家事塾ブログ~家のコトは生きるコト~

家事塾代表・辰巳渚の、講座日誌や家事エッセイ、お知らせなどを掲載します。

香川の新築家事セラピー2回目に行っていました

2011年01月31日 | 活動報告-基本事業
日曜日は、香川県に行っていました。
このブログでも紹介した新築家事セラピーの2回目です。

飛行機が香川空港に着陸しようとして、また上昇していったときには、
「このままどこにいくの?」と不安になりましたが、無事、再トライで着陸。
香川は雪交じりの寒風吹きすさんでおりました。

Sさんの家は、プランがほぼ固まってきて、
そのプランをみんなで眺めながら、じっさいにどんな暮らしをするのかを話しあいました。

朝起きて、家を出ていくときはどんなふうに動くの?という話で、
ご主人がカバンを持たない話になり、
「じゃあ、財布は?」から、財布とカギを持って出ていく話になり、
その財布とカギを帰ってきたときにどこに置くかという話になり、
ご主人にとっては、「カギと財布を別のところに置くのは考えられない」という話になりました。

カギ、財布、携帯、タバコが4点セットで、このセットが分かれることはないそうです。

それで、その4点セットは、まとめておきたい。
であれば、家でいつもいる場所のそばだ。
そこはどこ? 食卓のこの椅子がご主人の定位置だ。
じゃあ、その横? 食卓に引き出しをつける?
いや、そもそも帰ってきたらすぐ風呂に入りたいのだけど、引き出しに入れる手間は大丈夫?
……そんなふうに、話がどんどん広がっていきます。

おもしろいですね。
たかがカギですが、そのことひとつ考えることで、
その家でどのように暮らすかがありありと浮かんできます。

はたきの進捗状況について

2011年01月29日 | ニュース
家事塾のはたき。
このブログでも、はたきの道具としてのすばらしさを再三、書いてきて、
kaji*monoとしても発売し、
楽しみに予約いただいた方もたくさんいらっしゃいます。

予約いただいたまま、なかなかおとどけできていないので、
ちょっとここで事情を説明しますね。

じつは、木部(持ち手の部分)は、かなり前に「これでいこう」といういい形ができているのですが、
布部分が難航しているのです。

はたきのよさを最大限に生かす布を探して、1年以上。
軽やかに使うためには、重さのバランスも大事です。
そのためにはカット部分を縫うのではなく熱でカットする技法がよい、との結論になって、
そのカットができ、色も布の特徴も家事塾のはたきにふさわしい布をようやく見つけたと思って、
制作のコラボレさんと「ようやくだね!」と大喜びしたのが、昨年秋でした。

ところが、スタッフの家でテストとして使っていたら、
思いがけず早くほつれがくることが判明。
じっさいに使ってみると、以外に試験段階とは違うことがわかってくるのです。

それで、「これでは、商品としてお手元に届けるのは申し訳ない」と、再度、布の加工を考えたり、
新しい布を探して、2011年に突入してしまいました。

制作のコラボレさんは、もともと家具屋さんで、木の専門家としてすばらしい方です。
ふだんとは違う使い方をする布を、全国から探していただいていて、
私たち家事塾としても、その熱意に頭が下がります。

もう少しで、長く手元においても安心して使え、愛着が出てくるはたきがお届けできます。
自信をもって販売するために、もう少し、お待ちくださいね。
ごめんなさい。

私事ですが、歯痛をようやく治療しました(喜)

2011年01月26日 | ニュース
今日の午前中、歯医者さんに行ってきました。あまりに嬉しくてご報告。

思い返せば、昨年の2月。突然の奥歯の痛みに襲われ、
どうしても歯医者に行く余裕がなくて、頭痛薬を1週間飲んでごまかしたのがはじまりでした。

この1年、なんとかかんとか頭痛薬でごまかしつつ、過ごしてきたら、
暮れの26日に激痛が……。
一晩眠れずにじたばたし、翌朝、すぐにかかりつけの歯医者に電話しました。
年内はいっぱいだという歯医者に頼み込んでみてもらい、
「ああ、これは痛いですねえ」と同情されつつ、仮の治療と強力な鎮痛剤。
お正月は無事に過ごして、新年に神経をとる治療を受けたのでした。

1年ほったらかしの罰で、なかなか痛みはひかず、
でも! 今日の治療はもうまったく痛くなかった!
ようやく右側の歯で物が食べられる!
祝、歯が痛くない日々!

おそらく、ここまで読んでくれたみなさんは、「早く歯医者に行け!」と突っ込んでおられることでしょう。
私もそのとおりだと思います。
ごまかしてしまえる頭痛薬を持っていた(頭痛持ちなので、医者からよく効くのを処方されているのです)のも、ずぼらを助長させた。

しかし、ここから先は素直な気持ちですが、
子ども二人と犬一匹の母親をやっていると、子どもの熱では仕事をキャンセルして医者で2時間待ちもろもろ合計4時間かかった、でもよしとしても、
自分の歯痛のためには医者に行く1時間が惜しいんですよね~。

子育て支援として、病児保育の場を増やそう、という動きもあるようですが、
母親としては病気になったときまで、わが子を一人にさせるのはしのびない。
なんとかして休もう、と考えるものです。
支援してほしいのは、母親の病気かもしれません。
子育て支援のお金はいらないから、子どもの母親であるとの証明があれば最優先で見てくれる医療機関がほしい~。ワガママですが。

