
朝日を浴びて、気分もリフレッシュ

朝日に映える手彫り隋道。
ほどなく松ヶ崎に到着。
ヒストリーパークに綺麗なトイレがあったので、朝のお勤め。
海沿いに走りやすい新道が出来ているが、あえて旧道へ


雰囲気のある町並みを走り抜ける。



「おけやき」日蓮上人がここで修行したとか。
新道に合流するとほどなく多田(おだ)の町に到着


第三エイド到着 127.6km 6時半ごろ
残念ながらカップ麺は品切れ
お湯はあるので、おにぎりをカップに入れお茶漬けに。
温かいものを食べたことで力が湧いてくる。
他にも笹団子をぱくぱく
スタッフにお礼を言い「気をつけて~」とのエールを背中に受けスタート。

すぐ隣には佐渡海洋深層水の工場。飲んでみたいな~。

そしてまた長いトンネル。

その長さ1510m

トンネル抜けると佐渡トラ標識

町と町の間には細かなアップダウンが続く。
陽が上りぽかぽかしてきたら、少し眠気がしてきた。
城が浜ビーチのオブジェのような広いベンチにごろ寝。
15分くらいうたた寝したらすっきりした。
再び走れるようになってサクサクと赤泊の町に到着。

参加賞にもなっている、佐渡の地酒、北雪酒造の酒蔵がある。
後で聞いた話だが、ここではいろいろなお酒の試飲が出来るらしい。
前を通った時には、まだ開いてなかったような・・・残念。

前回仮眠を取ったバス停。
前回は辺りは真っ暗だったが、今回はもう燦々としたお天道様がてらしている。

赤泊のフェリー乗り場。

呆れるほど晴れ渡った空。
だんだん暑くなってきた。


民家の裏にあった小さな滝。
小さな虹が架かっている。
帽子やアームカバーに水を掛け涼を求める。



前回は朝焼けの中だった人形達。
今年はお昼近くなっていて、汗が流れ出している。

なが~い塀に囲まれた御殿
なぜかクルーザーが据え置かれている。

佐渡トラ標識を越えると

小木の町に到着
折りしも直江津行きのフェリーが出航するところ。
前回は6時~7時頃到着だったが、今回は12時近く。
6時間近く遅い・・・
いや、遅ければ遅い楽しみもある。

念願のたらい舟に乗船
記念撮影をお願いすると、たらい舟同士で船頭のお姉さんが海の上でスマホをパス
落とさないかとちょっとドキドキしたが、そこはプロ。
「漕いでみますか~?」
と言われるので、せっかくなので小鹿の足でヨロヨロ立ち上がる。
意外と安定している。
説明を聞きながら、櫂を動かすが・・・
「進んでますかね?」
「バックしてますね~(笑)」
なかなか難しい。
約15分の船の旅。500円
お腹も空いてきたので、船着場の売店でめかぶうどんを食べる。
それにしても暑い!!
熱中症になりそう。
寒さ対策は考えてきていたが、暑さ対策は考えてなかった。
トイレで手ぬぐいに水を浸し首に巻く。
これだけでも効果抜群。
小木のレトロな商店街を通り抜ける。
急な上りの道をヒィヒィ言いながら進んでいくと

長閑な田園風景が広がる。



彼岸花の並びが美しい。

千石船の展示館。隙間から覗くだけ。

一旦舗装路から外れ、

階段を下っていく。

宿根木の町に入る。
撮影していると、3人のお姉さまグループに抜かれる。




宿根木の町を出ると、又、急な上り・・・
先ほど抜かれたお姉さま方に追いつく。
「すみませ~ん」と声を掛けられる。
「はい?」
「つかぬ事を伺いますが・・・」と前置きされ
「このコース、後半ただ辛いだけなんですけど、楽しいですか~?」
ん? これは難問だぁ・・・
「正直、辛いだけですね~」
「なんでゴール目指すんですか~?」
をを!マラソン大会の根幹に係わる問題だぁ~
「ん~?義務感かな?」
「あ~なるほど・・・確かに」
「私達も何回もこの大会出てるけど、なんでゴール目指してるか分かんなくなっちゃったので~。」
「ありがとうございます~、がんばってください~」
「は~い、がんばりましょう~」
この方達、後に「セレブ3人組」と呼ばれていることを聞き及んだ。
この方達とは、この後しばらく同じようなペースで進む事となる。

彼岸花に癒されながら

美しい長者ヶ橋に到着。

このコース中でも1,2番を争うであろう雄大なパノラマ

第4エイド深浦展望台 160km 14時頃
ここではミニカップ麺もあったが、小木の町でうどん食べたので、空腹は感じず、
笹団子やカステラをいただく。
セレブ3人組やタイガーマスクの女性ランナー(川の道完走者)とかも続々到着
15分くらい滞在して再スタート。

すぐに佐渡トラ標識。
しかし今は佐渡トラのバイクコースは小木からすぐにショートカットして
北上しているので、この標識は使っていないはず。
そうです、この大会は佐渡トラのバイクコースよりも長いんです。

沢崎鼻灯台の手前を右折
トンネルをくぐると

小佐渡の北海岸に出る。
対岸の大佐渡が見えてきた。
よく見ると、ゴール近くの火力発電所が見える。
残り45kmくらい。
これから後半の難所がはじまる。
前回の記事でも1700m級のトンネルがありました。かなり怖く感じますが、もしこれがなかったら「山登り」が待っているんですよね(-_-;)
試飲が出来なかったのは残念ですが、ほとんど寝ないで120㎞くらい走っている最中にアルコールが入ったら大変なことになりそうです(笑)
たらい舟いいですね。ブログネタ的には一波乱ほしかったです(大笑)
そしてセレブ三人組。「なぜゴールを目指す?」「そこにゴールがあるから」ではだめですかね(;^_^A
たらい船は意外と安定してます。
なぜゴールを目指すか?永遠の課題とさせていただきます。