「たかが・・・」～楽天優勝おめでとうございます！

2013.11.5（火）


　久々の青空。気持ちいい。
　今年は紅葉はどうなんだろう。
　TVでは、温暖化の影響で、日本の紅葉も将来が・・・と言っていたけど。
　基本的には新緑好きな人間だけれど、季節の移り変わりを体感できることはこの国に生まれた者の特権だと思っているので、紅葉ももちろん大事なパーツだ。
　紅葉する前に一気に落葉・・・というのはせつないな。

　


■「たかが・・・」
　楽天優勝は、実にドラマチックだったな。
　前の日に田中投手が打たれて、「え、やっぱりこんなふうに打たれちゃうときもあるんだ～」と、特に楽天ファンじゃなくても、その凄さをシーズンを通して感じさせてもらっていたので驚いて。で、そのあとの結束ですから。
　それは素直に「すごいなあ」と感動したわけで・・・。
　ほんとうに、おめでとうございます！

　でもそのあとに過剰な演出の報道に、天邪鬼な私はどうもついていけなくて。
　「これで巨人が優勝しちゃったら、どういうふうになってたの？」ってね。
　幼いころから巨人ファン（辛口ではありますけど）の相方と結構な年月過ごしてきて巨人サイドのシートで応援しても、決してファンにはならなかった私がはじめて、う～ん、とうなってしまったわけで。
　むしろ相方が、巨人のふがいなさを嘆きながらも、160球投げた次の日も締めたエースの肩を心配したり、仙台の友人に「よかったね」メールを送ったりするのを見て、「お、大人になったじゃないか」とヘンに感心したりしていたのだ。

　そうしたら、昨日、震災後仕事ができなくなった仙台のデザイン事務所のお手伝いを通して知り合った地元の男性と話す機会があって・・・。
　「よかったね」と言ったら、
　「知らなかった？　オレ、熱烈なロッテファンですよ」と笑っていた。
　周囲にはもちろん巨人ファンも多いし、野球に興味ない人もいるし、ただ、楽天の選手が地元に目を向けてくれていたことは感謝してるって。
　「たかが野球ですよ。スポーツなんだから。単純に試合運びや勝ち負けにこだわって、ああだこうだ言いたいじゃない」
　そうだよなあ、と彼の話を聞いて納得しました。
　だから、楽天の選手も「清きプレイヤー」なんかにならずに、やんちゃして自由に野球やってほしいなあ、とも。

　ついつい報道をまともに受けてしまう自分が恥ずかしくなりました。
　（でも、こういうのって、メディアの怖さでもある。彼らは操作できるんだし・・・）
　いろんな人がいろんな気持ちでこの日本シリーズを見ていたり、見ていなかったり（笑）するわけで、それはたぶん被災地の人も東北の人も、そして私たちも同じなんでしょうね。
　少数派が生きにくい国にはなってほしくない・・・それはすごく思います。

　楽天初年度の夏、「ロックロックこんにちは」（Zepp仙台）のために仙台を訪れた際、時間に余裕があったので、当時のフルキャストスタジアム宮城を見に行ったことがあった。すぐ近くに陸奥国分寺があって、そこが目的だったのですが。
　そのときの光景は忘れられない。
　その日のナイターを前に、周辺の広場には大勢の人が楽しそうに集い、多くの市役所の職員たちがチラシを配ったりイベントをしたりして盛り上げているようすが印象的だった。このチームはきっと盛り上がりそう・・・、そんな感想をもった。
　あれからの年月や震災を思えば、地元の感動は当然だ。
　すなおに「おめでとう！」です。
　そのうえでの、天邪鬼発言なわけで・・・とちょっと言い訳を。


■川崎ムネリン
　去就が気になるところだ。
　以下の記事はちょっと古いけど、実況を聞いていたので。
　
　　http://nikkan-spa.jp/522642
　
　ほんとうに、いい解説だったのです。案外（すみません）、賢い人なんだなって。
　そして、こんなふうに愛されて、ここにも感動しました。

　http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131104-00531472-sspa-soci

　どこにいても、まだまだのご活躍を！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　ホホコさん、コメントありがとうございます。
　初日に行かれたそうで。よかったですね～。
　じつはセットリストとかまだ知りたくないので、コメントやメールをまだちゃんと見ていないんです。
　私にとっての「解禁」になりましたら、拝見しますね。
　すみません、わがままをお許しください。
　いつもありがとうございます。