下手のチェロ好き

気づけばチェロ歴7年目に入った、アラフォー女子。
上達しない理由を息子や仕事のせいにする、言い訳日記です。

月曜日は、Y野の日

2009-09-15 16:07:30 | cello
土曜日夜、雨に濡れた影響でしょうか、翌日曜日、私は頭痛がひどく、息子は37度前半の微熱。
子供神輿はキャンセル、昼間は二人とも布団の住人に、活動は夜になってから。
お祭り最後の日、昨日の雨での不完全燃焼を取り返すがごとく、神輿も屋台も見物客も、夜まで賑わっていました。
体調が良くない私達、来年はしっかり参加しようと(ビールを飲める体調でいようと)、心に誓ったのでした。

そして、月曜日は、Y野の日。
ああ、こちらの練習はとんと進んでないのだ。
レッスンが始まるまで練習したかったが教室が空いておらず、ボケッと過ごそうとすると、Wさん発見。
このWさん、元々Y野の先輩で、現在私と同じ個人レッスンにも在籍している。
彼女達は昨日、個人レッスンのチェロアンサンブル発表会のメンバーで集まり、合わせてみたようで。
「他人に合わせず、自分でカウントする」
「何があっても止まらず、弾き続ける」
この事を、心に誓ったそうです。
私はまだ4人で合わせた事はないから、発表会は怖いけれど、それでも楽しみです。

そして、レッスンスタート。
最初に、Y野の発表会のソロ曲を演奏しあう。
私はソロの楽譜を持ってきていなかったので、4月の個人レッスンの発表会で弾いて以来の「ハナミズキ」を、暗譜で弾いてみる。
…かなり、忘れている。
こんな感じ、とお茶を濁しておわり。

「かげみさん、ソロ曲「ショパンのチェロソナタの第3楽章」でも弾きませんか?」と、先生。
個人レッスンの焼直しはつまらない&ビブラートが少ない曲を弾きたい…という気持ちがあったので、実はY野の先生に、私が弾けそうなソロ曲をメールで打診していたのだが、その答えがこれ。
私「え…嬉しいけど、私あまり第3楽章は好きじゃなくて」
先生「短いし、かげみさんなら弾けるけど、ビブラートをしっかりかけないと、聴いている方がつまらなく感じる曲ですね」
私「…」

その後も次から次へと、いろんな曲を提示してくるのだが、なんだか楽に弾けなさそうな曲ばかり。
私「先生やっぱり、私、ハナミズキでいいです」
先生「私が大変そうな曲ばかりいうから、いやになっちゃったんでしょう」
私「…あたり」
先生「考えておくので、もうちょっと待っててね」
・・・待たない、ハナミズキで行くってば。
それでも、家に帰ってから、ショパンのチェロソナタの第3楽章の楽譜を開いて&ピーターウィスペルウェイのショパンのチェロソナタを聴きながら、検討してしまったのだけれど。。
弾きたかった曲ではある(特に第2楽章と第4楽章が好き)、でも、このタイミングでかと思うと、なんとなく違う気もする。
じゃあいつ弾くんだ?とも思う。
生徒のソロの部で、トリを取ることになってしまったので(名前順でね)、少し考えてしまう。
今の私では、この曲で聴かせる演奏はできないよなあ。
ハナミズキを練習しながら、もう少し悩む予定。

話は戻って、次はフンクの組曲。
そんなに難しい訳ではないのだが、なにぶん練習がいたらないので、
「ボーイング、無視しすぎ」等々、先生の声が飛ぶ。
またもや右腕の手首、肘の位置を直され、、脱力とは縁遠い演奏。

そして、最後にグノーのアヴェマリア。
休符後に入るリズムがたくさんあるのだが、それがずれやすいので、私がみんなに指示を出す事に。
みんなに分かりやすいように、鋭く弾いていると、「それじゃ尖りすぎだから、テヌート気味で」と、先生。
この曲も、ピアノを聴いてそれに合わせる…なんて言っていたら、落ちてしまう曲だ。
しっかり自分でカウントしなければ。
指示を出す私がしっかりしないと、みんなが落ちてしまう(涙)

そして、今日のレッスンは終了。
いつもこのレッスンには笑いがあって、楽しい。
元気をもらって、一週間が始まる。
おし、頑張る。
まずは、息子を寝かせるところからだ。

帰ると、息子が仮面ライダーW(ダブル)を見ていた。
息子は、平成仮面ライダーなら、すべて区別がついている。
平成じゃなくても、仮面ライダーアマゾンならわかる。
私は、ディケイドとW(ダブル)しか区別がつかない。
好きこそ・・・なのかもしれないが、すごいと思う。
W(ダブル)の後ろ姿に(特におしりのラインに)目がいってしまうのは、息子には内緒。

その息子と、ささいな事でケンカ。
「ママなんか、嫌い。パパなんか、嫌い」
こう言われて喜ぶなんて、私、Mじゃないかしらと思う。
「でもママの好きなところもあるよね、どこが好き?」と、私。
「・・・おっぱい」と、息子。
・・・気を取り直して、私「じゃあパパの好きなところは?」
息子「顔」
・・・すっごく負けた気がしてならないのは、私だけ?

なんだかぐったりしてしまって、いつもは興奮して眠れない月曜日の夜なのに、早寝してしまった、私なのでした。