隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

眠れない夜も・・・鈍感になりました

2017年10月17日 15時31分41秒 | 日記

2017.10.16(月)


 冬物はすでに用意したけれど、急に・・・というのは抵抗があって。まだ薄着で頑張っている愚か者です。
 それにしても朝はちょっと寒かったなあ。
 雨はあがって少し空が明るい。でもまた雨模様とか。
 八月の雨といい、その季節らしい雰囲気が味わえないまま行ってしまうのは悲しいもんです。




★ LGBT から端を発して、諸々・・・
 https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20171010-00076753/
 この記事に対して、乙武さんがココで、ご自分の解釈を。
 笑いの質は別に高尚でなくてもいいし、いい子ぶった笑いだけでは刺激がないし、笑いに「意味」を求めるようになったらコメディーはすたれていくだろうけれど、でも、不快だなあ、これ見て楽しい人がいるのかなあ、と感じると、やっぱり笑えない。単純にそういうことかも、私にとっては。

 自分を取り巻く世界や人間たちにどうしても馴染めない違和感は、じっくり自己と向き合うとたぶん誰にもあるような気がする。そういうものの感覚を持っていると、ああ、人って本当にそれぞれなんだ、と妙に納得できたりする。「人と違う自分」は大事にしたほうがいいんだ。
 
 男とか女とか、当たり前だと感じていた「区分」がそうではないようだと実感した高校の頃からもうずいぶん長い年月が過ぎて、人々の意識は変わってきたように思うけれど、どんな人にとっても生きにくい世の中であることは変わりようがない。
 乗り越えるものがない時代なんてくるわけないし、壁があるからこそ乗り越えたあとの達成感に意味があるんだけれど、それはきっともっと単純な障害で、わかりやすく言葉にできる壁なのかもしれない。自分の力なんかで破れない世間の壁は偏見という名で根強くある。
 闘って意見を交わすことで意味のある話題も山ほどある。そうではなく、自分と異なるものや意識や趣味嗜好を、どうしても拭えない違和感があったとしても「それもあるだろう」と一旦受け入れて相手に対峙できる人に、ずっとなりたかったし、出会いたかった。なかなか難しいと打ち明けつつ、生涯の課題かも、と思う。
 わかるようで、ちゃんと理解できているかどうか自分に問いたい内容だけれど、ミッツさんの記事がここにある。
 https://dot.asahi.com/wa/2017101300080.html
 賢い人特有の少々の斜めからの表現。
 だけど、この人や乙武氏のような強い人(こうやって括ってしまうのが一面しか見ていない証拠なんだろうけど)じゃない、市井の小さな存在のLGBTの人の眠れない夜はどんなだろう。まだまだ長い時間が解決する問題も多そうだ。それでも、進んでいく空気を他人事ではなく感じていきたい。

 多くの人が、第三者からしたら「くだらね~」というようなコンプレックスを抱えているもんだ。それで眠れない夜だってあるだろう。それでも私などは長く生きてきて、「眠れないほどの」と形容できるようなコンプレックスはどこかに行ってしまったようだ。乗り越えたのではなく、鈍感になったのだとわかるから、それはちょっと悲しいけれど。でも、そんなふうに笑って語れない悩みも続いている。そういう類の悩み事として、この問題も語られるようになったら、世界は少しは生きやすくなるだろうか。

 賢くない人間の常で、論点がずれまくりの文章です、恥ずかしい・・・。


★ よかったね~、香取慎吾くん
 https://s.news.mynavi.jp/news/2017/10/13/357/index.html
 https://s.news.mynavi.jp/news/2017/10/13/321/index.html
 ネットでジャニーズの話題が取り上げられていても肖像権の問題で事務所が許可しないのか、彼らの顔写真はない。
 それはこんな年齢の私にも周知のことだったけれど、今回の退社で3人の画像が普通に見られるのは案外新鮮なもんだ。
 それにしても、慎吾君の表情の柔らかなこと、コメントの生きている感・・・、特別なファンではなくてもニンマリしてしまう。新しい道がたしかに続いていくように、願ってしまうではないか!
 どうせなら、5人で飛び出せばよかったのに・・・とか、事情も知らずに、まだ勝手なことを言ってしまう。許せ!


★ フラワーカンパニーズ 東洋経済「48歳バンドマンの「しぶとすぎる」生き残り術」
 http://toyokeizai.net/articles/amp/191468?display=b
 『東洋経済』の記事、ってところがスゴイ。バンド継続の際の問題を音楽面ではなく経営から取り上げている。大きく言えば、バンド経営?



