隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ステキな声と声のマッチング~デュエット曲で漫遊!

2021年08月23日 23時20分16秒 | スピッツ

2021.08.22
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 番組冒頭で・・・、「この時期、大変な方もそうでもないという方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」と。
 しばらくはこのメッセージが続くんだろうな。

 今日は、【デュエットのナンバーで漫遊記】。
 歌謡曲の世界では、「銀座の恋の物語」とか「二人のアイランド」とか「カラオケの定番曲みたいなのが多い」。う~ん、たしかに。
 [MV] ふたりの愛ランド / 石川優子とチャゲ

 草野「ロック寄り・・・というと少ないのかなあと思いますが、草野のプレイリストからロック寄りのいい感じのデュエット曲をセレクトしておおくりします」


 オンエア曲
 01 ウサギのバイク(スピッツ)
 02 打ち上げ花火(DAOKO × 米津玄師)
 03 Suncrush(18 Wheeler)
 04 テレパシー(Czecho No Republic)
 05 To the End(La Comedie)(ft.Françoise Hardy / Blur)
 06 臨時ダイヤ(橋本絵莉子波多野裕文)
 07 Dirty Love(Ke$ha Feat. Iggy Pop)
 08 皆笑った(Pizzicato Five)
 09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツの「ウサギのバイク」(1991年、2ndアルバム『名前をつけてやる』)。

 スピッツは「ゲストシンガーを招いての曲はあるんですが、ちゃんとしたデュエット曲はない」。
 これは、「スピッツで初めてゲストシンガーをお招きした曲」。
 (初期の名曲。スピッツって、これでいいんだよね~と、生意気に当時確信しました)
 広谷順子さんのすてきなコーラス。
 草野「広谷さんは去年亡くなられていて、改めてステキな歌声をありがとうございました、と申し上げたいです」
 (広谷順子さんのアルバム『その愛に』には、懐かしい風景やせつない思いが溢れていて、あの魅力的な声がそれを倍増させてくれます。声がよいだけではなく、深いのです。うまく言えないけれど)

 最初の曲は、「17年の大ヒット曲」、DAOKO×米津玄師による「打ち上げ花火」(2017年、デュエットシングル)。
 「つかみはメジャーな曲から。旬な二人のデュエットナンバー」と。
 草野「曲もキャッチーですばらしいんですけど、声のマッチングがいいですよね。夏の終わりに聴きたくなる曲」
 米津玄師さんのすばらしさは草野くん自身が何度も言及しているが、「DAOKOさんもすごくて、デビューしたばかりのころたまたまラジオで聴いて、すぐに音源を買いました。独特の尖がった世界を持ちつつ、仕事がきちっとしているイメージ」

 そして次は、洋楽で、18 Wheelerによる「Suncrush」(1994年、デビューアルバム『Twin Action』)。
 18 Wheelerはスコットランドのバンドで、90年代にクリエーションレーベルから音源リリース。
 当時「クリエーションの歌姫」と呼ばれていたIDHAさんを招いてのデュエット曲。
 「ジャケットがかわいい」(たしかにオシャレ)
 

 今日は「男性・女性のそれぞれのソロパートがあるような曲」を選んだそうで(歌謡曲で言えば、「別れても好きな人」とか)、「スピッツにもそういう曲、あるといいんですけど」。
 (「Suncrush」はサウンドが快適で軽くて、爽やか系?)

 次は、Czecho No Republicで「テレパシー」(2018年、7thアルバム『旅に出る準備』)。
 スピッツ仕切りのイベントやレコーディングで「何かとつながりのあるバンド」。
 「ベースボーカルの武井くんの少年のような声とタカハシマイさんのそよ風の妖精のような歌声のマッチング」がすばらしい、と。
 (巣ごもり中、彼らが配信してくれた動画で二人のプライベートルーム?からの歌声を、本当に楽しく聴いていました。去年? 癒されたなあ。彼女の声は大好きです)
 草野「(彼らのことを)たとえ顔見知りじゃなくても、オレ、聴いてたと思います」
 最近立ち上げた「シューゲイザーなユニット、Living Ritaもすばらしい」。
Living Rita「UTOPIA vol.0」

 (こんな曲も作ってしまうんだ~とちょっと感動しました。生配信、聴けなかったのですが)


 メッセージコーナー。
 古希を迎えたお父上がバンド活動を楽しんでいるそうで(ステキ!)、それに対しては草野くんも「見習いたい! オレも勇気づけられるようなメッセージでした」と。


 次の曲は、ft.Françoise Hardy / Blurで「To the End(La Comedie)」(1995年、シングル「Country House」のカップリング)。
 イギリスのバンドBlurと、フレンチポップスを代表するシンガーFrançoise Hardy!!
 BlurのデーモンさんがメインのバージョンとHardyさんがメインのバージョンがあるが、「今日はオレがアルディさんのファンだから、ということで、Françoise Hardyメインのほうで」。
 Blurの曲なんだけれどBlur色は薄くて、「Françoise Hardyの世界にお邪魔している感じ」と。
 草野「スピッツで言えば、八代亜紀さんをお招きしたら、結局八代亜紀さんに飲み込まれてしまった・・・みたいな感じかな?」
 (Françoise Hardyの声は本当にいつ聴いても心にしみわたる。デーモンとの声のコラボ、悪くないですね~)


