家事塾ブログ~家のコトは生きるコト~

家事塾代表・辰巳渚の、講座日誌や家事エッセイ、お知らせなどを掲載します。

全国一斉・福井と大分で開催しました

2011年03月31日 | ニュース
全国一斉お手伝い塾、今日は福井と大分です。
写真は福井会場です。

福井では、新聞やテレビの取材も来てくれて、
講師の松本さんも緊張しながら、とても楽しく開催できたようです。
夕方のニュースで流れたそうなので、見てくれた人もいるでしょうか。

松本さんは、「行動計画表では子供達が積極的に仕事を話していたので、嬉しかったです。
帰るときにも楽しかった!と話してもらえてほっとしました」と感想をメールしてくれました。

大分の浦松さんも、6組の親子といっしょに、充実した時間を持てたようですね。
就学前のお子さんが多かったとのことですが、
「埃がとれて楽しい!僕もはたきが欲しい。」
「使った雑巾を見てみたら黒くなっていた!汚れがいっぱい取れたよ!」
そんな子どもたちの言葉が、とても嬉しかったと、ほんとうに嬉しそうなメールをいただきました。

もっと伝え足りない、という気持ちになった、と言っていましたが、
1回きりではなく、続けていくことで、どんどん伝えていけます。
そして、伝えていけばいくほど、伝えたいことは増えていきます。

そして、伝える言葉がたしかなものになっていきます。
たくさんのつながりを作っていきたいですね。


桑名で「お手伝い塾」を開催しました

2011年03月30日 | ニュース
「全国一斉お手伝い塾」の茅ケ崎以外で開催される場所の第一弾、桑名会場が開催されました。

家事セラピスト服部さんが講師です。
送ってくれた写真を掲載しますね。

小5の男子は、「ちょっとこの年になると恥ずかしい」オーラを出していたそうですが、
会場の管理者である男性がいっしょにぞうきんがけをしたら、喜んで参加してくれたそうです。

こういうのも、いいですよね!



転んで尻もちをつきました……(涙)

2011年03月30日 | ニュース
いきなりの私事ですが、転んで尻もちをつきました。
勝手口の横にある物入れから、物を出そうとしたとき。
足元にある重い段ボールを動かす手間を惜しんで、身を乗り出して物入れに手をつっこんだら、
身体がくるっと半回転まわって、そのまま勝手口のたたきに尻もちを。

当然、たたきは低く、段ボールをよけていた足は高く、
しばらく息が詰まって動けないありさまでした。

それは、地震の翌日。
天災では無事でも、ずぼらで痛い目にあうなんて……、とがっくりしつつ
すぐ直るだろうと思っていました。

ところが、それから2週間すぎても、まだ熱を持って痛い。
20リットルの灯油容器を車から下ろすのも、
20キロを超えた体重の娘がリビングで寝たのを、2階まで抱いて運ぶのも、
尾骶骨がずきずきして、とてもつらい。

これって、ヒビでしょうか。

ほんとうに、小さな手間を惜しむと、大きなツケがやってくる。
仕事でも暮らしでも、1年に1度くらいそういうツケを味わって、
「ずぼらは、いかん!」と自分をたしなめる薬となっています。

全国一斉お手伝い塾がスタート!

2011年03月29日 | ニュース
先週の土日に、茅ケ崎にて開催した「お手伝い塾in茅ヶ崎館」を皮切りに、
家事塾主宰のイベント「全国一斉お手伝い塾」が始まりました。

各地の家事セラピストは、地元でもいろいろ活動している方が多く、
メディアにも取り上げていただいています。
その第一号をご報告しますね。

徳島の山田さん。いま2級取得中ではありますが、すでに子ども相手の多くの活動をしている方なので、
今回、お手伝い塾の講師としてお願いしました。
写真のように、徳島新聞で、大きく取り上げられています。
ぜひ読んでみてくださいね。


