気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

A Hard Day's

2017年08月28日 09時30分26秒 | ジョグ日記
6時半頃、起床する。

一昨日より数人の友人が箱根駅伝のコースを往復するイベントを開催中なので
その経過をFBでチェックする。

箱根駅伝一筆書きマラニック

ただでさえキツイ往復220kmだけど、加えて殺人的な暑さでかなり過酷なイベントとなっている。
本当は昨日から追っかけようと思っていたんだけど、疲れて寝ちゃったんだよね。


土佐乃国で知り合いになった福岡在住のM尾さんの投稿があり
現在、大磯プリンスの近くとのこと。
う~ん、この後予定もあるしどうしようかな?と思ったが、
ここで行っとかないとしばらく会う機会は無いな~と車に乗って出動!

新湘南バイパスを使い、渋滞も無くサクサク平塚へ
134号線を気持ちゆっくり流していると

イター!!

反対の歩道を歩くM尾さんを発見!!
次の信号で路地へ入りUターン

M尾さんの姿が近づいてくる・・・をを、走っとる!

追いついた~、と声を掛けようかと思ったら、そのまま元気良く歩道橋を駆け上がっていく。
歩道橋を降りたところで「M尾さ~ん!!」と声を掛ける。
向こうも気が付いて手を振ってくれる。

一つ先の路地へ入り、ちょっと車を止めさせてもらう。

路地入り口でM尾さんを待つ



ここまで130km以上走って来たはずだが、まだまだ元気だ!



とりあえず、手近にあったOS-1ジェルを差し入れ。
この先暑くなりそうなんで気を付けて~!と送り出す。

帰りもサクサク進み帰宅。

ほっとする間もなく、再び家を出る。

電車で2駅、鎌倉へ
休日の観光地は人が多い・・・
江ノ電で3駅、長谷駅で下車
稲村方面へ20分歩き



「鎌プー」こと鎌倉海浜公園水泳プールに到着
年に一度の「鎌倉市民スイミングフェスティバル」に出場する為だ。

今回は50m自由形、200m個人メドレー、200mフリーリレー、200mメドレーリレー
に登録。

昼休みのアップで飛び込み練習。最近主流のクラウチングスタイルにしてみる。

最初は200mフリーリレー
楽しく完泳目的チームだったので、変なプレッシャーも無くアンカーを務める。

ここはいつも使っているプールより深いので、泳いでいてもスピード感が感じられず、
掻いても掻いても進んでいる気がしない。
しかも50m長水路なので、ゴールの頃にはバテバテ

すぐにに50m自由形
規模が小さい大会なので、ほぼ仲間内対決。
スタート後、他は遥か先を行き
隣にいた、今回スイムの大会初出場のジム仲間とデッドヒートを演じ
辛くも0.7秒逃げ切り。
結果 38秒09

この後、プールにばら撒かれた番号札を拾う宝探しなどがあり
(何も当たらず・・・)

初の200m個人メドレー
なるべく体力使わないように、バタフライも飛ばさず
バックは天井が無いので真っ直ぐ進めず
平泳ぎへのターンで失敗しながら、クロールでヘトヘト
計測係に聞いたら4分2秒だったが、
正式記録は失格・・・。
う~ん、たぶんバックから平へのターンだとは思うが、何が悪かったのだろう?
失格はしかたないが、4分切れなかったことが悔しい。

最後は皆で楽しくメドレーリレー。
両隣はガチ勢だったので、間で気楽にアンカー。(というかフリーしか出来ない)

楽しくフェスティバルは終了
参加賞やらなんかでアクエリアスが3本貰え、荷物が一気に重くなってる。

皆で長谷駅まで戻って来ると、ホームに見たことある顔発見!。

「箱根駅伝一筆書きマラニック」に出ていた徳島のY北さんがご家族で鎌倉観光中でした。
偶然にびっくりしながらもご挨拶。
「徳島にも来て下さいね」とのこと。将来、必ず行かせていただきます。
しかし、電車1本違えば出会えなかった、偶然って面白い。

17時からスイム仲間で鎌倉の居酒屋で打ち上げ。
ここはここで濃いメンツだ。

20時前に皆と別れ、電車へ。
今からなら間に合うな~。と、東京方面へ

目的地は大井町
が!スイム疲れとアルコールで車内で縛睡
気が付いたら新橋・・・
慌てて降りて、折り返す
品川で乗り換えれば残り一駅だったが、うっかり川崎まで行ってしまい
目の前を大井町駅が通り過ぎていく~。
川崎で再び折り返し。
今度は無事に大井町駅で下りたが、出口を間違え駅前で迷う。
やっと目的地へ。

