ニデックの2024年3月期有報の監査報告書(内部統制監査の部分)に信じられないミスがあったようです。
「2024年6月19日に提出しました第51期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)有価証券報告書に添付しておりますPwC Japan有限責任監査法人が作成した「独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書」の記載事項の一部に誤りがありましたので、これを訂正いたしました。」
プレスリリース記載のリンク先の訂正報告書を見てみると...
通常とは違う監査意見(重要不備ありの内部統制報告書が適正)なので、何回もチェックしているはずですが...
PwCからプレスリリースが出ています。
ニデック株式会社が2024年6月25日に提出した「第51期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)有価証券報告書の訂正報告書」について(PwC Japan有限責任監査法人)
「ニデック株式会社が2024年6月25日に関東財務局に提出した「第51期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)有価証券報告書の訂正報告書」について、同訂正報告書に記載の提出理由(弊法人が作成した「独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書」の記載事項の一部に誤りがあったこと)は、弊法人の認識している事実と相違はありません。本件を受け、弊法人は今後、必要な対応を行ってまいります。」
こればかりは、言い訳のしようがありません。
もっともこういうミスはよくあることなのでしょう。あまりにも明らかなミスなので、かえって問題にはならないのかもしれません(ただ恥ずかしいというだけ)。
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