チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

全身幸福飽和状態

2007-01-25 | Weblog



電話にて、

ベネッセの担当さんと「びちゃもんさん」の打ち合わせ。


その後、嬉しいお葉書や贈り物をつづけていただき、

幸せをいっぱいいっぱい感じていたところ……、



届きました!


『ふたごのあかちゃん』(ひさかたチャイルド)


包みをあけて、

手にとって、

あまりの幸福に、

魂につばさがはえて、

どこかへ飛んでいっちゃったみたいになりました。


ああ、どうしよう、

わたし、絵本が届いたら、

表紙絵画像をブログにアップするって

書いちゃったけど、


はた こうしろうさんが手がけてくださった、

この絵本の素晴らしさとかすごさとか、

モニターで表紙絵だけ見てもらっても、

とてもじゃないけど伝わらないよ!

と、今さらながらうろたえたり。


帯がついてるときの絵本の顔と

はずしたときの絵本の顔と、


表紙と裏表紙を交互にひっくり返してみたときの感じとか、

開いて、表紙と裏表紙を並べてみたときの感じとか、


背表紙はもちろんのこと、

天からみたり、地からみたり、

ああっ、この小口からみたときの

カラーの配置のバランスはっ!!

このめっちゃセンセーショナルな感じはなんなんなん?

と、関西弁で、つぶやいてみたり。


知らない方が見られたら、

わたし、ちょっとアブナイ人に思われたかも、ですね。

(でも、仕事部屋だから、おっけー)


とにかくね、

カバーそで、

見返し、とびらのデザイン、

もちろん本絵、

すべてにおいて、

はた こうしろうさんの

センスが行き届いた、

逸品なのです。


けっして、ぎょうぎょうしい感じじゃなくってね、

マットな本のつくりは、

さりげなくて、

手ざわりもやさしくて、

こどもたちが

ながくそばにおいて

愛してくれるような絵本だと思う。



そんな気持ちが、

整理もつかないまま

ぐるぐるからだをかけめぐり、

そうだ、まずは編集さんに

ありがとうって、お電話だっ!

としてみたら、

現担当さんは、ご不在でした。


でもしあわせなことに、

電話をとってくださったのは、

前の担当さん。

いうなれば、「ふたごのあかちゃん」の

産みの親!

(現担当さんは、育ての親、と今かってに決めてみた)


で、

前の担当さんと、

この本ができた喜びを分かち合ったのでした。



そして、おつぎはすぐにでも

表紙画像をアップできたらいいのだけれど、

今夜はこれから外出です。(←PTA会議)

たぶん、帰宅後はバテルと思うので、

明日以降、

準備できしだい、ということで、

お待ちください。


いろいろ書きましたが、

わたしがごたくをならべても、

やっぱり、この絵本のよさはうまく伝えられません。


書店にならぶのは、

もう少しさきかもしれませんが、

ぜひ足をはこんで、お手にとってみてくださいな。

読者のみなさんとも

この喜びを分かち合いたいです。


私的なこの場ではありますが、

この本をつくるにあたって、かかわりくださった

みなさまに感謝いたします。



はた こうしろうさんが、

また、すごい本をつくられました!

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