お風呂の王様 大井町店
ここで「箱根駅伝一筆書きマラニック」の打ち上げをやっている。

お風呂の王様は近所に2件あるが、大井町店は朝までやっていてシステムがちょっと違う。

入館し、レストランへ・・・居た居た・・・
隅の一角で灼熱の箱根路を走って来た猛者共が集っていた。







参加していない私も快く迎え入れてくれて、楽しく過ごす。

地元民の我々にとっては生活道路として見ている1号線や134号線も
他の地域の方々にとっては、特別なものに見えていることが新鮮でした。

そういえば、朝の江ノ電で、たまたま隣に居た、京都から観光に来ていたらしい
女の子2人組みがキャーキャー言いながら
「住所が由比ガ浜ってかっこよくない?」
「でも、うちらのとこでも京極とか写真撮ってる人達とか居るし、実際自分が観光にくるとテンション上がるの分かるわ~」
と騒いでいるのを思い出したよ。

次回への展望などを聞いたりして1時間程で解散。

私はそのままお風呂へ。
日曜ということもあり、湯船は混み混み。
そのまま泊まってもいいかな?とも思ったが、まだ23時前だったので帰ることに。

珍しくかなり呑んでいたので、駅から家まではフラフラ。

なんとか辿り着き、バタンキュ~・・・

忙しかったけど、それぞれが濃密で楽しい1日でした~。
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みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ2017夏

2017年08月25日 10時48分13秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
ちょっと時間が経ってしまったが、今年も行ってまいりました
「みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ」


(SAJのFBより拝借)

やっぱり、みちのく津軽の後、これが有ってワンセットですね。

本日の衣装はみちのく津軽の中泊パルナスで着替えようと思っていたアロハ&パンツ

活躍出来なかったので、ここへ投入。
インナーは参加賞Tシャツだったけど、分からんわな。

気が付いてみれば前回から1年ぶりの澁谷(通過は除く)
たった1年だというのに駅の中も変わり、構内で一瞬迷う。

ほぼ定刻に到着。
前回は1番乗りだったが、今回は皆さん早い到着で席はほぼ埋まっている。

館山代表に挨拶すると、「ほら席はそこそこ」となぜか指定



ゲストの弘前市会議員伏見さんのお隣。

反対の隣は偶然にも大会翌日一緒に田んぼアートを観にいったM田さん。

端っこにはいつもご機嫌なH賀さん。
斜め前に青森から参加のM谷さん
向かいの2方は何度かボランティアしたときにもお世話になったスタッフの方々。

司会はすっかり板に付いたM崎嬢
乾杯の後、しばらく談笑



館山代表から(色々脱線しつつ)来年への展望を発表。

ムムム!! 
噂の500kmは!?
コース変更??
なんと250kmが○○○kmへ
えっ!?名称変更!?

などなど、この場に居た方にしか分からないサプライズがいっぱいでした。

前回と同じく一人一人から、自己紹介と大会への感想&リクエスト
思えば、今回の250kmコースはこの場で生まれたものだ。





伏見さんからのおみやげ
先日まで行われていた、弘前ねぷたの錦絵
普通ではまず手に入らないものだ。家が広ければ欲しい~。



M崎嬢手作りの津軽クイズ。
マニアックすぎて惨敗。

隣のM田さんと大会や田んぼアートの思い出話。

H賀さん&その隣のI田さんからは、今月末(おっと今日だ!!)開催する
謎イベントのお話。

弘前のM田さんとは弘前周辺の大会のお話。

スタッフさんからは、次回や他の大会のお話。

皆さんといろんなお話をさせていただきました。

H賀さんにはある賭けを持ちかけられる・・・
(忘れてますよ~に・・・)

館山代表からは「読ませる文章書くよね~」とお世辞でもうれしい御言葉をいただける。

楽しい中、解散。
ありがとうございました。



さて、ここで、今回の大会を私なりに総括

大会を主催してもらえるだけでありがたいのに、文句を言うなんてと思われる方も
いると思うけど、褒めてばかりでも成長しないので
よりよい大会にしていく為に、一意見として書きたいと思います。