 メッセージコーナー。

 オバケが大の苦手のリスナーさん。
 オバケソングの特集(ココ)で草野くんが話していたアニメ『空飛ぶゆうれい船』の中で歌われていた「ボアジュース」を思い出してしまうとか。
ボアジュースのうた BOA Juice Full

 (ボアジュースは美味しいんだけど、じつは幽霊が作っている毒入りジュースらしい・・・。)


 そして、割り箸問題!
 「いりません」と告げる前に入れられてしまって、置き場がないくらいに割り箸が増えてしまったリスナーさん。
 草野「オレもたまる。捨てれらないしさ~」
 そうそう、いましたよね、昔。姫路城とか割り箸で作っちゃう人。
 キャンプで火をおこすときに使う? 「(減らすための)なかなかいい案、ないね~」
 つまようじは、レンジで温泉卵を作るときに活用している草野くん(どこまで女子力が高いんだ?)
 草野「(割り箸は)そのうち使うことがあると信じて溜めておくしかないなあ」(笑)


 そして、次の曲は、橋本絵莉子波多野裕文で「臨時ダイヤ」(2017年、デビューアルバム『橋本絵莉子波多野裕文』)。
 元チャットモンチーのえっちゃんと、People In The Boxの波多野裕文さんのコラボ曲。
 草野「この二人が組んだってきいたときは、きたー!って思いましたね。絶対にいい作品になると。想像以上だったですね」
 このアルバムは「超いいアルバムなので、ぜひ」と。
 もともとは彼女が自分が歌う曲を波多野さんに依頼したということで、彼女が歌う曲がメイン。でもこの曲だけデュエット曲になっている。
 (下の「飛翔」がすごく好き。これを聴けば、ほかの収録曲も聴きたくなるってもんです)
 橋本絵莉子波多野裕文 『飛翔』(Lyric Video)

 曲終わりに。
 さっきの割り箸の話題・・・。
 草野「どうしても疲れているとき、食器とか洗いたくないとき、紙皿と割り箸をぜいたくに使うっていうのはどうでしょうか」
 (涙が出るほど、「やさしい人」です。曲をまたいでも、こだわって回答を伝えてくれる・・・)(笑)


 最後は、Ke$ha Feat. Iggy Popで「Dirty Love」(2012年、2ndアルバム『Warrior』)。
 このケシャさんのアルバム、「ぶっ飛んでて、当時よく聴いていました」と。「レディガガをロックっぽくした感じかな?」
 草野「はっちゃけたケシャさんの歌声と、凄みのあるパンクロックのゴッドファーザー、Iggy Popさんのマッチングはすごい楽しいことになっています」
 (突き抜けるようなケシャの声とチョイ渋めのイギーポップの声が気持ちいいですね。)

 
 特集の最後に。

 「今日はあえてかけなかったけれど」、椎名林檎さんとのデュエット曲もあります(かけなかったのは、やはり天邪鬼??)
 彼女の世界を邪魔しないように・・・とレコーディングしたそうですが、「あれって、マッチング的にはどうだったんですか?」。
 (いつもよりずっと色っぽい草野マサムネが見え隠れして、ファンはドキドキしましたよ)
 自分の声って客観的には聴けないから、「外部の意見を取り入れて(デュエットのマッチングとか)考えればいいのかもしれないですね」。
 「ヘチマの花」とか「ハートが帰らない」とか・・・、また聴いてみよう。
 そうだ、KREVAとの「来ればいいのに」、平井堅さんとの「わかれうた」、印象的なのは吉井和哉ソロライブでの「大都会」とか・・・。
 男性とのコラボもいいですよね。
 くればいいのにfeat.草野マサムネ from SPITZ


 そして、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 (「さらばユニヴァース」のイントロで。『ハヤブサ』、聴きたくなってきたぞ)
 今日は、Pizzicato Fiveで「皆笑った」(1987年、1stアルバム『Couples』)。
 草野「Pizzicato Fiveの1stアルバム、メチャメチャはまって聴いていました」
 その後、2ndアルバムは田島貴男さん、それ以降は野宮真貴さんがボーカルになるが、この1stアルバムの「佐々木麻美子さんのボーカルが不安定な感じで、それがせつなくてキュンキュンします」。
 草野「小西(康陽)さんの『普通の男の人~』という感じの声との組み合わせがリアルな恋人同士みたいですてきです」
 草野くんは会社勤めの経験がないので、社内恋愛を妄想して聴いているらしい(笑)。
 曲終わりで、男性ボーカルは「高浪慶太郎さんかも」ということです。


 そして来週は、「『ミュージック・ライフ』の表紙だったけど・・・なアーティストで漫遊記」。
 古い音楽雑誌を読むのが大好きな草野くん。
 そこで、「当時は『ミュージック・ライフ』の表紙を飾ったりして期待大だったけど、今はちょっとマニアックな存在なんじゃないの?」というミュージシャンの特集!
 ロック大陸らしいテーマで、これも楽しみです。

 そして・・・、「草野さん、夕焼けを見ていたら涙が止まらなくなりました」


                              


 夏も終わりに近づく。
 私の夏!と呼べる時は短かったけれど、それでも私なりの思い出をしまいこむ。
 何もなかった!では悔しいから? いや悲しいから・・・。
 来年、再来年、5年後、10年後・・・、生きていたら。
 そのときにちゃんと思い出せる夏を、きちんとしまいこむ。  


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