■伊豆は穴場?らしいよ
近場で行きやすいはずなのに、なぜかあまり伊豆は縁がなくて。こどものころ親に連れられていったり高校の臨海学校(こういう用語、今でも使うの?)で行ったり、最初に勤めた会社の旅行ってのもあったっけ。いろいろ思い出もあるけれど。
今回はGWの最後の2日を休めたので,「じゃ、どこがいい?」ということで、何も計画せずにふら~っと。
ネットで調べる時間もなかったんで、東名の足柄SAで「伊豆を走ろう!」的なムック本を購入して。
ちなみにナビは見つつも「地図を眺めて確認」というアナログ派です,つねに(笑)。
沼津から入って、海沿いを走って戸田で泊まって、ぐる~っと下田を回って、伊豆スカイライン~熱海ビーチライン~真鶴道路~厚木・小田原道路経由で帰ってきました。
で、ちょっとよかったぜ、と思ったところを軽く書き残しておこう、と。伊豆にはもう「穴場」なんてないのかもしれないけど。
GWの最後の二日間なんで、どこもすいてるなと思ったけれど、今年のGW、伊豆の人気が陰り気味だったらしい。高速1000円ということで、ふだん近場で遊んでいた人たちが遠出を試み、関東圏から伊豆への旅行あたりは不人気だったのかな。
◎煌めきの丘
沼津から大瀬崎(ダイビングスポットということで、大勢のダイバーたちがそろそろ帰りじたくしていました)を通って戸田の少し手前。
煌めきの丘という富士山のビューポイントあり。この日は晴れていたけどもわ~っとしていて、富士山は駿河湾の向こうに霞んでいたが。
この「いかにも」というネーミングの場所だけれど、ここから見下ろした景色がなんだかまったりしていて気に入った。
水をはった水田のキラキラと茶畑の緑。

◎静かな戸田港
いつもは夕暮れまで遊んで、夕食すれすれに宿に入ったり、キャンプ地に到着したりするんだけど、今回は戸田の観光協会の前を通ったら「空室あり」のありがたい看板が目に入り、急遽ここに泊まることに。
戸田の漁港は静かでのんびりしていた。

宿は全部で10室あまりという小さな旅館「にい家 海遊亭」。
シンプルな、でもあったかいサービスと素材を生かした料理で、本当に急遽の宿泊を楽しめました。
金目鯛の煮付けが立派で美味。飲み過ぎたのでご飯はちょっとだけにしたけれど、でもご飯が進みそうなウマイ煮付け。
窓からの静かな漁港の風景、ゆったり貸切り露天風呂にも満足。
次の朝、少し歩いて戸田の岬の先端まで。下は戸田の海水浴場。刺激はなさそうだけど、安心して泳げそうな家族向きな場所だな。

途中、立ち寄った恋人岬(モロですねえ)は恋が成就するという鐘まで往復15~20分のちょっとした山道。きれいに舗装された道を歩く若い二人は(そう若くはない二人も)、み~んな手をつないでいたな。
岬の先端からの海が絶景です。
◎懐かしい松崎
松崎は個人的に懐かしい人が愛したところ。
あまり時間はなかったけれど、少し街並みを歩くことができた。のんびりしていて明るくて、「冬でも過ごしやすいよ」と言っていた言葉を思い出した。
梅月園のさくら葉餅はほんとうに美味しい! 桜の葉っぱが2枚も巻かれていて、餡も上品。もっと買ってくればよかった!と、帰ってから後悔。
下の写真は、重要文化財の「岩科学校」。

伊豆最古の小学校。松本の開智学校などに次ぐ日本でも古い小学校だそうだ。
開智学校に比べると多少素朴な感じで、そこもいい。でも建設費の4割を地元からの寄付でまかなったというのだから、教育への熱い期待がこの地にあったのだろう。
学校の敷地に旧役場の建物があり、そこが土産物店になっている。学校の案内の女性も、土産物店の女性も雰囲気良く、とても熱心で、この施設への愛を感じた。
ここに昔の遊び道具が置かれていたので、久しぶりにフラフープやベーゴマに興じて汗をかいちゃった!
下は昔の給食の食器。さすがにこれは使った経験はありませんけど(笑)。

