■春の舞台へ
行き止まりはまだ見えないけど
チラチラと わたしを脅かす
この道に限りがあるなんて…
飛び散った夢に仕返しされるなんて…
アルバムの写真で 根っこをみつけながら
流れる時間を追っていく今
捕まえた言葉も 受けとめた笑顔も
曇りガラスの向こうへ ゆっくりゆっくり
小さな春の声が 心許なく響く
匂いと気配だけの 外面の声
突き放すように 包みこむように
懐かしい景色へ わたしを誘う
長い冬の置き土産 凍りつく寸前で
まだ死んでいない 道の果て
残された 優しい力を集めて
歩き出す 春の舞台へ
行き止まりはまだ見えないけど
チラチラと わたしを脅かす
この道に限りがあるなんて…
飛び散った夢に仕返しされるなんて…
アルバムの写真で 根っこをみつけながら
流れる時間を追っていく今
捕まえた言葉も 受けとめた笑顔も
曇りガラスの向こうへ ゆっくりゆっくり
小さな春の声が 心許なく響く
匂いと気配だけの 外面の声
突き放すように 包みこむように
懐かしい景色へ わたしを誘う
長い冬の置き土産 凍りつく寸前で
まだ死んでいない 道の果て
残された 優しい力を集めて
歩き出す 春の舞台へ