会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

JTが飲料事業から9月末で撤退、ブランド売却は検討(ロイターより)

JTが飲料事業から9月末で撤退、ブランド売却は検討

JTが飲料製品の製造販売事業から撤退するという記事。

「飲料の製造販売事業の売上高は2014年3月期で約500億円。

JTの飲料事業は製造工場を持っておらず、製造は外部委託している。JT飲料事業部の社員109名は配置転換、ジェイティ飲料の社員119名はJTへの再雇用を基本とする。

同社は5日に決算発表を予定しているが、飲料事業撤退の影響や撤退費用の算出が困難なことから、2015年12月期見通しには織り込まない。14年12月期の飲料事業の調整後営業損益は10億円の赤字見通しだった。」

JTはIFRSを採用していますが、見積が困難だからという理由で、決算発表までに取締役会で決議した事項を、決算に反映させないということが、IFRSでもあるのでしょうか(損失が発生する場合)。

もっとも、製造を外部委託していること(したがって関係する資産は小さな金額?)、売上も企業規模からするとさほど重要でないことなどからすると、あまり影響はないのかもしれません。

JT 飲料製品の製造販売事業からの撤退について(PDFファイル)

「経営資源の配分など全体最適の観点から」だそうです。

JTは、なぜ「桃の天然水」をやめるのか(東洋経済)
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