隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

『スピッツのデザイン』で思い出したこと

2018年02月03日 20時42分37秒 | スピッツ

2018.2.3(土)



 風邪をひいたようだ。昨日からちょっとだるい。熱は微熱だけど。食欲はなくはないけど、あんまりうまくはないなあ。
 昨夜は早めに寝たので、「ああ、十分眠ったなあ」と思って時計を見たら、まだ2時過ぎ。いつもはまだ起きていることが多い時間帯だ。
 そういえば、繰り返し見た夢?というかいつも頭の中をグルグルしていたのが、相撲協会の理事選の結果。票があっちに何票移ったらしいとか、合計しても数が合わないよ、とか。
 相撲、結構好きな時期もあったし、そういえばお父さんの貴ノ花が私のヒーローだったなあとか思い出もあるんだけど。いろいろ思うところはあっても夢にしつこく出てきたのが不可解。やっぱり熱のせい?

 水曜日の昼間の打ち合わせで集まったとき、なかに2人ばかり風邪ひきさんがいたっけ。「私はあなた(たち)にうつされたよ」と一応書いておこう。根拠はないけどね(笑)。


■ 値打ちものではなかったけど・・・
 31日の皆既月食、幻想的だった。
 ウォーキングのときに暗い公園で見た「スーパーブルーブラッドムーン」のでかさ、明るさも。まだ血の色にはなっていなかったけれど、月が低い位置にあったので大きく見えたっけ。

 古い天体望遠鏡を2、3年前に人に貸してしまって。だから今回は父が大事にしていた「双眼鏡」で。
 この双眼鏡を久しぶりに出して、「これってどれくらいの価値があるんだろう」と下世話なことを考えてネットで調べたら・・・。ヤフオクに安価な価格で限りない数が出品されていましたとさ。
 ま、いいんですけど。



 相方は父からもらったRADOの腕時計を大事にしてくれて、毎日「ジージー」(この音がなぜか好き)とりゅーずを巻いているけれど、これも価格は調べないほうがいいかも。



■『スピッツのデザイン』
https://twitter.com/MdN_spitzdesign

 昨日届く。ダンボールにまで「スピッツのデザイン」と表紙のフォントで印字してあって、これも捨てられないじゃない・・・と。
 中身はゆっくり見たり読んだりするとして。
 でも、書籍の装丁や中身のデザインなどを生業とする身としては、90年代の作業の解説が懐かしい。
 今はDTPといってパソコン上でデザインの作業ができるから、画面を見て「あ~だ、こ~だ」と言いながら進められるけれど、あの頃は、例えば写真にトレッシングペーパーを貼って、その上に「もう少し明るく」とか、トリミングの指示をしていた。
 その昔、80年代くらいだったか、歴史博物館でピントのずれた古い写真を借りてきてそれを本に載せることになったとき、「ぼやけたところを修正してきれいに」のような指示を書いて、「それは無理」と冷たい回答があったなあ。当たり前だ。
 木村さんが説明しているように、『インディゴ地平線』の空の青は製版所の職人さんたちの作業の上に成立したわけで(今は、Photoshpoなどのソフトを使わなくても、スマホでもきれいな青空をつくれちゃうしね)。
 マサムネくんが「版下をもってきました~」と言って入ってきたという記述もあったけれど、「版下」なんて、久しぶりに聞いたなあ。
 あの頃に戻りたいとは思わないけれど、ちょっと懐かしい思いで、あの頃仕事で出会った人たちのことを思い出していた。

 使わなかった写真やイラストなどがアナザーカットとして紹介されているのがいいな。かなりの数の中から、なぜこれを選んだのか、というのがおもしろい。
 私たちも過去の作業でたくさんの資料や使わなかったものがあって、しばらくは保管しているけれど、結局不要になってしまうことのほうが多い。こんなふうにそういうものも含めて一冊の本ができあがって、デザイナーにとってもうれしい作品だろうな。

 そうそう、あの頃、先々はパソコンでいろいろできるようになるから勉強しておいたほうがいいよ、と言われて、私はワープロで終わるだろうな、なんて思っていたけれど、状況は様変わりだ。
 はじめて家にMacが届いて、相方の学習の合間にちょこっといじったりして、あのときのドキドキはよかったなぁ。

 ビットコイン・・・、未来の通貨? なんじゃ?とまったく訳がわからない私ですが、パソコンと同じように、何年か後には普通に使ったりしているんだろうか。いや、それはやっぱり考えられないなあ。


 値段も安くはない設定なので、どーなの?と迷っている方、周囲にきっと購入した人がいるはずだから、ぜひ借りてみてください(あれ、怒られちゃうかな)。
 マサムネくんの女装は、ドキッとするくらいきれいです(笑)。
 マリコさんからのメール、「ふだん神経質なほどに肌が見えるのを気にしているマ君。『Crispy』のジャケ写真のアナザーカットで若い日の二の腕や横っ腹が鑑賞できます」と。そういう見方もあるのか・・・。


 一昨日の雪景色。
 


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