■一枚の写真を
夜空の帰り道 公園の先
すれ違いざまの かすかな匂い
立ち止まって しばし思う
記憶の奥に隠れたまま 埋もれた日々
あの日 一度だけの 小さな散歩
「海の見えるところまで歩こう」
着いたところで 届けたかった
恥ずかしい言葉のかたまり
恥ずかしそうに キミは笑って
岬のベンチで 首をかしげた
あの瞬間をとらえて シャッターの音
思い出が一つ 封印された
あきらめた思いが 少しよみがえって
シャッターの音を思い出す
三番目の引き出しに 手をかける
ここになければ もうあきらめよう
夜空の帰り道 公園の先
すれ違いざまの かすかな匂い
立ち止まって しばし思う
記憶の奥に隠れたまま 埋もれた日々
あの日 一度だけの 小さな散歩
「海の見えるところまで歩こう」
着いたところで 届けたかった
恥ずかしい言葉のかたまり
恥ずかしそうに キミは笑って
岬のベンチで 首をかしげた
あの瞬間をとらえて シャッターの音
思い出が一つ 封印された
あきらめた思いが 少しよみがえって
シャッターの音を思い出す
三番目の引き出しに 手をかける
ここになければ もうあきらめよう