完全にすべての荷物を運び出す必要がある前回の引越しと違って、
例えば捨てるまで行かないけど持って行くほどでもない本、
既に終わったけれどとりあえず半年ぐらいはとっておくか的な仕事関連資料など、
とりあえずこれは持ってかなくてもいいでしょうというものは置いていけるので
(とても偉そうにはいえませんが^^;)少しは気楽です。
PC机の下に保管しておいたものの中から、いるもの・いらないものの分類をしていたら、
半年前の2月、航空券やホテルなどの情報をプリントアウトしていろいろ書き込みをしたA4の紙が数枚出てきました。
これは何かといいますと、ハワイ一人旅を思案していたときのものです。
離婚した後の自分というものをひとりで見つめ直したい―というとカッコよく聞こえるかもしれませんが、
ようは日常とはがらりと違う環境でひとりになってみたかったんですね―。
自分が大好きな場所で、女一人でも淋しく見られないところ、
そこに行ったら元気になれそうな場所、それが私にとってはハワイだったのです。
実はちょうど10年前の9月に一人旅でハワイに行っていたこともあり、
言葉も治安もホスピタリティも自然も何もかも優しい場所なので。
このブログに書いてきたような、まさかまさかの展開で、あと数日後に新しい生活に飛び込もうとしている訳ですが、ほんの数ヶ月前の私は、こういうことを考えて実行しようとしていたんだなぁ、と思うと、人生何が起きるかわからないものですね。
実は片付けものの中から、5年前の写真が数枚(知人が撮ってくれたもの)が出てきました。
過去を封印したい気持ちから、少しでも目に入らないうちに裏返そうと思ったのですが、
そこで私は、思い直しました。
写真を見ないことで封印するのではなく、見て、乗り越えることをすべきじゃないかって。
もちろん、始めに見たくないと思ったのは未練などではなく、後半が辛く苦しかった分、
無意識に目を背けたくなる、逃げたくなる気持ちがあったからだったと思うのですが、
なんだろう、新しい生活に入っていくにあたって、それじゃいけないな―と思えたというか。
実際見てみると、苦しみが始まった時期から一年近くが経ったからか、
確かに辛いときもあったけど、でもそれだけじゃなかったんだな―と思えたのでした。それは私自身にとって、不思議とよかったと思えることでした。
この展開に、いくらなんでも早すぎじゃない―?と思われることは重々承知ですが、
こんなにわずかな期間でそういう気持ちになれたのは、やっぱり「彼」と出会えたことが大きいのは紛れもない事実です―。
きっと山あり谷ありが待っていると思いますが、
簡単に大切な人を手放したり、幸せになる努力を放棄したりしたくないなぁと
自分なりに誓いを立てている―、そんな感じの今日この頃です
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すみれ
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