陽だまりの彼女
映画の宣伝も終盤に差し掛かり、雑誌にいくらつぎ込んだんだろうとビビッています。
だんだんテレビを追っかけるのも面倒になり、いささか陽だまりバーションの潤君に飽きたころにようやく映画公開。それほどテンションあがらずの状態で10月12日初日ビューイング、行ってきました。
ネタバレありです。お気をつけください。
ほとんど期待していなかったのですが、なかなかどうしてすてきな映画でした。
なんといっても主演の二人が美しい。
まるで絵画のよう。
原作は読んでないのですが(買ってはあるがきっと読まないタイプの本だと思われ)、潤くんがいってたように脚本がよかったんではないかなあ。
ファンタジーの部分がすんなり入ってきました。
一言で言うと現代版人魚姫、みたいな。
そして二人の幸せそうな日常がほんとにきれいできらっきらしていて。
世知辛い世の中を生きてきて薄汚れてしまった大人たちへの清涼飲料水のような映画ではないでしょうか。ファンタジー、いいじゃないか、こうぎゅーっと胸を締め付けられるような甘酸っぱい想いをもう一度!そんな時代もたしかにあったんだよなあ←遠い昔ww
ビューイングは映画館の不手際で、キャストの皆さんの登壇のシーンそして、お目当ての潤くんの最初のあいさつのところがみれませんでしたなんてこと!!
はらわた煮えくり返りそうだったのでひとこと文句行ってやろうと思ったらシアター出た途端に不手際があり申し訳ございませんと先手を打って謝られたので、怒りのやりどころがなくなってしまいくっそ、やられたと思いつつ劇場を後にしたのでした。
ビューイングの潤くんは前髪なしのメガネなし。
とっても男前さんで、陽だまりの浩介ではありませんでした。
キラキラしていて、オーラたっぷり。
吉本の小藪さんや大倉さんと絡んで和やかなムードでした。
玉山さんは潤くんと一緒に着替えができてうれしいとか(笑)
本日2回目見てきたのですが、前回同様わからないところがあって。
最後のほうのジャングルジムのシーンで「どっちだよ」だったかな?
この意味がわからなくて。みなさんいろいろ解釈していらっしゃるようですが、いまだすっきりせず。
このシーンで言うなら「泣いてるのか笑ってるのかどっちだよ」のほうがつたわると思う。でもこんな長いせりふを言えるようなシーンでもなかったと思うのでいっそこのセリフなくてもいいのではないかしら、と思いました。
ブライアン食っただろ、には浩介が何もかもを受け入れるという決心のようなものが感じられて泣けました。たとえなんであっても真緒は真緒。
結局、真緒は関わったすべての人の記憶から消えてしまうので、浩介には悲しい記憶としては残っていないという意味でハッピーエンドなんだよね。
最後、猫を連れた真緒と会うシーン、これはまた何年かぶりに会ったところからやり直すのかしら?やっぱり先に真緒に先立たれるってことをあと8回繰り返すうちに(猫は9回生まれ変われるらしい)、浩介も年をとるよねえ。
そしていつか一緒に天国に旅立つのかなあ、なんて切ないねえ。
前売り券あと1枚あるのでもう一回は行きますが、何回見ても泣けると思います。
いい映画でした。
浩介と真緒に子供ができて女の子だったら猫娘なのかしら?など思ってごめんなさいww