完走率は50%
今回はコンディションの厳しさもあったが、関門の厳しさが原因だろう。
(リタイアした人達はピンピンしてたし・・・(苦笑))

館山代表は最低60%以上は欲しいと言われたが、底辺ランナーの一人として
いい大会と呼ばれるには70%くらいは欲しいです。

そうする為には、制限時間48時間はやはり厳しいと思う。
今回は、我々の「竜飛岬まで行きたい」と言う、怖いもの知らずのリクエストから
少ないスタッフで何とか実現していただいたもの。
正直、スタッフはランナー以上に体力、精神力を使っていたと思います。
(その努力に答えることが出来なかったのは大変申し訳無く思っております。)

なので、ある意味、今回の大会スケジュールはスタッフファーストで作られた物と
いえるでしょう。
(荷物が限られているのでSAJの大会では珍しくエイドで品切れとかもあったし。)
本来ジャーニーランなら、お店に寄ったり、寄り道したりして、旅を楽しむもの。
その余裕が今回は無かった。

又、安全面からも余裕は必要です。
他の人の記事でも、睡魔から蛇行したり、ガードレール、電信柱に追突したといった
記述が多々見られました。
まぁ、この辺りは川の道のエイドで2時間のウエイティングを義務付けているSAJなら
分かっていると思いますが・・・。

今回の宴の私の発表でも言いましたが、
今回も、数多くの地元の皆さんから「どこまでいくの?」「どこから来たの?」と
数多く聞かれました。
すぐには無理かもしれませんが、この先何年も続いていって、知名度も上がり
「おお又来たね~」「去年も居たね~」に代わっていって欲しい。

そして、地元の町内会とかの協力をお願いしてエイドなどを開いていただき
各エイドでは地元の名物とか出してもらえば
津軽の方々との交流もますます深まるのではないでしょうか?

そうすれはSAJスタッフの負担も減り、その分、エイド撤収も延ばせ、関門に反映できると思います。


その為には今後もこの大会の継続が必要ですね。

・・・やっぱり、来年も出なきゃ駄目かぁ・・・(遠い目)
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~翌日~

2017年08月14日 09時06分47秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
「みちのく津軽ジャーニーランを熱く語り合う夕べ2017夏」に
行って来ました。今回も楽しかったぜ~!!
レポは次回で!!


泥のように眠り、すっきり目覚める。
ホテルの朝食をいただく。
あっさりとした津軽の朝食メニューだ。

朝食後は去年に引き続き女将さんに大会の報告

部屋で朝シャワー浴びてからチェックアウト。



駅のコインロッカーに大きな荷物を預ける。



昨年は完成間近だったねぷた、今年はまだ骨組みだけ。



弘前と言えばリンゴ

さて、これからどうするか・・・?

1、レンタチャリでりんご公園&弘前市観光
2、田舎館で田んぼアート&黒石 汁焼きそば

レンタチャリを借りる観光案内所がまだ開いていなかったので
弘南線のホームへ



ホームにジャーニーランのTシャツを着た人が。
声を掛けてみると、やはり昨日走られたランナーさん。
川の道ランナーのM田さん
やはり田んぼアートを観に行かれるとのことで、御一緒させてもらう。



20分くらいで田んぼアート駅到着。



M田さんは昨年も田んぼアートを観に来たそうで、スケジュールはお任せ。
シャトルバスにとっとと乗り込む。



田舎館村役場へ
帰りのバスの時間をチェックして。
チケット買ってエレベーターで展望台へ
3連休終わって平日だというのに意外と混んでいる。
まぁ3連休中だと1時間待ちなんだけどね。



弘前城より立派な田舎館村役場展望台。(苦笑)



今年はヤマタノオロチ伝説





よく見ると細かいところまでよく描いてある。

M田さんが警備員さんに質問している。
よく聞かれるのか、流れるような解説を聞かせてもらう。
刈入れ時にはまた違う景色が観られるらしい。





ここいら一帯では一番高い建物。展望が良い。

私は追加料金を払い天守閣へ登る



田んぼアートは天守閣下の展望台から一番良く見えるよう設計されているので
天守閣からだと細長く見える。



アートの下には使用した各色の稲穂がパレットのように植えてある。
その種類なんと13種



屋台村もある。
田んぼアート観ながら一杯ってのもいいけど、残念ながらまだ開店前。



テレビの取材中?



