健さんが亡くなった

2014.11.18（火）


■健さん
　前作の「あなたへ」のプロモーションのときに80歳という年齢を耳にし、昔に比べたらもちろん老いは隠せないけれど、でも変わらぬ姿勢で変わらぬ発言をしていることが、素直に驚きだった。
　誰にでも「死」は訪れるけれど、健さんの老いの先に死がある、という風景はどうしても想像できなかった。
　こうして、健さんのイメージのまま、この世界を去ってしまったということか。
　映画としては「幸せの黄色いハンカチ」が好きだったけれど、健さんの魅力という意味では「駅　STATION」が心に残っている。
　任侠映画もリアルタイムではないが結構観ている。健さん好きの男友達とも思い出にもつながる。
　
　高倉健にも死が訪れるのなら、「死」というものが思いがけず身近に感じられる夕暮れだ。

　http://qbiz.jp/article/36911/1/

　このCMを見たとき、地方の企業のCMに高倉健と井上陽水ってスゴイな、なんで？　健さんのスポンサーなのかな？　などと相方を話したことを思い出す。
　ここにもこんなドラマがあったのですね。


■これは？
　
　http://natalie.mu/music/news/131512

　吉井和哉、TRIADに移籍！　というニュース。
　TRIADというレーベルに反応してしまうワタシですが、そういうことではない？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　まさかと思っていたら、あっという間に解散・選挙が現実になる。
　こんな時期に何を問う選挙なの？と思っていたら、プロも驚きのGDPマイナス成長。

　http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141117-OYT1T50137.html

　経済に的を絞って民意を問う、というのも、自民党にとってはなかなか厳しいのではないか？
　それにしても、プロをして正確な予想ができないこの国の経済の行く末。でも、普通の人の普通の感覚、「そんなに上向いているわけないんじゃない？」が案外正しかったなんてね、皮肉だ。

　原発再稼働や集団自衛権、特別秘密保護法・・・、俎上に載せてほしい問題は数々あるけれど。
　

　沖縄県知事の結果には、沖縄の県民の思いがストレートにあらわれた。
　同じ日本国民なのに、押し付けている側と押し付けられている側。
　国の視線は沖縄ではなく、違う国に向かっている。どうすればいいのかと考えれば考えるほど、私たちは後ろめたくなる。