空の神さま

今日も、ずっと空を見上げていると刻々と模様が変わってゆきます。

お教室に通って来てくれる子供に
お空には神さまがいて世界中の人たちに優しさや、厳しさや、喜びや悲しみや苦しみや、人の心にあること全部を見せてくださったり、教えてくださったりするんだよ～っと話したことがありました。

そのお話は、本当は十界と言って仏様のお話！
でも、その子供は、お空には絵本で見た、お空の神さまがいるって思っていて、仏様は、お家のお仏壇だと思っていました。
神さまも仏さまも同じと言っちゃいけないのですが、子供に分かるように話すのは難しくてついつい神さまをお借りしてしまった訳です。

でも、つい最近おじいちゃまが亡くなられ仏さまになってお空に昇っていかれたのよね～という話をしましたら、子供は空には神様じゃなくて仏さまがいらっしゃると言うんです。
そうね～
優しかったおじいちゃまや、そのまたおじいちゃま、そのまた、そのまた、って沢山の仏さまがいっぱいいらっしゃって十の生命を教えてくださるのよね～
やっとホッとした私でした。
子供は真顔で私を見つめ、「先生も仏さまになってお空に行くの？」っと聞かれギョっとしましたが、「そうだよ、善い事をいっぱいすればお空に行けるんだよ、おじいちゃまみたいにね！」今からでも、遅くない、善行を積んで人間修行をしなくちゃ～子供の素直な気持ちを受けて心に強く思った日でした。