少し高い分、遠くまで見える。

展望台1階には過去の作品のパネルが飾ってある。



記念すべき第1作 岩木山



モナリザ



かぐや姫伝説。この辺りからぐっとクオリティが上がる。



こうなるともう芸術品



ULTRA SOULの方に捧げる。





下から望む。
たぶんレース中はこのアングルからしか観られなかっただろう。



パレットを間近に。こんなに色が違うもんか。

いい時間だったので再びシャトルバスで第2会場へ戻る。

ここでもチケットを買い展望台に登る





桃太郎伝説
横に長すぎて一枚に収まらない



なぜかダイアナさん



そして裕次郎
こちらはアスファルトアート



遠くに、藤崎のイオン 、ゴールのさくら野百貨店も見えた。

14時の飛行機に乗るというM田さんとはここでお別れ。
田んぼアート駅に戻る。



ドアのボタンを押すが開かず焦る。
一番前のドアから車掌さんが手招きをしてくれる。
乗れた~。



黒石駅到着。



こけしマンホール



カラーもあるよ。





第13CP 松の湯交流館



元銭湯だった建物を交流スペースに改装したもの
入り口が女湯なので入るときにはちょっとドキドキ







古い町並みに心癒される。



裏手にはこんな素敵な公園も。



金平成園という庭園に行ってみる。





こじんまりとした庭園だ。
のんびりしたいが、ちょっと暑い。



町中をうろうろ歩き回って



駅前のすごう食堂へ
ここは小説「津軽百年食堂」のモデルになったお蕎麦屋さんのひとつだそうだ。
映画化もされているらしいので、今度観てみよう。



つゆ焼きそば。
お店で食べるのは初めて。
店にもよって味が違うらしいので、いろいろ食べ比べたい。

駅に戻ったところ、次の電車まで時間がある。
さてどうしようとガイドマップを広げてみる。

少し歩いて



手作りアイスの店「ストキャン」へ
正式名称は須藤冷菓店

昔懐かしいアイスキャンディーいちごをいただき
店員さんとお話する。
今は昼過ぎなのでお客さんは私一人だが、昨日はかなり忙しかったそうだ。
なんとジャーニーランのランナーも何人か寄ったとのこと。
忙しくて、なんの大会か聞けず、分からなかったので気になっていたとのこと。
200k~250kの大会だと教えるとびっくりされていた。
次回、もし辿り着ければ、ここに寄ってみたいなぁ・・・。

ん?・・・次回?出るのか?オレ???



これまた懐かしい硬券に入札鋏を入れてもらう。





弘前へ戻る。
岩木山は今年も頭を見せてくれない。

弘前に着いたら、とことこ歩いてあの場所へ





昨日一緒に走ったK嶋さん。翌日にはもう働いている。スゴイ!!
動いていたら、筋肉痛も治まってきたとか。

誰かいるかと思ったら、さっきまで皆居ましたよ、とのこと
今回、ずっとすれ違い。トホホ・・・
お母様にも再会。応援のお礼を伝える。

とりあえずビール!!と注文すると
ジャーニーランナーズが呑み干してしまって品切れ!?
誰だ~!?そんなに呑んだのは~!

いいも~ん、サイフォンで入れたコーヒーも美味しいも~ん。

ジャーニーランの話や青森の他の大会やイベントの話で盛り上がる。
何年ヶ後には出たい大会も出来た。

再会を誓い、駅へ向かう。

バスで青森空港へ





テイクオフ!



さらば青森!!





無事羽田に到着。
バスで地元へ


今回の大会はほろ苦い結果になってしまったが、
新しい出会いもたくさんあったし、
ジャーニーとしては十分楽しめた。

2回目の弘前、青森だが、まだまだ観たいところもたくさんある。
(鶴の舞橋とか三内丸山遺跡とか・・・)
来年、みちのく津軽ジャーニーランに出るかどうかはまだわからないが
(それほど竜泊ラインはトラウマ・・・)
弘前にはまた来たいと思います。

竜飛岬までの幻だった企画を実現してくださった、館山代表をはじめSAJのスタッフの皆さん、
弘前城RC、あじゃらで遊ぶをはじめ津軽のボランティアの皆さん。
人懐っこく「どこまで行くの~?」と応援してくれた、地元の皆さん
そして、一緒に共走してくれた、ランナーの皆さん。

どうもありがとうございました!!
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その6~

2017年08月12日 13時02分14秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
大会から1ヶ月くらい経ってさすがに記憶があやふやになってきた。


