2015.9.10(木)
台風が日本海に抜けて温帯低気圧になったあとの北関東の異常な雨。
帰宅して、映像で鬼怒川の堤防の決壊や各地の被害の様子、ヘリによる救助の経過を見て、呆然と立ち尽くしてしまった。
車や新幹線などでよく通る、なじみのある地名ばかりのせいか、被害の大きさが実感できる。
知り合いも多いし、知り合いの実家があったりする地域。
みなさんのところはいかがですか。
まだまだ安心はできない状況のようです。
安全なところにいられるのなら、むやみに動かないほうが賢明だそうです。
映像では、水位の上がっている阿賀野川の土手を、高齢の女性が1人杖をついてゆっくりと歩いていた。
私の母のようすを気にして相方が電話したところ(東京23区)、、
「2、3日出かけられなくて、なんだかうずうずしているようだったよ。近くの川の様子でも見に行きたそうだったからきつく止めておいた」
とのこと。
川と言っても玉川上水が暗渠になっているところで一部が見えるだけの安全なところなんだけれど。でも、昔ならそんなことは言わなかったから、やっぱり高齢になると少し突拍子もないことを考えたりするのかもしれない、と思ったりした。
あの阿賀野川の女性もそんなふうに外に出たのだろうか。なんだか、とても気になる。
こんなときに、自民党の石破氏(地方創生大臣では?)が「派閥をなんたらかんたら・・・」と記者に答えているのをニュースで見た。
安倍の無投票での自民党総裁再選が決まったあとで、ましてやこんな大きな災害がまさに起こっているときに、なんて間抜けな人なんだ?と、憤る気にもなれずに「呆れて」気が抜けてしまった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150909/k10010223091000.html
★スピッツの「タンポポ」
スピッツ・ゴースカの「ライブで聴きたい3曲」で、「タンポポ」に投票した54人の同志のみなさん!
可能性は限りなく低そうですが、いつか生で聴けたら・・・という小さな望みだけ心のすみっこに置いておきましょう。
(ちなみに、1stアルバム「スピッツ」に収録されています)
今の草野正宗は絶対に書かないだろうと思われる言葉の「幼さ」がよくて、はまってしまうとなかなか抜け出せない世界。
http://j-lyric.net/artist/a000603/l002737.html
歌詞は、どれを取り出しても光っている。彼らしくわかりやすい単語にのせて、若いが故の陰鬱さや行き止まり感を浮かび上がらせる。
「生ごみ」の上の黄ばんだ太陽や、「真っ赤なセロファン」越しに見る庭や、しゃがみこんで泣いている「心」・・・、これだけで1つの世界がつくられて、そして虚しい。
ゆっくりとした3拍子はなんともけだるく、ぼやけた感じで最後まで続く。
そのただただ続く感じが、たぶんあの頃の彼らだからこそのアレンジのような気がする。
54人の同志のみなさん。
夜明けまで、「タンポポ」について語り合いたいくらいです!
追記
今、HMさんからのメッセージで、「ココ」に恥ずかしくもすでに書いていることが判明。
すっかり忘れていました(-_-;)。
ちょっと読み返す気になれないのですが、今日の文章と矛盾していないといいなあ・・・。不安。
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