学校法人広島女学院の関連団体「広島女学院維持会」で、多額の使途不明金があったという記事。「学院の元事務局長で維持会の事務担当だった男性(80)が不適切な会計処理をしたため」だそうです。
「学院によると、男性は1992年の維持会設立当時から1人で事務を担当。今年3月、職員からの指摘で発覚した。内部調査の結果、2億5600万円あるはずの残高が数百万円しかなかったという。
男性は使途不明金について「維持会の活動費に使った。会計処理に関する明確なルールがなく、認識が甘かった」と説明。年度ごとに維持会の総会で決算報告し、監査も受けていたが、支出に関する領収書は一部しか残っておらず、詳細も「プライバシーに関わる」として明らかにしていないという。」
学校法人本体は、外部の監査人による会計監査を受けているはずですが、別組織になっている部分は、その対象ではなく、外部のチェックがなかったのでしょう。
学校法人は「不正流用の疑いもある」とみているそうですが、80歳のお年寄りを、どうやって追及するのでしょうか。
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