1級講座2期生、講座が始まりました

2011年01月25日 | 活動報告-基本事業
新宿にて、1級家事セラピスト養成講座の2期生のクラスがスタートしました。
より実践的に講座の内容をバージョンアップして、
さっそく今日から実技もはいった講座で、みなさん、緊張していましたね~。

でも、こうして2級講座が終わったとたんに、1級で!という意欲のある方が集まってくれて、
ほんとうに嬉しいです。

私は、お尻についている火をなんとかボヤのうちに消し止めなければ……。

住友林業さんの「住まい博」でお話ししてきました

2011年01月23日 | ニュース
久しぶりに少し温かい日曜日でしたね。

今日は幕張メッセで、住友林業さんの「住まい博」が開催されていました。
そこで、捨てる技術の話をしてきました。

たくさんのご応募があったとのこと。
おうけできなかった方、ごめんなさい。

最新の住まいの技術も見せていただき、おもしろかったですよ~。
写真は、新しい柱材を使った家の実例。
CMで、白鵬が鉄砲をしても壊れない、とがんがんたたいていて、ちょっとクスッでした。

時間の使い方

2011年01月21日 | 活動報告-基本事業
今日は、拙宅での辰巳塾の日でした。
雑誌『いきいき』の取材の方も同席して、「時間の使い方」について、2時間じっくりお話ししました。

子育てまっさかりの母親が多かった今回、とにもかくにも「時間がない」。
朝、なかなか動かない子どもを学校に送り出すだけで、1日のエネルギーの50%は使ってしまう。
そんな話もでてきました。

あとは、「いまあの銀行に行けば、10分並べば振り込みができる」と思って銀行にかけつけたのに、
前の人が何件も振り込みをしていて、なかなかあかない。
「ああ、時間が」と焦る。
そんな話も。

そんななかで、「ふだんは子育てで時間に追われているけれど、ぽっかり時間が空いたりすると
なんだか孤独な感じがする」という意見もありました。

時間って不思議ですよね。
追われて追われているようで、そのどれもが、しなければすぐに困る、ということとは限らない。
忙しいときほど、驚くほどの量の仕事がこなせたりもする。
時間は伸び縮みするんですね、ほんとうに。


いつかやりたいこと、いつまでにはやるべきことがたくさんあって、「時間がない」と焦り続けているのが、
人なのかもしれません。
子どもには、「いつか」も「いつまでに」もなくて、「いま」やりたいことしかないから、
親のように焦ったりしたいのかも。

『いきいき』の編集の方が、シニア世代は、年齢ではなく人によってほんとうに違う、という話をしてくれました。
80歳になっても、まだまだやりたいことがたくさんある、と活動している方。
60代でも、身体の不調があって、なにもする気がなくなっていしまう方。

1日単位で見ても、長い目で見ても、時間は人それぞれ、としか言えないのだろう、と納得したのでした。

そろそろ火が……

2011年01月19日 | ニュース
暮れに「お正月になれば休める」と思ってがんばりすぎたせいか、
お正月にゆっくり眠って回復!との目論見がはずれ、燃え尽きてしまってすごしておりました。

この2週間、日々に追われて活動を始めていて、ようやく火がつきはじめたようです。
もろもろ、「辰巳はちゃんと仕事をこなしているのか」と不安に思っているみなさま、
お尻にも火がつきはじめて、そろそろ元の活動状態に戻りつつあるので、ご安心?ください。

今週は、家事セラピスト養成講座が大阪、藤沢、品川とも行われる週です。
来週早々には、新しく1級講座も始まりますね。
今週末には、富山県と幕張メッセでの講演もあります。

そろそろ、4月からの講座の募集も始まります。

みなさま、よろしくお願いしますね!

あけましておめでとうございます

2011年01月05日 | ニュース
みなさま

あけましておめでとうございます。
今年は、家事塾がターボをかける年。どうぞよろしくお願いします!

辰巳の初夢は、ちょっと自分でも「珍しいな」と思う夢でした。
怖いというか不思議な感じで、詳しいことは忘れてしまったんだけど、
たくさん積もった真っ白な雪の上を、誰か(私自身でもある感じ)と二人で歩いていました。
女のひとからは、血がたくさん流れていて、雪のうえに赤い線を引いています。
あと2往復すれば……と考えていたことを覚えています。

怖いと書いたけれど、どちらかというと神聖な感じ・使命感みたいな気持ちが強かったかなあ。

それで、調べてみました。夢占い。ネットで調べたものなので、信頼性はわかりません。
でも、いい内容なので信じることにしました。

血は、やる気やパワー、何かにかける情熱があるしるしだそうです。
体の一部から流れる血の夢は、思いがけないプレゼントや臨時収入の予感。
大量の血の夢は、大きな金運に恵まれることを暗示するとか。

積もった新雪は、新しいことが始まるイメージだとか。
雪道は、迷いやすさや思わぬ危険が待っているとか、足跡を残すことを意味するそうです。

まあ、順風満帆の安定航海というよりは、これからターボをかける家事塾の未来が開けることを
暗示するような内容だったと理解しております。

そうそう、昭和40年生まれは、今年は仕事運、金運がよいみたい。
いいことがいっぱいありますように!