↑2020年10月19日、ほぼ満開のキンモクセイ ↑
↓2021年11月 1日、ほぼ満開のキンモクセイ ↓
↓2021年10月26日、蕾が膨らんでいますが、この年は特別遅かったように思います ↓
↓そして2022年9月26日、昨日のキンモクセイ、蕾が膨らみましたが1輪も確認できず ↓
↓2022年9月27日、ほのかな香りが漂っています ↓ 1輪も確認できませんでしたが例年より早いです;
蕾でもキンモクセイって香るんですねー、知らんかった(´。`)
今日、天気が良かったら咲き始めたかな?
早いもので、もうキンモクセイが咲く頃になりました
こちらは見ての通りの生憎の雨
弔問される方々が大変だから、東京は雨でなくて良かったですね
賛否両論あって当然でしょうが、ワタシもTVの前で手を合わせようと思います
【 形見の指輪が欲しかった 】
うちの母が4年前、74歳で急逝した時
胸で組まれた手の指には沢山の指輪がはめられていました
そんな高価なものは無かったけれど、昔からずっとそうだった
歳をとっても変わらず、ジャラジャラつけていたよね
アクセサリーが好きで指輪は重ね付け、蛇のとか個性的なものを好んでた
父と熟年離婚した後も、母の指の結婚指輪はそのまま
亡くなる4~5年前
子宮癌の手術を受ける時に外さなくてはいけなくて、でも外れなくて、切られた
50年からはめてると、すでにもう身体の1部
切った指輪を淋しそうに見ていたのを思い出します
皺が増え節が太くなった器用な手指、母の指には滑稽でもある彩りを与えた指輪たち
ワタシは母が身に付けていた指輪だから形見に欲しかった
でも、冷たくなった指から、誰も指輪を外す勇気はなかった(無理して指を痛めるのも嫌だし;)
自宅で通夜をした翌朝、火葬場で骨上げのとき
パワフルで元気だった母の骨は真っ白で太く頑丈そうだった
(認知症を患い膵臓癌で亡くなった父の頭蓋骨の裏は黒くなっていて、長い入院で骨粗鬆症の骨は脆かった)
骨壺に入れるのに無理矢理押込んだ感があり胸が痛んだ
全部入って良かった。そう言っていた
ガンガン叩いて入れるんだから驚きましたが、父ちゃん曰く、珍しくない事だと;
立会人が言う、これは棺の釘で・・・と
釘は形を変えずに残ってるのに指輪らしき痕跡は見当たらない
ワタシは、溶けて金属の塊になったとしても、母の指輪が欲しかった
結局、何も聞かれず何も聞かず、お骨となった母を抱いて葬儀会場に向いました
(生家地方は、通夜して翌朝密葬、火葬しお骨にしてから葬儀をするのです)
1週間位した頃
弟がワタシが感じた事と同様な事を言いました
釘は残ってるのに指輪は金属の塊すら無かったよね。。欲しかったよねって。。。
あれから4年以上経った今でも、指輪のことが心にあります(=_=)
偶然に見たネットニュースで一部の市町村での取組みとして知ったのは
残骨灰に含まれる有価金属を自治体が換金し雑収入として予算に繰り入れてるという事
(火葬後の灰には歯のかぶせものや人工関節などで使われた金、銀、パラジウム、プラチナなどの「有価金属」が含まれる)
多い所では年間数千万円にもなるんだとか。。
西日本新聞の記事は コチラ
生家地方の自治体が取り入れてるか否かは未確認ですが
普段の生活の中では知り得ない事だなと思いました
もし取り入れていないとしたら? 母の指輪はどこへ行ったんでしょうかね
遺品整理で見つけた別の指輪、オパールがついたレトロなもの
引っ掛かったりして邪魔になるから好きじゃないって
かつて母の指にはまっていた、ずーっと若かった頃の母の手が思い出されます
今日もありがとうございましたm(_ _)m