ジョニーの子守唄 #2

~カメラとバイクと、ときどきオトン~

今年最後のツーリング

2007年11月19日 | バイク
1ヶ月ぶりの連休なんで、今年最後のツーリングへ行く予定を立ててたんやけど、前日に近畿地方に木枯らし1号が吹き、天気予報では翌日の朝は今年1番の冷え込みになる見込みと言ってた。
一応目的地は兵庫県の真ん中よりやや西よりの福知渓谷。紅葉を見に行く予定にしてたんやけど、寒かったら六甲を縦断して帰る予定も立ててた。

朝洗濯を干しにベランダへ出ると天気は快晴。半袖でも全然寒くない。
「当初の予定通り福知渓谷へ行ってみるか。」
服装だけはかなりの重装備。何とか普通には歩いてるけど長時間は無理かもってくらい着込んだつもり。
その甲斐あって六甲トンネルを越えても全く寒くない。先週と全く同じルートで中国→舞鶴→北近畿豊岡道(やっと名前を覚えた)の青垣で降りる。
そして高源寺の前を通ってR427からR429へ。
このあたりでさすがに体がかなり冷えてきてる。

このR429が曲者。
以前に通った事があったんで知ってたけど、国道と言うより酷道です。2日前に関西のTR乗りのサイトの企画でこの道を通ったみたいやけど、同じことを書いてた。
ホントは通りたくなかったけど、この道しかないんよね。
で、このあたり雨が降ってたみたいで路面はかなりウェット。しかも落ち葉も結構あり、舗装はあれてて完全1車線。しかも渓谷沿いでガードレールなし。

そのくせ結構勾配がきつかったり…
かなり標高も高くなってきたみたいで、ごっつい寒いっす。

とりあえず登りきって道が開けた瞬間、目に飛び込んできたのがこの景色。

「マ、マ、マジ?雪っすよ、雪!雪が積もってるよ!」
寒い筈やわ。
とりあえず道路の上は積もってないけど、道の脇にはうっすらと雪が積もってる。
ただここからは少しずつ下って行くんで、積もってたのは頂上付近のみ。

生野銀山湖付近は紅葉が綺麗でバイクを止めては写真を撮り、止めては写真を撮りの繰り返し。行き交う車もほとんどないんで、気持ち良いっす。


生野銀山湖に後ろ髪を引かれながら後にし、次の目的地福知渓谷へ。
R312からすぐに県道39号へ。
ここから砥峰高原経由で福知渓谷へ行くんやけど、このあたりもかなり標高が高いみたいで寒い。
ぐんぐん登って行くと、またまた雪が積もりだしてる。
今度は普通に車道に積もってる。
福知渓谷へ近づくにつれて車道が狭くなり、最終的には完全1車線の道に。
紅葉を見に来たはずやねんけど、いつの間にか雪景色を見る羽目に。

とりあえず目的地にはついたけど、やばいよコレ。
渓谷は木々に覆われ、その木に積もった雪が解けてきて雨が降ってえるような状態。
しかも路面は雪。
その雪が雨にぬれて凍結。
完全1車線の道は渓谷沿いでガードレールもない。

まじで無茶苦茶緊張したよ。
ちょっとココでは写真を撮る余裕すらなかった(汗)
人には見せられない形相で半べそかきながら脱出してきたって感じ。

その後温泉行ってすぐにガソリン入れたんやけど、ガス欠寸前でした。
やばいかなって思ってたんやけど、まさかここまでギリギリやったとわ。
かなりの距離を徐行したのが影響したんやろうね。
帰りは中国の山崎から六甲通って帰ってきた。
今年最後のツーリングはハプニング続きで大変やったけど、なかなか良いショットも撮れたんで、結果的には良かったかな。

それでは今回のベストショットを3枚ほど。





個人的には最後の写真が気に入ってます。
なかなか撮れるもんじゃないからね。

ホームページのツーレポでもっと詳しく書く(予定)んで、読みたい人はもうしばらくお待ちを。

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