宮崎のルーデリーさんに会いに行きました

2011年03月26日 | ニュース
このブログで、以前ご紹介した宮崎のカレー屋さんルーデリーさんに、また行ってきました。

新築家事セラピーを受けていただいた新しい家が、とうとう完成!
もうすぐ引っ越しです。
その前に新しい家を見せてもらったのでした。

お店のドアをはじめ、各所にお二人のこだわりが感じられる明るくて素敵な家です。

ご主人のお気に入りの、ビールを飲みながら夕日が眺められる屋上が、羨ましかった辰巳でした。

小学校の卒業式がありました

2011年03月18日 | ニュース
私事ですが、今日は息子の小学校卒業式でした。

ちょうど停電の時間とも重なるなか、4年生以下は休校での開催でしたが、
この日を迎えられる幸せを思いました。
そして、報道で見る、被災地の卒業式を思いました。
それでも子どもの卒業式に参列できる親御さんの幸せと、参列できない親御さんも多いことを
思って、自分の子どものことだけでなく、すべての子どもたちが
あたりまえの日々を過ごせる日が早くくることを願いました。

まだ幼児のようだった1年生のころの息子と、目の前の、青年の気配をただよわせた息子とを
比べながら、この子たちが生きる社会を作るのは私たちなのだ、と改めて思います。

明日は娘の卒園式です。
こうして、子どもたちはすくすくと育っていくんですね。

事態はまだ収束していませんし、私のようにタフを自任している人間でさえ、
夜にはなにやらぐったり疲れて眠りにつく毎日ですが、
来週には普通の生活を普通に送れるようになっていますように。


家事塾からのメッセージ

2011年03月17日 | ニュース
しばらくブログのほうはお休みしていてごめんなさい。

今朝、家事塾のメルマガ会員向けに、メッセージを送りました。
どうしても、この時期にみなさんにお話ししたくて送ったメルマガ臨時号でしたが、
すぐにたくさんの返信をいただいて、とても嬉しく、こちらも励まされました。

原子力学会の放射線量に関するリリースがわかりやすいよ、と
教えてくれたメールもありました。

メルマガでつながっていない皆さんにも、メッセージをお伝えしたくて、
ここに掲載しなおしますね。

今朝からも、ずっと同じようなことを考えつづけています。

私は、今朝、ベッドルームの大洗濯大会とリビングルームのていねい掃除をやって、
気持ちがすっきり切り替わって、仕事に取りかかかりました。

そしてもちろん、家事塾として、
私たちがすべきこと、私たちしかできないことを、社会的使命感を持って
着実にやっていきたいと思います。


……以下、メルマガ再掲載……

こんにちは。辰巳渚です。

東北関東大震災で被災されたみなさまに、心からお見舞いを申し上げ、
そのほかのみなさまも、ご無事に、そして心穏やかに
日々をお過ごしになっていることをお祈りしております。
家事塾は、スタッフ一同、そして家族も、みな無事に過ごしております。

地震のあとも、計画停電、福島原発の事故と事態が拡大して、
みなさまご心労の多いことと思います。
直接の被害がなかった地域でも、被災地への思いから、
華美なことの自粛の雰囲気が広がっていると聞きます。

日々の戸惑いと不安のなかで、辰巳も個人的には立ちすくみそうになりますが、
一企業人として、このような経験を通して、私たち日本人は
「暮らしと家族(つながり)こそが大切」という根源に
立ち戻ることができるのではないか、と、これから先を見据えています。

家事塾の思想にご賛同いただいていて、このメルマガをお読みになっているみなさま。

どうぞ、日々のことの大切さを思い出してください。
不自由や不安に押しつぶされて、立ちすくんでいるよりも、
日々のことをあたりまえに、しっかりと取り行ってください。
子どもたちにも、日々はあたりまえに過ぎていくのだと感じさせてあげてください。

日々のことをしっかりと取り行う時、人は自然に気持ちがニュートラルになります。
そして、自分を取り戻し、前に向かう力も湧いてきます。
日々のことのために、人とつながるとき、ほんとうに人のありがたさが身にしみます。

