでは、一般的には広角と超広角の2眼
ミドルハイからハイレベルは、広角と超広角の2眼が多いが望遠を含めた3眼もあり
カメラ機能特化型というかハイエンドは広角と超広角と望遠の3眼か一部超望遠入りの5眼

元々望遠レンズは厚さが必要なので、平べったい板状のスマホには不適で装備されていなかったが、何時の頃か望遠レンズも装備されるようになっている。

それで3眼のスマホの広角と望遠のセンササイズを比較してみた。(カッコ内は倍率)
Oppo reno10Pro:1/1.56,1/2.74(X2)
Galaxy S22:1/1.56,1/3.94(X3)
Xiaomi13T:1/1.28,1/2.88(X2)
Xperia1iv:1/1.7,1/2.9(X5)
iPhone15Pro:1/1.3,1/3.57(X3)
Pixcel7Pro:1/1.31,1/2(X5)
iPhone15ProMax:1/1.3,1/3.19(X5)
Galaxy S22Urtra:1/1.33,1/3.52(X3),1/3.52(X10)

基本的にメインの広角センサは良いものを使うが、普段使いしない望遠はどうしても性能を落とさないとコストに見合わない。まあ、それは理解できるのだが、センササイズが小さすぎると望遠を備える必要性に疑問が生じる。

Galaxy S21では、その辺を振り切って同じレンズとセンサで、デジタルズームで対応していたにも拘らず、綺麗な写真との評価であった。また最近のAQUOSでもメインカメラと超広角の2眼で望遠はデジタルズームである。

デジタルズームでは倍率2倍でセンササイズは半分となるので、上記の各機種をデジタル処理時の実質サイズと望遠サイズで比較すると面白い。

Oppo reno10Pro 1/3.12:1/2.74=1.18 (2倍時)
Galaxy S22 1/4.68:1/3.94=1.18 (3倍時)
Xiaomi13T 1/2.56:1/2.88=0.89 (2倍時)
Xperia1iv 1/3.4:1/2.9=1.17 (5倍時)
iPhone15Pro 1/3.9:1/3.57=1.09 (3倍時)
Pixcel7Pro 1/6.55:1/2=3.28 (5倍時)
iPhone15ProMax 1/6.5:1/3.19=2.04 (5倍時)
Galaxy S22Urtra 1/13.3:1/3.52=3.79 (10倍時)

大体1割から2割くらい望遠カメラの方が有利であるが、Xiaomi13Tに至ってはデジタルズームの方が良くはないかい?
Pixcel7ProとiPhone15ProMaxとGalaxy S22Urtraは流石にカメラ強化タイプだから2倍以上で存在価値はあるとは思うが。。

結論として、カメラ特化のハイエンドを除き、スマホの望遠はあまり意味がない。メインカメラのデジタルズームでも大差は無いと断言できる。