Nobu's Photo Blog

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ウズベキスタンの星空とウルグ・ベク天文台

2018年09月24日 | 

今回、ウズベキスタンの星空も期待していたのですが、どこもライトアップが素晴らしく、残念ながら肉眼ではっきり確認できるのは火星くらいでした。

9/4 ウルゲンチ空港から

火星とかすかにいて座、土星が見える

9/04 ヒヴァ イチャン・カラ

イスラム・ホジャ・ミナレットと火星

かすかに夏の大三角形が見える

カシオペアが見える

9/05 ヒヴァ

9/07 ブハラ

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセと火星

ホテルから 右下は地域政府庁舎

 

9/08 サマルカンド

レギスタン広場

 

【ウルグ・ベク天文台】

 1420年代に建設された中世イスラム世界有数の天文台、天文台にはウルグ・ベク本人も勤務していた。ウルグ・ベク天文台はウルグ・ベクの死後1449年に大部分が破壊され、約450年後の1908年に地下部分が発見された。現在は六分儀をみることができる。

 幅2mの溝が子午線に沿って地下に掘られており溝は地中でアーチ状になっている。六分儀は全長11m、半径は40.4mであり、当時としては世界最大の象限儀 (四分儀) であった。

この六分儀を使用し恒星年を365日6時間10分8秒と計算しており、現代の計算によって得られる365日6時間9分9.8秒とほとんど違わないという精確さであった。

 ウルグ・ベクはティムール朝の第4代君主(在位: 1447年 - 1449年)であり、ティムールの孫にあたる。統治者としてよりも天文学者・数学者・文人、学者としての事績を高く評価されている。

ウルグ・ベク肖像画

六分儀

 

博物館

天文台模型

天文表 

天文表には1,018の恒星が記録され、うち約900の星の記録は実際の観測に基づいているという

天球儀(復元)

 

  


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