                               


 メディアがいろいろ選挙結果を予想している。
 だけど、関心は、投票率がどのくらいにいくのか、だ。
 棄権する人たちがもしも・・・とそこに興味が行く。
 若いころのワタシにはもう忠告はできないけれど、今するとしたら、やっぱり「棄権はするな」と言うだろうな。


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4 コメント

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ほもおだほもおさん、好きでした (しずこ)
2017-10-18 06:28:43
とんねるずの復活コントキャラ「保毛男田保毛男」さん、批判されてるんですね。(まあ新聞などで記事は読みましたが。)

私は若い頃はお笑い好き、とんねるずも好きで、保毛男田保毛男さんは、一番ぐらいに好きなキャラでした。"きっと、こんな人が、現実にいるに違いない"と思いながら楽しんでいました。あのキャラは、岸田今日子演じる、「優しいお姉様」とメルヘンチックともいえる素敵な家もセットなのが、説得力(現実感)だと思うんです。だから、保毛男ちゃん1人だと貧相に思えちゃうのかな...というか、時代の流れなんですね、きっと...
(LGBTご本人の)ミッツさんが、保毛男田さん擁護派で、私と一緒だなあ、とちょっと嬉しくなりました。この件での、色々な人のお話が聞けて嬉しかったです。ありがとうございました。
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Tom Petty One (ハチの針)
2017-10-18 10:21:26
かけらさん、おはようございます。

最近、よくアジカンの『Wonder Future』を聴きます。
このアルバムがレコーディングされたという、LAのフー・ファイターズのプライベートスタジオでは、後藤君が使用したマイクは、それを最初に使った人にちなんで「Tom Petty One」と呼ばれていたそうです。

今月の初め、トム・ペティの訃報を聞きました。
彼は、前々回お話ししたボブ・ディランの30周年コンサートで、「My Back Pages」をつないで歌った6人のうちの1人です。

若い頃、「American Girl」という曲をよく聴きました。
手の届かないものがあって、乗り越えられない夜があって、それでもトム・ペティは「オールライト」と歌うんだった・・・。
後藤君の歌声を聴きながら、聞こえるはずのないその人の息づかいに耳を澄ましてみることがあります。

こんな久しぶりに晴れた朝には、「朝からロック」もいいものですよね。
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現場は? (かけら)
2017-10-19 10:54:34
しずこさん

おはようございます(寒いです)。

コメントありがとうございます。
私自身は昔も今回も見ていないので、そういう人間がどうかな・・・とも思ったんですけど。
ただ、上層部が今回の騒動で結局謝罪したけれど、現場の人たちはどうだったのかなとは、今思っています。
メディアの人間だから時代の空気は敏感に察知しているはずだし、そのあたりは予想しつつあえて流したのかな、とか。だから言いたいこともあったのに、現場を知らない上層部が頭下げちゃった?
こういうことでとりあえず騒ぎをおさめてしまうという風潮はどうなの?と。なんだか本筋からはそれたことが気になってしまいました。
なんでもそうだけれど、特にテレビは影響力も大きいから(昔ほどではない?)、視聴者の興味や悩みにどれくらい配慮・反応できるのか、難しいなあと感じてしまいます。

こちらこそ、軸がぶれまくりの文章にコメントくださって、ありがとうございました。
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朝からロック (かけら)
2017-10-19 11:31:27
ハチの針さん

晴れた日の朝からロック・・・いいですね~。
でも今日はもう冷たい雨です。
出がけの車内では、なぜかデビッド・ボウイでした。亡くなってからのほうが、あの声に惹かれます。それほど興味があったわけではないのに。なんだか、胸の中をわしづかみされて、少し悲しくなる感じ。うまく言えませんが。

アジカンの『Wonder Future』からのトム・ペティまでのハチの針さんの文章の流れ、いいですね~。いつもそういうものを感じてしまいます。
「American Girl」の歌詞を見てきました。英詩を理解するのはなかなか難しいけれど、若い女の子の野心や失望や悲しみは、あの頃の若いJapanese girlだったワタシにもつながるのかな、と。
アジカン後藤君の歌詞にも、若い人たちへの静かなエールがあって(優しさだけじゃなく)、たぶんそういうところに惹かれているのかもしれないなと思い返したりしました。

一日寒そうです。
ありがとうございました!
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