いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

癌との戦い

2024-04-09 | 緩和ケアー
癌との闘いクライエントのKさんは腎細胞癌ステージⅣがわかり残り1ヶ月と期限が切られた。今の私に何ができる。Kさんのお好きな曲をチェロで弾いてとの希望。ようやく自宅へ帰り安堵とも不安ともつかない気持ちでいっぱいだよと話された。痛みとの闘い父と同じ癌だ!父は最後に苦しい〜と叫んでスッキリしたと言った。Kさん叫んで良いですよ。聞いているのは私だけですもんね。Kさんは痛い痛いっと叫ばれた。何もできない . . . 本文を読む

The sky is full of stars!

2022-01-30 | 緩和ケアー
The story of a certain client「 あるクライエントの話し」「長いトンネルをようやくくぐり抜けようやく私は青い空を見た。愛する夫に見守られ一生懸命トンネルから抜け出た。 長かったなぁ~ 私はいっぱい闘った 命の限り闘った病気にまけたんじゃ~ないよ! だって闘ったもの。もっともっと長く愛する夫や子供や孫と一緒にいたかったなぁごめんね、先に失礼しちゃって・・ . . . 本文を読む

命の期限〜最後の言葉

2019-04-17 | 緩和ケアー
在宅音楽療法に伺っている女性と 初めてお会いしたのが、インフルが流行している真っ最中の2月某日でした。   在宅での終末を望まれ、自宅にお帰りになりました。 再発の乳癌です。   女性にとって乳房喪失は相当な精神的ダメージを受けますが、再発はもっとダメージが強く、不安と焦燥感に苛まれているとおっしゃっていました。   最初は、赤ん坊に乳を飲ませる役目も終わったからもう良いのよね〜 そう言って自分を . . . 本文を読む

お墓まいり

2019-03-14 | 緩和ケアー
3/19は父の命日 昭和63年、65歳で逝ってしまった大好きだった父❤️ 「腎細胞がん」 肺、脳へ転移、再びもう片方の腎臓へ転移をした。 私がもっと早く名古屋の病院に連れて来ていればと、悔しさが溢れてきた。 昭和60年12月23日、 私は三男を出産した。 父は市立病院から名大病院に病院に入院しており、同じ日に手術を受けた。 夫が生まれたばかりの三男の写真を持って病院に走 . . . 本文を読む

心の叫び

2019-02-11 | 緩和ケアー
在宅ケアのクライエントさんに命の期限がやってきた! 外は寒い もうすこしで春なのに がんばらなくても良いよっ! さようなら またあうひまで いつのひも あなたをおもう あたたかいあなたのこころ ずっと むねにしまっておこう さようならあなた! 私が最後にクライエントさんに送る言葉です。 . . . 本文を読む

最後まで

2018-06-12 | 緩和ケアー
先程音楽療法のクライエントさんの家族からお電話で、 穏やかに旅立ちましたと。。。 人は本当に命短し。。。 私の父も65歳で自分の葬儀の手順から何もかもがだんどりして、 行っちまった! もっとあと、20年はそばにいて欲しかったよなぁ。 いろんな事を教えてもらった! 58歳のクライエントさんにもいろんな事を教わりました! まずは、 1-手相の味方(父にも教わりましたけど) 2-煎茶と番茶の入 . . . 本文を読む

【消えゆく命に音楽を】

2018-05-21 | 緩和ケアー
人には必ず死というものがきます。 そんなクライエントに寄り添って、 最後まで音楽を贈る私! それは歌だったり、ハミングだったり、小さなハープだったり、 フルート、キーボードだったりします。 小さく口元から漏れる息、 それはあたかも、歌ってくださっている様に感じるのは私だけではありませんでした。 ご家族も、アッ!っと! 命の期限が切れても耳は聞こえている。。 そんなクライエントに穏やかに . . . 本文を読む

命の期限

2018-01-27 | 緩和ケアー
【命の期限】 クライエントからの依頼を受けるべきか断るべきか。。。 そのクライエントは、親友のお父様。 旧知の仲であった友人は音楽好きの父親のために私に音楽ケアーを依頼して来た。 しかし、そのお父様は、私を子供時代から知っていらして、そういう方に私は何が出来るのだろう。 悩んだ。。老人施設の利用者さんとは違う。 お父様はプロ並みのお声の持ち主で、合唱団を作り、私に歌の手ほどきをして下さっ . . . 本文を読む

66さいの今日

2017-10-21 | 緩和ケアー
僕、若いよね〜 ♪そうですね。 一日が終わるのは嫌だなぁ。 もしかしたら暗闇の中に1人かもしれないし。。 同じ仲間がたくさんいるかもしれないし。。。 あああぁ、僕はどおして癌になってしまったんだろう。。 ほら、僕の手で癌をやっつけたかったよ。 身体中にいるんだろう? 出てこいよ。。いや、出てこなくいいよ。 出てきたら僕は困るから 身体のなかにいて、僕と仲良く暮らそう!l . . . 本文を読む

【終末期の音楽ケア〜】

2017-10-01 | 緩和ケアー
10年の間に終末期の在宅クライエント10人に寄り添ってまいりました。 寛解者1名、 命の期限超え8人(6ヶ月から17ヶ月) 心筋梗塞1名 友人の医師のおかげで在宅音楽療法で寄り添得る事が出来、感謝しています。 その友人も、10月1日、16時28分、7年の遠忌を迎えます。 長い外国生活から帰国後、 「君の音楽を家まで配達してくれない?」 中学の頃からの友人であった彼、難病に侵されつつ . . . 本文を読む