■命のつづき
このとびらの向こうに たぶん有限の世界が広がる
どこまで行っても行き止まりはないなんて
はなから 私は信じない
古い友だちも このとびらを抜けて
あの日に 無言で旅立った
うしろ姿だけ 夢で見せてくれたけれど
今 何をしているのか 知らせてはくれない
だけど 無限に続く道じゃないから
きっとどこかで 命のつづきを編んでいる
まぶたを閉じて 動かずにいると
薄明かりの中に 見えることがある
笑顔も つぶやきのトーンも 忘れてしまったけど
会えば きっと思い出せる
だから 今は寂しくはない
どこまで行っても行き止まりはないなんて
私は信じていないから
このとびらの向こうに たぶん有限の世界が広がる
どこまで行っても行き止まりはないなんて
はなから 私は信じない
古い友だちも このとびらを抜けて
あの日に 無言で旅立った
うしろ姿だけ 夢で見せてくれたけれど
今 何をしているのか 知らせてはくれない
だけど 無限に続く道じゃないから
きっとどこかで 命のつづきを編んでいる
まぶたを閉じて 動かずにいると
薄明かりの中に 見えることがある
笑顔も つぶやきのトーンも 忘れてしまったけど
会えば きっと思い出せる
だから 今は寂しくはない
どこまで行っても行き止まりはないなんて
私は信じていないから