隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ウサギさんやネズミさんやウシさんで、漫遊記

2018年06月25日 21時02分49秒 | スピッツ

2018.06.24 21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM

 http://www.tfm.co.jp/manyuki/


 六月も最終週。台風が来たり荒れた天気もあったり・・・。これは夏の扉?と問いかけるDJ草野ですが、
 「この番組は録音なんで、天候のことは言いにくい。こんなこと言っちゃっていいんでしょうか?」
 なんて言ってます。

 今夜のテーマは「動物名バンドで漫遊記」。
 昔から動物名のバンドって結構多いんだそうだ。
 その中から、Arctic Monkeys、Whitesnakeなどの形容詞付きのバンドや、The byrds(Birdsじゃないのね)やThe Animalsのようなざっくりした分類のものを排除したら、「結構いいセットリストになった」と。
 (そうか、動物名ときいてすぐに浮かんだのがアニマルズとイーグルスだったけど、そういうことね。たしかにアニマルは「動物名」じゃないし。納得) 

 

 オンエア曲
 01 猫になりたい(スピッツ)
 02 Daydream Believer(The Monkees)
 03 Looking For The Man(Rabbitt)
 04 Heartache Tonight(The Eagles)
 05 I Don't Like It(Zebra)
 06 Prepare Your Coffin(Tortoise)
 07 Come Unwound(The Bulls)
 08 You're In Love(Ratt)
 09 コペルニクス(スカンク)


 漫遊前の1曲は、スピッツで「猫になりたい」。
 「動物の名前が入った曲」と。
 ああ、何度聴いても、いつ聴いても、このスカスカのサウンドが心地よく、幼いボーカルの声がかえってセクシー。毎度、若いってことはある意味不気味で怖くて、でもかわいいのね、と歌詞が思わせてくれる。

 そして第1曲目は、「誰でも知っている名曲」(Kusano said)The Monkeesの「Daydream Believer」(1968年、アルバム『The Birds,The Bees and The Monkees 』)。
 何十年ぶりに聴いただろう。泣きたいくらいに一気に引き戻される。特にファンではなかったし、レコードも1枚もないけれど、お姉さんたちが騒いでいたし、「モンキーズ・ショー」見てたっけ。なんだか昔の友達に会いたくなってきました。
 こういうの、ポップって言うんだろうなあ。
 「イギリスのビートルズに対抗して『アメリカでもアイドルを!』ということでオーディションでメンバーが集められたグループ」。
 「日本では忌野清志郎さんのタイマーズでのカバーのほうが有名?」 そうか、1986年のシングル「デイ・ドリーム・ビリーバー」ですね。某コンビニもそうだけど、ビールのCMでも使われてた?
 草野「いいメロディーだし、オレもいつかこういう曲が作りたい」
 「おサルさん」という言い方がなんとも・・・。

 次は、「ウサギさん」(草野くんが言ってました)、南アフリカのバンド、Rabbittで「Looking For The Man」
(1975年のアルバム『Boys Will Be Boys』)。

 Rabbittは70年代の南アフリカのハードロックバンド(草野くんは「ちょっとアイドルっぽい」と言ってたかな)。
 楽曲のクオリティの高さについては、メンバーのTrevor Rabinについて解説していた。ソロ活動の中でアメリカにわたり、イエスに参加したり映画音楽の分野でも活躍したそうだ。
 Trevor Rabinは、イエスの大ヒット曲「ロンリーハート」にも関わっているし、映画通の相方が言うには『アルマゲドン』の音楽監督だったとか??
 ありふれた感想ですが、スカッとして気持ちいいサウンド。
 曲終わりで、「最近あんまり知られてなさそうだけど、これはなかなかご機嫌な曲だと思いますよ」と。

 そして、「めっちゃ有名なバンド」はThe eagles。「わしさん」。
 かける曲は、「Take It Easy」でも「呪われた夜」でも、ましてや「ホテル・カリフォルニア」でもなく、草野少年がロック大陸に上陸したころにヒットしていた「Heartache Tonight」(1979年のアルバム『The Long Run』)。「ロック大陸漫遊記」は「変化球でいく」そうだ。
 アルバム『Hotel California』愛聴家の私としては、むしろ「Heartache Tonight」がうれしかった。このアルバムもよく聴いたな。そういえば、2004年来日時の東京ドームでも演奏してくれたっけ。ヒットシングルだし、お馴染みなのかな? 相変わらずお見事なハーモニーでした。あんまり記憶にないけれど、きっとそう。
 サビの「Heartache Tonight ♪」が「ホーリーツナイト」と聴こえたので、草野少年は中学生のとき、クラスメートと「ホーリーツナイト ホーリーツナイト♪」と歌って(実演付き)、今思えば「中学生らしい盛り上がり」だったそうだ。

 「ワシさん」の次は「シマウマさん」。
 日本のラッパーのZebraさんではなく、アメリカ ニューオーリンズ出身のハードロックバンドZebraの「I Don't Like It」(1984年の2ndアルバム『NO TELLIN' LIES』)。
 最近、草野くんはNetflixに入って音楽コンテンツをいろいろ楽しんでいるようですが、「ロック大陸漫遊記」のsing alongの特集でオンエアされたTwisted Sisterのヒストリー番組があって、その中でライバルバンドとして紹介されていたのがZebraだそうだ。
 バンド名は、ファッション雑誌『Vogue』でシマウマにまたがっている女性モデルを見てピントきて、つけたらしい。
 Led Zeppelinの影響を受けたサウンドがとく引き合いに出されるけれど、今夜かけるのはもっとポップな楽曲。
 