今別のコンビニでリタイア決定。
バス停で寝て、気が付いたら3時過ぎ。
脱いで乾かしていたソックスとシューズも良い感じで乾いている。
ふやけていた足も、戻っている。
確認すると、ふやけて皺になったところに小さいマメが出来ていたけど
大きなマメや皮剥けは出来ていなかった。
最近の虫除けの効果も素晴らしく。蚊が周りをぶんぶん飛び回っている割には
刺されたのは虫除け塗り忘れた時計の裏の部分1箇所だけ。

さて、ここで夜明かししてもいいけど、始発までは時間がある。
とりあえず今別駅に行ってみる。
駅は改装中で中に入れず。横のトイレも古くてちょっと・・・。

時間もあるし、先へ進んでみる事に。
幸い身体は痛みも無く、ピンピンしている。

再びコンビニに入りホットコーヒー購入。
飲みながらコース復帰。

歩道も無く、外灯も少ない細い道だ。
時折、大型トラックが横をかすめていく。
眠気でフラフラしているときだったら、怖かっただろう。



隣町の大川平に着いたころには、空が白み始めている。



山裾には雲が掛かっているが、青空も少し覗いている。
今日は晴れるのかな?



今別のコンビニから5km弱で「道の駅いまべつ」到着。
ここはJR津軽線の津軽二股駅と本州最北の新幹線駅 奥津軽いまべつ駅がある。
北海道新幹線は去年開通したばかりなので、ここの駅舎も新しい。

始発にはまだ時間があるようだ。
駅舎の横に3人、バス停小屋に2人のランナーが寝そべっている。
その中にレジェンドG島さんを見つけ、隣に座りこむ。

実はレジェンドG島さんとは意外な共通点(笑)があり、知り合って間もないのに
親しくさせていただいている。
ここで、いろんな話をさせていただいた。
8月にG島さんが企画している大会の話なんかもいろいろと聞かせていただいた。

中の島辺りから同じようなペースで何度もすれ違ったおじさんコンビもここで
夜明かしをされたらしい。
最近知った事だが、そのうち一方はおっさんランナーズだったとか・・・!?



道の駅の立派な駅舎があるが、駅自体は無人駅。







6時19分始発電車がやってくる。



これを逃すと、次は8時37分まで無い。
G島さんは新幹線で青森まで行こうかと思っていたらしいが
皆で帰るほうがいいということで、同じ電車へ。

竜飛岬辺りでリタイアした人も、結局この電車の始発「三厠駅」で乗る他無く、
車内にはランナーも多い。

チアコスY澤さん&Y川さんコンビ、喫茶DO K嶋さんを見つけ、ボックス席で
感想に花を咲かせる。

次のCP最寄の駅「大平駅」からも何人かのランナーが乗って来る。
中には、川の道ランナーやさくら道ランナーなんかの実力者もいてびっくりする。


と、電車が突然急停車。

なんだろうと思っていると、車掌さんが車内を走り回りだす。
アナウンスで昨日の豪雨のせいで倒木があり、少し遅れるとのこと。
まぁ時間はあるし焦る必要も無いのでのんびりと構える。

車掌さんが何度か車内の往復して「いや~、昨日も止まったんですよ~」
などと教えてくれる。
やはり昨日の雨はこちらでも特殊な気候だったんだな。

しばらくして無事電車は動き出す。

やがて、乗換駅である「蟹田駅」に到着
ここでトラブル第2弾。乗り継ぎの電車が既に出発してしまったとのこと。
次の電車は9時20分まで無い。
なんとJRが青森駅までタクシーで送ってくれるという。
しかし、小さい町なので現在タクシー2台しかないので、青森から呼ぶので
ちょっと待っててねとのこと。
1台に学生さん達が乗り込み、もう一台にはランナー4人が乗り込む。
残り12人のランナーが待合室で思いがけずの交流会が始まる。

実力者のT橋さん、去年のこの大会やオクムで見かけたK村さんやI塚さん
M崎嬢とも再会、あのバイパス分岐路で迷ってタイムオーバーだったとか。

しばらくするとタクシー到着。
分乗すると、すぐにウトウト・・・。

観光では普段来る事のない青森駅西口へ到着。
ねぶだのワラッセとかある東口と違い、通用口のような小さな駅舎だ。



特急料金を支払い、「特急つがる」乗車

早くも懐かしく感じる弘前へ無事帰還。

何人かはタクシーでゴール会場へ

リタイアで体力有り余っている人達は歩いていく。
遠くに見えるさくら野百貨店の看板を目指し
「あっちかな?」「こっちかな?」とトコトコ歩いていく。
基本、こんな大会出る人達は知らない道を歩くのが大好きだ。

