隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

かわいいファンと、熱い教師たち!(7月13日:巨人×広島 in 東京ドーム)

2007年07月15日 14時40分37秒 | 日記
★7月13日:巨人×広島 in 東京ドーム★


 仕事をちょっと早めに終えて、東京ドーム、巨人×広島、三連戦の初日を観戦。
 7連敗のあとようやく連敗を脱したカープと、6連敗中のジャイアンツ。ま、一応、首位と最下位の対決ではあるんだけど。
 ちなみに、私は「かつてのホエールズ~カープ~ドラゴンズ」と、好きな選手が変わったり、その他諸々の事情で(なんだよ!)、ご贔屓チームが変わったりして、最近はパのホークスが気になったりしています(笑)。とくにジャイアンツファンというわけではないけど、まあまあ詳しいです。
 今回の同行者はジャイアンツの栄光も挫折もともに知っていて、辛口ながらもコテコテのジャイアンツファン。ちなみにドーム観戦ではたいていジャイアンツは「あっけなく負け」ということが多く、帰り道はイマイチ盛り上がらず(笑)。去年は久しぶりの勝利の美酒に酔ったんだっけな。
 今回はいつもよりワンランクアップの席を予約して、さぼてんのトンカツ弁当を買って、いざ!という感じでした。
 試合は、負傷した高橋由伸の代わりに出場した亀山と小笠原のホームラン、ルーキーの金刃の頑張りで、ジャイアンツの勝利。応援席は大盛り上がりで、ビールもすすみました。

●かわいいファンたちのために
 斜め後ろの、ちょっと小柄な小学生(たぶん5、6年生)のボーイソプラノの応援がかわいかったなあ。ドームには何度も足を運んでいるようで、応援団の掛け声、リズムを正確に踏襲し、回が進むにつれて、その高い声がますますエスカレート。声が響く、響く!
 隣の小学生は、シャイな感じで声は出さなかったけど、応援バットを激しく叩き、隣のお母さんとの会話がもういっぱしの評論家。それも愛ある評論家なので、ほほえましい。息子に受け答えするお母さんもかなりの野球通と見ました。
 こういう幼いファンのためにも、夢のある野球界であってほしいなあ、かっこいいゲームをたくさん見せてほしいなあ、とつくづく思います。

●「サインボールじゃないんですからっ!!」
 圧巻は、私たちの真後ろに陣取った男たち。会話の内容から、年齢は離れているけど、同じ高校の教師仲間。
 32歳という若い教師は長島の引退の翌日に生まれたそうで、江川世代。あとの二人のおじさん教師はONファンで、片方の方は親父さんがもらったという王のサインを額に入れて飾っているとか(「鑑定団にみてもらったほうがいいんじゃない?」と言われて、「いやいや、実際に目の前で書いてもらったらしいし」と、多少憮然と。笑)。
 ビールも進むうちにどんどん熱くなってきて、圧巻は、カープの四番打者新井が打ったファウルが飛んできたとき。
 前方の座席にバウンドしたボールが通路をすごい勢いで通っていったそのあとを、32歳の江川世代の教師が機敏に追いかけて、ボールをゲットしてきたんですよ。
 そこからの三人の会話は、もう世代を超えた野球少年のもの。
 
   「うわ~、今日はメッチャうれしい!!」
   「こんなことは、なかなかあるもんじゃない」
   「これが公式ボールか!」
   「そうですよ! サインボールじゃないんですからっ!!」
   「豊田(ジャイアンツの中継ぎ)の投げたこのボールを新井が打ったんですよねえ」
   「ここの茶色くなったとこがバットに当たったんでしょうかね」
   「生徒に言ってやらなくちゃね」
   「そうですね! 豊田が投げて新井が打ったボールがこれだぞっ!ってね」

 こんな会話が試合終了まで、何度か繰り返されていました。それを聞いてるこっちの顔も自然にほころんじゃう。野球は男を少年にする?
 今日のツレにも始まる前、「こういうときってワクワクする?」と聞いたら、冷静に「そうだねえ、久しぶりだし」とか言ってたけど、ひそかなワクワクが伝わってきましたから。

●勝利の美酒?
 9回には上原が出てきて、場内はすごい歓声! 
 うしろのおじさんたちもずっと言ってたんですよね、「これで最後に上原が見られたら、今夜は最高なんだけどなあ」って。
 試合終了後には、ヒーローインタビュー後、場内を一周した小笠原と金刃が選ばれたファンたち(高齢の方から、若い女性、ちびっこファンまで)ひとりひとりとハイタッチして、それもなかなかいいシーンでした。
 ジャイアンツはその前の阪神との三連戦は連敗で、昨日は大敗をくらったそうなので、ジャイアンツファンのツレは本当にラッキーは日を選んだことになります。勝利のお酒はうまかったことでしょう。


 球場内で選手のユニフォームを着ている人が多いけど、一昨年くらいに行ったときには「清原」が多かったなあ。時代は流れたけど(ツレは辛口だけど、私は感情の人なので(笑)、もう一度、表舞台に立たせてあげたい)。
 「高橋」「阿部」「二岡」あたりの、やっぱり生え抜きが多いですね。女性には「二岡」が強い。「小笠原」もけっこうしたけど「谷」は見なかった? 今当たっているのにね。

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