 
 そしてリスナーからのメッセージというか質問。
 旅先で自分用に絵ハガキを購入するというリスナーさん、「マサムネさんは何か自分用のお土産を買いますか?」
 絵ハガキもたまに買うらしいけど、ついつい買ってしまうのが「マグネット。北海道で言えば、クマとかキタキツネとか。シチリアで買った顔から3本の足が出ているシチリアの神さまのマグネットは今も愛用している」とか。
 冷蔵庫にも使うけれど、曲作りのときにホワイトボードにペタペタを紙を貼るそうで、そのときに活用するマグネットは必需品とか、です。


 そして次は「陸ガメ」、Tortoiseの「
Prepare Your Coffin」(2009年6thアルバム『Beacons of Ancestorship』)。
 Tortoiseは1990年シカゴで結成されたインスト中心の実験的ポストロックバンド。
 「プロデューサーのジョン・マッケンタイアが加わったあとのバンドとしてのほうが有名かな?」ということです。ポップではないから、好きな人と全く興味ない人の両極端かも、ということです。
 そのなかでも、ロック寄りな曲として、「Prepare Your Coffin」をセレクトした、と。たしかに、繰り返されるメロディーが覚えやすくて、頭の中をぐるぐる回る感じが「難解」ではない印象。
 曲終わりで、「あれ、この番組でインスト曲流すの初めて?」。はい、初めてですね。

 そして次は「ウシ」、The Bullsで「Come Unwound」(2014年デビューシングル)。
 草野「わりと新しいバンドで、シューゲイザー系。わかりやすく言うと、耽美的な世界を轟音ギターで表現するバンド。メロディーがすごくきれいで、途中で加わるバイオリンの音がいい味付けになっている」
 新しいバンドでそれほど有名ではないので、「バンド名bullsがウシ由来なのかは不明、ま、いいか」だそうです。

 最後は「ネズミ」。Rattで「You're In Love」(1985年、2nd『Invasion Of Your Privacy』)
 Rattは80年代にバカ売れした、いわゆるLAメタル。モトリー・クルーとか代表バンド。
 バンド名は最初Micky Rattだったそうだけど、MickyがとれてRattに。「そこに大人に事情があったのか? そのまま貫いていたらそれはそれでロックだなと思うけど」といろいろ想像しちゃうそうです。
 あまり聴いたことはなかったけれど、LAにふさわしく開放的で明るい感じ、能天気な雰囲気は悪くないですね。


 そして今夜も「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナー。
 こちらも動物名の邦楽バンド、1988年結成のスカンクで「コペルニクス」(1989年)。
 こちらはインディーズの頃、スピッツとの対バンでよく聴いていたっけ。とっても仲良さそうな雰囲気でしたよ。
 「スピッツといちばん多く対バンしたかも。音楽性はまったく違うから、かえってバランスが良かった」と。
 「ボーカルのヨウイチの毒舌MCにはいつも感心してたし、後期のギタリストのTAKUYAはのちにJUDY AND MARYのギタリスト。立川君は現在音楽事務所(GOING UNDER GROUNDの事務所でしたっけ?)の社長で、最近もよく会うことがある」という「スピッツの旧友的バンド」。 
 '80s J-SKA: SKAFUNK / Trick (スカンク/トリック)  



 最後に。
 「洋楽ばかりになってしまったけれど、邦楽バンドにも、タイガースや、町田町蔵さんのINU、フォークバンドの猫などがあるので、こんなふうに思いつきのテーマでまた」と。
 たとえば「Aで始まる名前のバンド」とか「トリオのバンド」とか・・・、「ジャンルがばらけるのがおもしろいかな」と。
 いろいろな曲を聴けて、今夜もおもしろかったですね~。

 そして来週は「ハイトーンのボーカルで漫遊記」だそうです。
 「オレもハイトーンと言われるけど、いやいや、本当のハイトーンというのはこういうのを言うんですよ」というのを紹介してくれるらしい。これも楽しみ。

 また夏っぽいロック特集を予定しているそうで、「夏」や「サマー」がタイトルにある曲を教えてくださいって。
 真心ブラザーズの「サマーヌード」や、RCサクセションの「SUMMER TOUR」を例にあげてくれました。

 ではでは、「またお会いしますよっ!」と最後に。

 


                             



 昨夜は観てしまいました!
 夜中に大声はあげませんでしたけど。
 ポーランド戦、頑張ってほしいですね。
 手厳しいサポーターたちが手のひらを返すかのように「本田、すまん」と、今までの辛辣ツイートを謝っているのが、なんだかおかしい。


 エレファントカシマシの宮本さん。
 のどの調子が心配です。いつも目いっぱいだからなあ。

 http://www.elephantkashimashi.com/news/
 https://www.daily.co.jp/gossip/2018/06/24/0011383822.shtml


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