大きなことでもなく、情緒に流されるのでもなく、
ふつうに、あたりまえに、人ができることをし、できないことを助けてもらう。
そんな暮らしから、私たちは立ち直り、次の社会を作っていけるのだと思います。

地震、大丈夫でしたか

2011年03月11日 | ニュース
このブログをみてくださっているみなさま、各地にお住まいのことと思います。
今日の地震、ご無事でしたか。
辰巳は、珍しく家にいる日でしたので、学校から帰ってきた息子とともに、すぐに娘を保育園に迎えに行き、
家族で自宅でじっとしています。

茅ケ崎は海岸ですが、辰巳の家のあたりは少々高いところにあることもあり、
津波の心配はないようです。

みなさん、とくに被害の多い地域のお知り合いの状況をご存知でしたら、
ぜひお知らせください。
たいへん心配しています。

雪の駒沢で「すっきり」を考える講座を開きました

2011年03月07日 | ニュース
今日の関東は、たいへんな雪でしたね。
私が、朝8時に車で家を出た時は、「まあみぞれくらいにはなるかな」と思っていたのに、
途中で吹雪状態になり、2時間かかって駒沢についたときには、「今日は車では帰れないかも」と
思うくらいの積もり方でした。

そんな雪の中、5名の欠席があっただけで、11名の方にご参加いただいて、今日の講座が開催できました。
川崎や千葉から来てくださった方、ありがとうございました。

今日の講座のあとは、すぐに相談をすることがあって、来てくださった方と終わった後に
ゆっくりお話することができなくて、ごめんなさい。
みなさん、無事に帰れましたか?

でも、出会いは1回きりじゃないですものね。
この駒沢では、年会員式にして、何度もお顔を合わせて、いろいろ話を深めていきたいと
思っています。

無事に雪もやんで、安心して帰宅したら、茅ケ崎ではほとんど雪は降らなかったようです。
茅ケ崎って、ほんとうに住みやすいんですよ~。

家出塾を開催しました

2011年03月06日 | ニュース
5日6日の週末、家出塾in茅ヶ崎館を開催しました。
13人、女子9人男子4人、小学6年生11人、中1と中2という構成でした。

毎日小学生新聞を読んでくれている方がたくさん集まったためか、
みなさんかしこくて、すばらしい参加者たちでした。
いまごろ、家についている人もいるでしょうか。
お疲れさまでした~。

いろいろ考えたこと、感じたことがあるかと思います。
親御さんのなかには、戻ってきたらがらりと変わっていることを期待されている方もおいででしたが、
そんな、人は1日で変わるほど簡単な存在ではありません。
「なんのための家出塾参加?」と言いたくなることもあるかもしれません。

でも、経験したことは、必ず身体と心に根をはります。
親子ともに、その根がゆっくりじっくり広がるのを待つのも、たいせつです。

それから!
家出計画を立ててくれたときに、勉強計画になっていたみなさん!
勉強はもちろん大切です。
私は、難関といわれる国立大学を出ていることが、フリーで働いているときに
たしかに役に立った、という実感は持っています。
勉強すべき時に真剣に取り組めるのは、強い力です。

でも、家出塾では、何を伝えたかったのでしょうか。

一人前とは
①身の回りのことが自分でできる
②自分で働いて食べていける
③人とよい関係が築ける
だと思います。

勉強で②がたとえ完璧に保証されたとしても、人として幸せに生きる、
私として生まれたたしかさ、私にしかできないことがあるという充実感は、
勉強しているだけでは見つからないかもしれません。

家出塾の今日をスタートとして、
勉強だけしていればよかった子どもの日々と、少しさよならしてみてください。
「なんための勉強」を親が示してくれた日々にもさよならして、
自分がなぜ勉強するのか、勉強した先には具体的にどのような日々の生活があるのか、を
考えてみてください。