◎下田とペリーロード
石廊崎や今回はスルーして松崎から下田への近道を走る。すでに3時を過ぎていたし。
空腹の私たちは駅近くのパーキングの案内板で「魚河岸」を知る。パーキングから歩いて1分足らずのお店。
カウンターと座敷のそんなに広くはない店。午後のこんな時間なのですいていたけれど、あとで聞いたら人気のお店とか。
下田なので金目鯛を、と思ったけれど昨夜も十分堪能したし、刺身盛り合わせ定食に。新鮮でボリュームもあって、さすが!という感じだった。

地元で評判のお店はほかにもきっとたくさんあるんだろうけど、ここは駅からも近いし、結構オススメかも。
下の画像は、了仙寺近くのペリーロード。
コチラもどうぞ。
歴史的な意味合いはともかく、そぞろ歩きにはステキは空間だ。




大河ドラマ『龍馬伝』でいろいろな観光地が「龍馬ゆかりの地」を競っているけど、ここもご多分にもれず、かも。
唐人お吉の墓のある宝福寺の前に新しい龍馬像が建っていて(ちょっと福山似?)、ビックリ。
ここに滞在していた山内容堂を勝海舟が訪ね、龍馬の脱藩の罪を許してもらうように頼んだ寺だとか。それで、「龍馬 飛翔の地」というらしい。
閉門の時間が間近だったので中には入れなかったけど。
それにしても、間断なくとりざたされる日本とアメリカのさまざまな歴史が、ここ下田や横須賀 浦賀などで始まったのだ、と思うと、私のような無知な人間だって複雑な気持ちになるってもんだ。
【蛇足ですが…】
うちの愚かなナビは、有料優先に設定したにもかかわらず伊豆スカイラインからどうしても下ろしたがり、「そんなに言うなら従ってみようじゃないの」と山伏峠から一般道に下り、真っ暗な中メチャクチャくねくねの狭い下り坂を走らされた。うーん。
マップ派の私とはいつもケンカしながら、なのだ。
近場で行きやすいはずなのに、なぜかあまり伊豆は縁がなくて。こどものころ親に連れられていったり高校の臨海学校(こういう用語、今でも使うの?)で行ったり、最初に勤めた会社の旅行ってのもあったっけ。いろいろ思い出もあるけれど。
今回はGWの最後の2日を休めたので,「じゃ、どこがいい?」ということで、何も計画せずにふら~っと。
ネットで調べる時間もなかったんで、東名の足柄SAで「伊豆を走ろう!」的なムック本を購入して。
ちなみにナビは見つつも「地図を眺めて確認」というアナログ派です,つねに(笑)。
沼津から入って、海沿いを走って戸田で泊まって、ぐる~っと下田を回って、伊豆スカイライン~熱海ビーチライン~真鶴道路~厚木・小田原道路経由で帰ってきました。
で、ちょっとよかったぜ、と思ったところを軽く書き残しておこう、と。伊豆にはもう「穴場」なんてないのかもしれないけど。
GWの最後の二日間なんで、どこもすいてるなと思ったけれど、今年のGW、伊豆の人気が陰り気味だったらしい。高速1000円ということで、ふだん近場で遊んでいた人たちが遠出を試み、関東圏から伊豆への旅行あたりは不人気だったのかな。
◎煌めきの丘
沼津から大瀬崎(ダイビングスポットということで、大勢のダイバーたちがそろそろ帰りじたくしていました)を通って戸田の少し手前。
煌めきの丘という富士山のビューポイントあり。この日は晴れていたけどもわ~っとしていて、富士山は駿河湾の向こうに霞んでいたが。
この「いかにも」というネーミングの場所だけれど、ここから見下ろした景色がなんだかまったりしていて気に入った。
水をはった水田のキラキラと茶畑の緑。

◎静かな戸田港
いつもは夕暮れまで遊んで、夕食すれすれに宿に入ったり、キャンプ地に到着したりするんだけど、今回は戸田の観光協会の前を通ったら「空室あり」のありがたい看板が目に入り、急遽ここに泊まることに。
戸田の漁港は静かでのんびりしていた。

