会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

シンワワイズ、美術品査定会社で不適切会計の疑い 決算を延期(ロイターより)

シンワワイズ、美術品査定会社で不適切会計の疑い 決算を延期

Shinwa Wise Holdings(東証スタンダード)の子会社で不正会計疑惑が発覚したという記事。

「Shinwa Wise Holdings(2437.T)は4日、美術品の価格査定などを手掛ける連結子会社「シンワプリヴェ」で、不適切な会計処理により実態と相違のある売り上げ計上の疑いがあることが判明したと発表した。」

第三者委員会で調査し、2024年5月期の決算発表を延期するとのことです。

会社のプレスリリース。どういう不正なのか、詳しいことは明らかにされていません。

子会社における不適切な会計処理の疑いの判明及び第三者委員会設置に関するお知らせ(Shinwa Wise Holdings)(PDFファイル)

「当社は、当社の連結子会社である Shinwa Prive 株式会社において、同社が実施したプライベートセールに関して不適切な会計処理の疑義がある旨、外部機関からの指摘を受けました。これを受けて、当社は、指摘事項だけでなく、当該子会社における会計処理に関する事実関係の調査、業績への影響の把握、原因の究明、適切な会計処理に関する提言等が必要であると判断し、日本弁護士連合会の定める第三者委員会に関するガイドラインに準拠し、当社と利害関係を有しない中立・公正な外部の専門家として、次のとおり第三者委員会の委員を選任いたしました。」

直近の四半期決算を見ると、営業損益の段階から赤字のようです。

2024年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(PDFファイル)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事