やがてゴール地点であるさくらの百貨店に到着。



今回辿り着けなかった場所。
去年よりちょっと奥まった場所にゴールラインはあった。

途中で記録が止まっているチェックシートを提出する。
ドロップバックはまだ帰ってきていないという。
とりあえずクッサイ身体を洗い流したい。
建物内のホテルへ入り、鍵とタオルを受け取る。

大浴場に入り、テーピングを外し、身体を洗い流す。

湯船で懇親会でもお会いしたが、佐渡1周で同室だったMさんと再会。
今回は200kmに出場、残念ながらリタイアしたとのこと。
よく行かれている沖縄の大会のお話を聞かせていただく。

お風呂からあがると、ビール呑み呑み、広間でしばらくゴロ寝

予約しているホテルのチェックインは16時からだし、お腹も空いてきていたので
時間つぶしにコースを逆に歩き出す。
昨日とうって変わって歩いているだけで汗が噴出す。

多くはないが、ぽつりぽつりとランナーが帰ってくる。
エールを送る私の参加賞Tシャツに気が付くと皆笑顔になる。
こんなにころころ変わる、しかも雨や暑さの厳しいコンディションの中
帰ってくるランナー達は強い。

途中にあったラーメン屋に入り、煮干の出汁が効いたラーメンをいただく。
やはり、大会後はラーメンの塩っ気が美味しい。

さらに逆行する。



ここにも応援看板
「ラスト1k HYNGD」 地元のRC ハニーグッドのお仲間でしょうか?



ゴール地点が見える橋に到着
しばらく帰ってくるランナー達にエールを送る。
橋の上で風が通るとはいえ、暑さでじりじり焼かれていく。
もうちょっといたかったんだが、ぼ~っとしてきたんで帰ることに。



今年も大会中はそのお姿を見せてくれなかった岩木山

ホテルに戻ると丁度ドロップバックが帰ってきていた。
一旦、退散し、タクシーでホテルへ

ホテルは昨年と同じ駅横の小さなホテルだ。
玄関をくぐると
「あらあら、こんなに早く来ると思わなかったからエアコン入れてないわ」
といいながら女将さんが出迎えてくれる。

早速、コインランドリーでクッサいウェアを洗濯。
洗濯機が止まるまで、寝落ちしないようにするのが大変。
なんとか時間どおりに回収する。

部屋でベッドにゴロンと横になったら、もう駄目。ダウン・・・


気が付いたら19時頃。

う~ん、ここからゴール地点に戻っても終わってるな~。
夕食買出しに出かける。

昨年と同じく、何食べようか迷っているうちに店が閉まっていく。
居酒屋なら開いているんだが、あんまり酒呑む気にもならん。
結局、閉店間際のデパートの地下に行き、
お勤め品で半額になった寿司やら惣菜やら買い込み
ホテルで乾杯!!。

今晩はいくら寝ても寝過ぎってことは無い
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第2回 みちのく津軽ジャーニーラン250km ~その5~

2017年08月10日 10時12分35秒 | みちのく津軽ジャーニーラン
今回は夜中の出来事なので写真ありません。

いくつかの漁村を抜けて走っていく。
日付の変わるころなので、車の往来は少ない。

油断をすると睡魔が襲ってきて走れなくなる。

このころ同じような場所を走っていたのは
おじさんコンビ、Y澤、Y川コンビ、おばちゃんランナーさん。
走っているときに追いついて、ふらついている時に追い抜かれるという繰り返し。

この辺りではあまり記憶が無く、どれくらいのペースで進んでいたのかは覚えていない。
とにかく、進んでいればなんとかなると思い、淡々と前へと進んでいた。
少し肌寒いのでレインウェアを上だけ着込んでいる。

幸い、5kごとくらいにトイレはあるので助かった。

気が付いたら意外と早く二股の道に来ていた。
追いついてきたランナーさんが「どっち行きます?」と聞いてきた。
そのまま行くほうがやや近道だが、分かれたほうにはトイレがあったので
私はそちらの海沿いの方へ。