宿は全部で10室あまりという小さな旅館「にい家 海遊亭」。
シンプルな、でもあったかいサービスと素材を生かした料理で、本当に急遽の宿泊を楽しめました。
金目鯛の煮付けが立派で美味。飲み過ぎたのでご飯はちょっとだけにしたけれど、でもご飯が進みそうなウマイ煮付け。
窓からの静かな漁港の風景、ゆったり貸切り露天風呂にも満足。
次の朝、少し歩いて戸田の岬の先端まで。下は戸田の海水浴場。刺激はなさそうだけど、安心して泳げそうな家族向きな場所だな。

途中、立ち寄った恋人岬(モロですねえ)は恋が成就するという鐘まで往復15~20分のちょっとした山道。きれいに舗装された道を歩く若い二人は(そう若くはない二人も)、み~んな手をつないでいたな。
岬の先端からの海が絶景です。
◎懐かしい松崎
松崎は個人的に懐かしい人が愛したところ。
あまり時間はなかったけれど、少し街並みを歩くことができた。のんびりしていて明るくて、「冬でも過ごしやすいよ」と言っていた言葉を思い出した。
梅月園のさくら葉餅はほんとうに美味しい! 桜の葉っぱが2枚も巻かれていて、餡も上品。もっと買ってくればよかった!と、帰ってから後悔。
下の写真は、重要文化財の「岩科学校」。

伊豆最古の小学校。松本の開智学校などに次ぐ日本でも古い小学校だそうだ。
開智学校に比べると多少素朴な感じで、そこもいい。でも建設費の4割を地元からの寄付でまかなったというのだから、教育への熱い期待がこの地にあったのだろう。
学校の敷地に旧役場の建物があり、そこが土産物店になっている。学校の案内の女性も、土産物店の女性も雰囲気良く、とても熱心で、この施設への愛を感じた。
ここに昔の遊び道具が置かれていたので、久しぶりにフラフープやベーゴマに興じて汗をかいちゃった!
下は昔の給食の食器。さすがにこれは使った経験はありませんけど(笑)。

◎下田とペリーロード
石廊崎や今回はスルーして松崎から下田への近道を走る。すでに3時を過ぎていたし。
空腹の私たちは駅近くのパーキングの案内板で「魚河岸」を知る。パーキングから歩いて1分足らずのお店。
カウンターと座敷のそんなに広くはない店。午後のこんな時間なのですいていたけれど、あとで聞いたら人気のお店とか。
下田なので金目鯛を、と思ったけれど昨夜も十分堪能したし、刺身盛り合わせ定食に。新鮮でボリュームもあって、さすが!という感じだった。

地元で評判のお店はほかにもきっとたくさんあるんだろうけど、ここは駅からも近いし、結構オススメかも。
下の画像は、了仙寺近くのペリーロード。
コチラもどうぞ。
歴史的な意味合いはともかく、そぞろ歩きにはステキは空間だ。




大河ドラマ『龍馬伝』でいろいろな観光地が「龍馬ゆかりの地」を競っているけど、ここもご多分にもれず、かも。
唐人お吉の墓のある宝福寺の前に新しい龍馬像が建っていて(ちょっと福山似?)、ビックリ。
ここに滞在していた山内容堂を勝海舟が訪ね、龍馬の脱藩の罪を許してもらうように頼んだ寺だとか。それで、「龍馬 飛翔の地」というらしい。
閉門の時間が間近だったので中には入れなかったけど。
それにしても、間断なくとりざたされる日本とアメリカのさまざまな歴史が、ここ下田や横須賀 浦賀などで始まったのだ、と思うと、私のような無知な人間だって複雑な気持ちになるってもんだ。
【蛇足ですが…】
うちの愚かなナビは、有料優先に設定したにもかかわらず伊豆スカイラインからどうしても下ろしたがり、「そんなに言うなら従ってみようじゃないの」と山伏峠から一般道に下り、真っ暗な中メチャクチャくねくねの狭い下り坂を走らされた。うーん。
マップ派の私とはいつもケンカしながら、なのだ。