2024.03.15(金)
風も心地よい一日。
仕事の合間に、母の施設から荷物を運ぶ。
私からの手紙や新聞のテレビ欄を拡大コピーして毎週届けたものがすべて保存されていて、整理したほうが母も暮らしやすいということか。
丁寧に折って、大きめの封筒やビニール袋に収められていて、それが今年の1月までの分まで、かなりな量だ。
息子たちや私の友人たちもときどきハガキを送ってくれていたようだ。それも、まとめられていた。
コロナ前は母が返事を書いたり、書かなくなっても私が代わりにお礼を伝えたりできたけれど、それ以後は、母も面会のときに忘れてしまっていたりして、お礼も言ってなかったな。
さっそく電話をしたら、友人は「大したこと書いてないし」と笑っていた。「いつものように返事はいらないから」といつも最後に書いてくれていた。
息子たちのハガキには、娘たちの字で「お年玉、ありがとう」とか「またバイキングに行こうね」とか。妻たちの優しい言葉も。
母の心に届いたとしても、そうでなかったとしても、うれしい感謝!
ここ1、2か月で周囲への興味を失ったり、部屋を忘れたり。
立ち上がれなくなって、スタッフの方たちの手を借りなくてはできないことが増え、そういうことが彼女の前向きな気持ちをどんどん弱めていくのがわかる。
もう前のように、「〇〇が食べたい」とか「△△がほしい」などと言わなくなって、今の状況に大満足だと言うようになった。
コロナがなければ、もっと・・・と思うこともある。
でも、「~したい」という強い思いを抱かなくなった母自身は、そんなこと考えていないだろう。すべては、私が考える「もし~だったら」なのだ。
若者には、コロナで得られなかったものを先々の日々で手に入れられるかもしれないけど、老いた人には、取り戻す時間がもうないのだと思うと、さすがの私も少しせつない。
でも、今の母が穏やかなら、それ以上望むものなんかない。
ただ、あんなふうに部屋を整理されて、ちょっと複雑な思いを抱いたのも事実。
そういう話を相方や電話で友人に少しだけ吐露して、気持ちをおさめる。
『AIMYON vs TOUR 2024 “ラブ・コール2』
あいみょんの対バンツアーに、スピッツも参加するそうだ。
2024年7月18日 18時30分開演
at 東京ガーデンシアター
ほかの対バン相手も魅力的で、どんな世界が広がるんだろうな。
https://www.aimyong.net/feature/lovecall2
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