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アラフィフのキャンプ好き日記

実家から戻る

木金土と実家に帰った。
その間、仕事その他、携帯はあっても家電に何かしら連絡が入る可能性もあり、実家から留守電が入っていないか遠隔操作をしたら、金曜の朝、夫の父から留守電が入ってきた。

「お父さんです。どうしてると?」

自宅に自分宛の電話がかかる可能性が両親以外ゼロな夫は、夫婦仲が険悪になって以来、一切電話に出ない。

私が留守中に入ったこのメッセージ、夫は聞いたのだろうか。

本当に、自分の殻に閉じこもりっきりの我が夫。
ここまでとは思わなかった。

実家に行く前に、夫に宛てて手紙を書いた。
次の家賃は私の方でなんとか振り込む。でも、その次はもう厳しいと。
11月から外で働くことにしたけれど、その給料が入るのは12月中旬。
額としても、家賃、水道、光熱費、(夫が毎日している)インターネットのプロバイダ料をまかなえる額には達しないこと。
夫が私と離婚したいと思っていること、お金がたまったらここを出て行くことは理解しているが、それより何よりここに住み続けることが難しくなるのも時間の問題、ということを書いて伝えた。

夫は、完全な引きこもり状態だ。
毎日ただ古本屋で買ってきた本を読んでいる。
読み終わったために本棚に並んでいたものの中に、「中年シングル」とかなんとかいうタイトルの文庫があった。

それを見たとき、「ああ、この人は本当に1人に戻りたいんだな」と思うにいたった。

夫が求めているのは「母の愛」ではないか。
今はただ、地方に住む夫の両親に、ただただ“この子”を迎えに来てやって下さいと、それをお願いするしかない、そんな状況だ。

夫の両親も今の夫を見れば、
我が子がいかに社会に順応していないか、精神的に大人になれていないこと、社会性が身についていないことをわかってくれるのではないか。

それでも受け入れ、守ってやれるのは、実の親しかいないのではないか。

私自身、夫に拒否されている以上は、もう何もすることはできない。

私の手紙を読んでいるはずなのに、何も言ってこない夫。
自分の殻に閉じこもって、これからいったいどうやって生きていくのだろう。
これから後も、すべて私になんとかしてもらおうというつもりなのかどうなのか。

ここまでダメとは思っていなかった、本当に。
心配をすれば、自殺でもしやしないかとまで思うけど、私にはもう、どうすることもできません。

ただただ、もうすぐ夫ではなくなる我が夫よ、強く、力強く、生きていってください。生きていく術をどうか、己の力で見につけてくださいと、祈るような気持ちで1日1日を生きることしかできない、今の私です。
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