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パリ ポンピドゥーセンター
キュビスム展 美の革命
2023年10月3日〜2024年1月28日
国立西洋美術館
会期も残すところあと僅かの「キュビスム」展、週末の午後に再訪する。
さすがに会期最終盤。入場待ちこそないが、展示室内はたいへんな賑わい。
順番にこだわらず、お気に入り作品を中心に、人が少なめのところから回っていく。
本展は、ポンピドゥーセンター所蔵作品に、国内所蔵作品を若干加えて、作品112点(初来日が50点以上)と関連資料29点により、1907年から10数年で終焉を迎える芸術運動「キュビスム」の展開を追う。
【本展の構成】
1 キュビスム以前ーその源泉
2 「プリミティヴィスム」
3 キュビスムの誕生 - セザンヌに導かれて
4 ブラックとピカソ - ザイルで結ばれた二人(1909–1914)
5 フェルナン・レジェとフアン・グリス
6 サロンにおけるキュビスム
7 同時主義とオルフィスム - ロベール・ドローネーとソニア・ドローネー
8 デュシャン兄弟とピュトー・グループ
9 メゾン・キュビスト
10 芸術家アトリエ「ラ・リュッシュ」
11 東欧からきたパリの芸術家たち
12 立体未来主義
13 キュビスムと第一次世界大戦
14 キュビスム以後
以下、画像を適当に。
キュビスムの源泉。
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《ダンの競争用の仮面(コートジボワール)》
1850-1900年、ポンピドゥーセンター
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《バンバラの小像(マリ)》
1850-1900年、ポンピドゥーセンター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/71/4431ede25af6135a8346a1b34535c1dd.jpg)
《コタ、マホングウェの儀式ブウェテに用いる遺骨容器の守護像(ガボン)》
1880-1920年、ポンピドゥーセンター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3b/6a164012e5a7465cc4a3172fb9a88a98.jpg)
《ヨンベあるいはウォヨの呪物(コンゴ民主共和国)》
不詳、ポンピドゥーセンター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b1/323e37944617a80f509a9094c1b22373.jpg)
「ギヨーム・アポリネールの書斎にある《ヨンベあるいはウォヨの呪物》」1952年頃
「猫?」
の声が2組から聞こえた、ピカソのフリッカ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/63/ff980f2b9d2aabd4dbde869935e1dcfb.jpg)
マリー・ローランサン
《アポリネールとその友人たち(第2バージョン)》部分
1909年、ポンピドゥーセンター
褒められてる?貶されてる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/46/f0fd7a83b96aff783544e910ae4869c1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0e/2f815006ab43026455a93d088287d13e.jpg)
ロラン・ドルジュレス「キュビスムは何を意味しているのか・・・」『ファンタジオ』126号、1911年10月15日刊、個人蔵
非常口のピクトグラム
が映ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/12/e54de2b5be438f1302d75b42a0518e3d.jpg)
フアン・グリス
《ギター》
1913年5月、ポンピドゥーセンター
《パリ市》を3分割。
エッフェル塔、パリの街、古典的な三美神。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/28/dfaf4155a825e59b555c7e1c5e62f33a.jpg)
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ロベール・ドローネー
《パリ市》
1910-12年、ポンピドゥーセンター
モンパルナスの酒場、煌びやかな照明のなかで踊る人々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2f/7b6fef83f44fd16c1acd731dc4a6eec5.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/69/12e91563e45a991b853af9833b57071f.jpg)
ソニア・ドローネー
《バル・ビュリエ》
1913年、ポンピドゥーセンター
キュビスムをめぐる「戦争」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/97/a1cd54374e2aa9b721dd1b1aa111ea99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/78/63ad977a981eb2e95c20168a3c4a2ea2.jpg)
パネルのみ撮影。
質量ともに高レベルの作品群で紹介するキュビスム展は、日本ではおそらく初めてであろうし、今後も期待できないだろうなあ。
その見応えにより、キュビスム好き、と勘違いしそう。
レジェとドローネーは、本展のおかげで、好みであることを久々に再確認できる。
ピカソの《アヴィニョンの娘たち》をいつか見たいもの。