内閣府公益認定等委員会は、「令和５年度公益法人の会計に関する諸課題の検討状況について」を、2024年5月24日に公表しました。
（直接のリンクはできないように細工されているので、公益法人informationというサイトで、検索してください。）
以下「概要」より。（報告書本文は、なぜかダウンロードできませんでした。）
「当期」が左で「前期」が右というのは、有報などとは逆ですが、たしか、海外は当期が左のようです。
なお、直接リンクを張ると、こういうエラーメッセージが出てきます。
日本公認会計士協会は、コメントを提出したそうです。
基本的には、賛成のコメントのようです。
内閣府「「令和５年度公益法人の会計に関する諸課題の検討状況について」に関する意見募集」に対するコメントの提出について（日本公認会計士協会）
（補足）
本文（全49ページ）もダウンロードできました。
「はじめに」より。
「現在、「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議」の最終報告 （令和５年６月２日。以下「最終報告」という。）を踏まえた公益法人制度改革（以下「制度改革」という。）が進められており、公益認定法の改正法（以下「改正法」という。）が国会で成立した。今後は、新制度の施行（令和７年４月からの施行が想定される）に向け、政令や内閣府令、ガイドライン等の見直しが進められることとなる。
公益法人会計基準についても、新制度に整合したものとする必要があるほか、最終報告において掲げられた「わかりやすい財務情報の開示」の具体的な在り方を検討し、見直しを進めていく必要がある。
このため、令和５年度の研究会では、今般の制度改革に伴う公益法人会計基準の見直しについて、考え方及び具体的な見直しの方向性を検討した。その際、過去の研究会で検討してきた「正味財産増減計算書」から「活動計算書」への名称変更及び記載内容の変更も含めて検討を行っている。その検討状況を取りまとめたものが本報告書である。」
