ピエロ・デッラ・フランチェスカ。大好きな画家のひとりです。
ピエロを訪ねる旅をしたい。
唐突ですが、その思いに駆られました。
思い自体は10年以上前からあり、どういうふうに回るのがよいか熱心に調べていた時期もありました。
実現の見通しがあるわけではないですが、思いにしたがい、久々に、旅行日程を考えてみました。
【前提1】
土曜日に日本発、次の土曜日に現地発・翌日日本着の7泊9日の個人旅行。
これが現実性のある最大限の日程です。
【前提2】
ピエロの旅といえば、絶対に欠かせないのは、アレッツォ、サンセポルクロ、モンテルキです。
アレッツォ
1 聖十字架物語 <サン・フランチェスコ聖堂>
2 マグダラのマリア<大聖堂>
サンセポルクロ市立美術館
3 キリストの復活
4 ミゼリコルディア祭壇画
5 トゥールーズの聖ルイ
6 聖ユリアヌス
モンテルキ、美術館
7 出産の聖母
次は、ウルビーノでしょう。
ウルビーノ、マルケ国立美術館
8 キリストの笞うち
9 セニガッリアの聖母
・理想都市(伝ピエロとされた時代もあり)
以上は必ず組み入れることとします。
可能であれば組み込みたいのが
リミニ、テンピオ・マラテスティアーノ
10 聖シジスモンドとシジスモンド・マラテスタ
ペルージャ、国立美術館
11 サン・タントーニオ祭壇画
あとは、どこの空港を使うかをあわせて考慮することとなりますが、
フィレンツェ、ウフィツィ美術館
12 ウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ夫妻の肖像
ミラノ
13 聖母子と聖人たち <ブレラ美術館>
14 聖ニコラ・ダ・トレンティーノ <ポルディ・ベッツォーリ美術館>
ローマ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂
15 福音書聖ルカ
ちょっと厳しいけど、
ロンドン・ナショナル・ギャラリー
16 キリストの洗礼
17 キリストの降誕
18 大天使ミカエル
【前提3】
実質の観光日数は、日曜日から金曜日の6日間。わずか6日間。
少しでも疲れないように、きつい道程には極力したくない。できればゆっくりする時間も欲しい。
近くであれば、ピエロ以外の絵も見たい。
そのため、数を狙って詰め込むようなことはしない。
休館日も考慮しなければならない。
以上の前提をもとに、考えていきます。
(続く)