そこを過ぎると久しぶりのコンビニ到着
う~ん、ここ寄ったはずだけど、何買ったか覚えていない・・・。
ここでおばちゃんランナーさんに追いつく。

時間が経つのが思ったより早い。
気が付いたら23時近い。
次のCPの関門は23時30分 まだ3~4kmある。

気合を入れて走り出す。

しばらく行くと、風力発電の風車の羽のモニュメントがある。
ここは地図や説明会では特に触れられていないが間違えやすいポイント。
真っ直ぐ行くとバイパスに入り、CPを通り過ぎ直接今別の駅の方へ行ってしまう。
ご丁寧に道路標識でも、直進↑青森 外ヶ浜 左折←浜名
分かりにくい地名表示になっている。
大会前の地図読みで気が付いていたから間違えなかったが、
チェックしてなかったら、ぼぉ~・・・と通り過ぎてしまっただろう。

分岐路に到着した時、バイパスの先にランナーが2人いるのが見えた。
そっちは間違いだと教えたかったが、追いかけていたら自分の関門が危うい。
自分で気が付いてくれる事を願いながら左折する。
しばらく行ったところで、すぐ後ろにいたはずの、おばちゃんランナーさんも
着いて来ていないことに気が付く。あらら・・・。

時計は既に23時は回っている。
とにかく自分は先を急ぐことにする。
結構なペースで飛ばすが、意外とアップダウンもありなかなか到着しない。
何度かお見かけしているパンダ帽を被った女性ランナーさんに追いつく。
「まだですかね~」「もうちょっとのはず」と2人して急ぐ。

スタッフが手を振っているのが見えた!。

第8CP 今別ふれあい文庫 152.3km 23時15分

なんとか関門15分前に到着・・・
しばらく息が整わない。

「関門きびしい~」と思わず愚痴ると
「そんなん皆一緒だよ~」と一言残して徳島キューティーズが入れ替わりに出発。
この人たちはこのまま淡々と完走するんだろうな~、なぜか確信する。
パンダ帽ランナーさんも早々に出発。

スタッフに「分岐路で何人か真っ直ぐ行っちゃいましたよ」と伝えると
「そのようですね、自分で気が付いてくれるしかないですね」
と厳しいようだが、限られたスタッフだし、基本自己責任の世界なのでしょうがない。

しばらくするとおばちゃんランナーさん到着。気が付いてショートカットしてきたとのこと。
Y澤、Y川コンビもギリギリ到着。
エイドはもう撤収準備に入っていてせわしない。
それもそのはず、スタッフはここで終わりでは無いのだ。
次のエイドに向かわなければならない。
このエイドではカップラーメンとかあったようだが、すでに片付けられた後。
それを見たら、やたらとカップラーメンが食べたくなる。

何人かはここでリタイアの覚悟を決めて地面でごろ寝している。
とりあえず、ここではゆっくり出来そうもないので、次のコンビにまで出発する。
次のCPまで17.6km 4時間
いつもなら行けるっしょって感じだが、実際この区間で16km2時間半ギリギリだったので、やばいかも?と思い始める。

関門に間に合わせる為にダッシュしたツケが廻ってきて走れない。
コンビニまでの1.2kmを歩く
途端に迫り来る睡魔の嵐。
ふらふら蛇行やカックン膝折れしながらとぼとぼ歩く。
この先の次のCPに向かう道は歩道も無く狭い
身の危険も感じ、この歩いている間にリタイアを決めていた。

前からミニーちゃんことK畑さんが走ってくる。分岐を間違えたそうだ。

コンビニ到着。
カップラーメン購入。
コンビニ前に座り込み、食べる。めちゃうまい。
Y澤、Y川コンビもコンビニ前で座り込む。2人はとりあえず次の駅までは行くそうだ。
おじさんコンビは先の道へと消えていく。まだまだ諦めていないようだ。
目の前をミニーちゃんが走っていく。時間外でも完走を目差すらしい。

気が付くと既に日付は変わっている。
もう頭の中は眠い眠い眠いしかない。
コンビニの横に立派なバス停小屋があった。
中に入ると誰も居ない。
濡れた靴も、靴下も脱ぎ捨てベンチに横になる。
最後の意識で虫除けだけは塗り捲る。

そして意識消失・・・。


次目覚めたら、3時回ってた・・・
リタイア確定。
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