Nobu's Photo Blog

山歩き、旅、スキー&花の写真

ウルムチ

2011年12月09日 | 中国旅行

10/16 前回行かなかったウルムチの南75kmにある天山山麓の南山西白楊溝(南山牧場)へ行きます。林の中には雪もありますが、快晴で天山のやまなみを楽しめました。市街に戻って新疆博物館、国際大バザールを観光します。夕食ではガイドお勧めの国際大バザール宴芸大劇院でウイグルのショーを楽しみました。

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DigiBook「ウルムチ」をご覧ください。

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10/17 ウルムチ-北京の航空路は、ウルムチ-トルファン間では天山山脈を左に見、その後は内モンゴル自治区と黄土高原を横切ります。黄土高原を迂回する黄河と蛇行した旧河道の跡が良くわかります。黄土高原の北の見えるウランスハイ(鳥梁素海)も旧河道の三日月湖だそうです。

DigiBook「中国大地を空から」をご覧ください。

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カシュガル

2011年12月09日 | 中国旅行

10/15 午前中はカシュガル市街を散策、午後はバザール、香妃墓、エイティガール寺院、職人街の観光です。夕食のレストランではウイグル族の結婚式(披露宴?)に遭遇しました。3組位一緒のようですが、繰り返し踊りが続いてます。本当に歌と踊りが好きな民族です。席も踊りも男女別々になってます。夜8時の便に搭乗しウルムチへ。

DigiBook「カシュガル」をご覧ください。


カラクリ湖へ

2011年12月09日 | 中国旅行

10/14 カラクリ湖へ

 カラコルムハイウエーで200km、標高3600mのカラクリ湖へ。辿る峡谷の両側は様々な地質・地層が次々と現れ、カラコルムの激しい造山活動が想像されます。途中には検問所がありパスポートを確認、中国人も身分証明書をチェックしています。頻繁に行きかうのはパキスタンへの救援物資を運ぶトラックだそうです。晴れていましたが、残念ながらムズターグ・アタ峰(7546m)は雲の中、コングール峰(7719m)も稜線は雲でした。

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DigiBook「カラクリ湖へ」をご覧ください。

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西域南路を行く

2011年12月07日 | 中国旅行

10/12 ニアからホータン(和田)へ

 ニアは漢代の西域三十六国の一つ精絶国です。ニアの北70kmの砂漠の中には、スタインが発見したのニア遺跡(紀元前1世紀~5世紀)があります。その詳細は不明でシルクロード謎の王国と云われています。

 ニアから ホータンまでは約300km、ケリア付近ではケリヤ人の独特の帽子姿が目につきます。ウイグルの習慣をいまだ守っており、砂漠を遊牧する人もまだいるそうです。

 午後にはホータンに到着、シルク工房、マリカワト遺跡、白玉河、玉工房、バザールと見てきました。

 

10/13 ホータンからヤルカンド(莎車/葉城)を経由しカシュガル(喀什)

 ホータンからカシュガルまでは約500km、チベットへの道の分岐点吐城で昼食、ヤルカンドではアマニシャーハンの陵墓のあるヤルカンド王陵を見学し、その後エンギサルナイフ工場を見て19時半カシュガル到着です。

 

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DigiBook「西域南道を行く」をご覧ください。

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砂漠公路を行く

2011年12月07日 | 中国旅行

10/11 クチャからニア(民豊)へ砂漠公路でタクラマカン砂漠を横断

 全行程660km、そのうち砂漠公路は約520kmです。公路起点の表記ではタリム砂漠になってます。起点を12時に出発、タリム河を渡り枯れた胡楊の林でナンとスイカの昼食、ここを過ぎると胡楊も無くなり道の両側の植林と10kmおきの管理小屋以外は一面の流動砂漠になります。中間点の塔中を経由し公路終点には18時半、ニアには19時に到着、クチャから10時間のドライブです。

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DigiBook「砂漠公路を行く」をご覧ください。

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亀茲石窟を訪ねる

2011年12月07日 | 中国旅行

10/09,10 クチャ滞在

 クチャは西域三十六国中の大国の一つ亀茲王国の都であり、西域の政治・経済・軍事及び交易の中心でした。四世紀から五世紀にかけては仏教が栄え、特に仏典を漢訳した鳩摩羅什(クマラジュー)は亀茲出身です。西暦627年には玄奘三蔵も滞在しています。

 2日間をかけキジル(克孜?)、クムトラ?木吐拉)、シムシム森木塞姆)及びクズルガハ克孜尓?石窟を見学してきました。

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DigiBook「亀茲石窟を訪ねる」をご覧ください。

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 4石窟ともイスラム教の進出により仏教が衰退した結果大きく破壊され、さらに1900年代の各国探検隊(ドイツのグリュンヴェーデルやル・コック、日本の大谷探検隊など)により、かなりの壁画が切り取られ、往時の姿は保たれていない。しかし、亀茲の石窟壁画はガンダーラ、インド風に、後に中原からの影響も加えて独特の画風・色彩を持っています。

・キジル石窟 クチャの西70kmのムザルト河北岸にあり、3~8世紀(三国、西晋、南北朝隋、晩唐)に造営され236の石窟が残っている。中国で最古の石窟群です。今回は西谷区8,10,17,27,32,34,38窟、東谷区の165,166,167,175,178,180窟を見学。

・クムトラ石窟 クチャから南西30kmのムザルト河左岸の石窟群。5~8世紀にかけて造営され、現在112窟が残っている。15,16,17,34,45,58,63,68,69,70,71,72窟を見学。

・シムシム石窟 クチャ東北40kmにあり、4~5世紀に造営され、57窟が残っている。1,11,19,20,24,27,28,30,31,36,40,4142,43,44,26窟を見学。

・クズルガハ石窟 クチャ北12kmにあり、 6~8世紀に造営され、66窟が残っている。11,13,14,16,27,28,30,31,32窟を見学。

・スバシ古城 クチャの北東23kmにある魏晋時代の仏寺遺跡。昭怙厘大寺とも呼ばれ、クチャ河上流をはさみ東西両岸に分かれている。

・クズルガハ烽火台 クチャの北クズルガハ石窟への途上にある天山南路最古の烽火台。クズルガハとは「赤い嘴のカラス」の意。

・クチャ大寺 イスラム教がクチャに伝搬した後、15世紀頃の寺院。カシュガルのエイテガール寺院に次ぐ大寺。


天山南路を行く

2011年12月07日 | 中国旅行

2011/10/07-08 ウルムチからクチャへ

10/07 羽田を10時に出発、北京で先行の二人と合流後16時発でウルムチへ。ホテルには21時半到着、チェックイン後、4年ぶりに再開したガイドのカリさんと一緒にホテル隣の清真風味餐庁で夕食です。

10/08 ウルムチ9時58分発カシュガル行K9786に乗車、1400年前に玄奘三蔵も辿った天山越えのシルクロード天山南路を南彊鉄道でクチャへ向かいます。

トルファン駅は標高900m、ここからゴビの中とアラ渓谷を遡り、標高3000m近くで天山をトンネルで抜けます。その後はウスラダイ渓谷をひたすら下り、ホーチン(和静)、コルラ(標高800m)を通り、クチャには深夜到着、16時間の旅です。

同行KさんのGPSデータです。

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DigiBook「天山南路を行く」をご覧ください。

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