あらすじを読んで気になったから買ってみました
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『アルケミスト~夢を旅した少年~』
パウロ・コエーリョ
山川紘矢+山川亜希子=訳
いい本に巡りあえた。
読んでいて、はっとさせられるような言葉がたくさん書いてありました。
「まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思いこませ始めるのだ。」
何で人は年を重ねるごとに臆病になってしまうのでしょうか。
「何かを望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる。」
望みや想いが強ければ強いほど、もしかしたらそんなこともあるのかもしれない。
「人は、自分の一番大切な夢を追求するのがこわいのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです。」
その通りです。。
叶わなかった時のことを思うだけで本当に怖くなる。
でも、、
「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりも辛いものだ」
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哲学的で難しいところもあったけど、読んでとても勇気をもらいました。
私は、今まで失敗を恐れすぎて、失敗していたように思う。
まだ起こっていないのに、「自分はできない、失敗するだろう」と暗示をかけてしまっていたのだ。
自分の一番したいことができないのは本当に辛いことだけど、
一番したいことができない代わりに今まで学べなかったことを学べたようにも思う。
立ち止まって、自分の歩いてきた道を振り返る時があってもいいんだ。
立ち止まっている時間が長いように感じるけど、
その間で人として成長できたら、魅力的な人間になれたら・・・と思います。
(我ながらクサイな
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この本は、悩んでいたり、迷っている時。自分が分からなくなった時、立ち止まった時、これまで歩いてきた道を振り返りたい時。
そんな時に読むと何かを気付かせてくれるかもしれません。
私は、今この本に巡り会えて良かったと思う。
何度でも読み返したい。
その時の状況、心情によって、感じ方も変わると思うから。
ちょっとすっきりしました
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