海外出張生活録 ~足りない脳で小難しい事を考えたり考えなかったり~

仕事柄数ヶ月単位で出張に行くので、旅行でその国を訪れたて感じた事ではなく、生活してみて感じた事を書く、ぞ。

またまた久々の更新

2006年12月21日 | Weblog

あ~。久しぶりですね。ホントに。

ちょっとね。仕事が忙しくて。

言い訳だけど(笑い

 

 

帰国してからみんなに「ブラジルはどうだった?」って聞かれるんだけど、ホント楽しかった!

人種差別も無いし、それに人がもう最高に面白いね。

人をもてなすという文化というか、とにかくお誘いが激しい。

毎日、毎日ウザいくらい。

ブラジルに行って間もない頃にブラジル人と昼飯を食っているときに彼らが「日本にブラジル人が住むのは問題あるか?」っと聞かれて、ブラジル人がひき逃げをして逃げるように帰国したから、日本の警察はどうにも出来ないという事件を思い出して、僕はそんな事件があるから「治安の面でブラジル人に限らず外国人が住むのは問題あると思う」って答えたら、彼らは「僕らはね。全然オープンだよ。どこの国の人間でも歓迎するよ」って答えたんだけど、そのときは正直疑わしかったけど、彼らの言うとおりすごくオープンだった。

よく考えてみると、この国は移民の集まりだし、たぶん日本人に神道の精神が染み付いているみたいに彼にも染み付いているんだろうね。

いや。マジでいい国だった。

 

 

写真はオペレーターのファビオと彼の家で撮った一枚。

彼は頭がすごくいい。

オペレーターなのに英語を話せる。

英語は学校で勉強したわけじゃなく、映画やビデオで覚えたらしい。

すごい。

この写真を撮った日は僕がホテルにいると夜10時ごろ遊びの電話があり、一緒にホットドックを食いに行って、その後彼の家に招待されて、彼の家族とPS2をやりまくって、ブラジル版ドラゴンボールを見た後に彼のお兄さんに撮ってもらった。

こいつせっかちだけど、マジでいい奴。

友達です。


先週の土、日曜日の話。

2006年12月01日 | Weblog

ブラジルは結構寒いよ。

長袖が必要なくらい。

それは毎日雨が降ってるから。

しかもね。

思わず「おお!」て言いそうなくらいの土砂降りの大雨。

だから週末の土曜日はサンパウロ市内で土砂崩れで女性が1人死んだらしい。

そんな日に僕はナイトクラブで暴れてました。

 

 

 

 

ニライドって言うティアーゴに言わせれば、テリブルな名前のブラジル人から夜の9時くらいに電話があって、飯食ってナイトクラブ行こうと誘われた。

彼はチビ。

たぶん150センチも無いんじゃないかな。

現在37歳で結婚していて、子供も3人いるらしい。

バイクが好きで、昔は大型バイクに乗っていたらしいけど、今は125CCのバイクで通勤、通学(英語学校)しているらしい。

確かにサンパウロを走るなら、125CCはベストな乗り物だと思うけど、「なんでバイクが好きなのに大型に乗らないんだ?」って聞いたら、7年前に銃で脅されて取られたらしい。

あらま。

ここでは目立っちゃいけないんだね。きっと。

 

 

 

彼と行った店はサンパウロ郊外のオープンカフェバーみたいなところ。

席が9割以上埋まっていたので、味は期待できるかも。

僕は飯は食っていたので、おなかは減ってなかったけど、彼が運動の前の食事は重要ってウルサイので、3種類のチーズが入っているブラジルのピザを注文してみた。

味は僕にとってはちょっとコッテリしているけど、空腹じゃない割にはイケタ。

ビールには最高かもしれない。

それとここでシーシャ(水タバコ)を見つけたので、それも注文してみた。

シーシャと言うのは、アラブ圏でよく見かけるもので、大きな瓶の上に墨みたいなものを乗せて、その煙を一度水に通して長いホースのようなもので煙を吸い込む。

普通のタバコとは全然違うくて、甘い香りがしてリラックス効果もありそう。

それを2人で回しながら、ビールとピザで2時間ほど話し込んだ。

いつも思うんだけど、酒を飲むとなぜか英語が流暢になってくる。

本当に不思議な効果。

明日から酒飲んで出社した方がいいのかどうか悩むくらい。

その後はメインのナイトクラブに行ってきた。

 

 

 

そこのナイトクラブはサンパウロじゃなくて隣の市にあって、30マイル(50キロ)ほど離れているから結構遠い。

ニライドは酔っているから何度も道を間違えて、高速道路をバックで戻ったりしてやりたい放題。

しかも途中信じられないくらいの大雨になって、ニライドのテンションはドンドン上がっていくし。

ハラハラしながらも何とか無事に着いた。

ナイトクラブはサンパウロ市内にも数多くあるのに、ニライドがここは良いからって言うから来たわけだけど、確かにそうかもしれない。

と言うのは、このクソ大雨の中100人以上が並んでいるし。

もちろん店はとっくに開いている。

入場にはIDカードが必要で、僕はそんなものは持っていないので、日本の免許書を出して名前を英語で書いたらすんなり入場できた。

店内はいくつかのスペースに仕切られていて、全部見たわけじゃないけどかなり広い。

その中で僕は普通に、本当に普通に踊っていたのにニライドはやばい。

普段はおとなしくてマジメな150センチが、くわえタバコでビーバス&バッドヘッドのビーバスみたいに、変な踊りをして腰を振りまくっている。

面白すぎる。

おまけに「ヘイ。じゅん。女の子がお前を待っているぜ」なんていいながら、自分はところかまわず女の子の髪の毛を触りまくっている。

僕に女の子を紹介したいのは分かるけど、あまりにもひどいので僕は「ニライド。本当に僕は踊りたいだけなんだ。女の子はいらないんだ」って言っても、まだせっせと髪を触りまくっている。

最後にはこんなに込んでいるのに僕らの周りにはブレイクダンスが出来るくらいのスペースが出来てしまった。

俺らは魚群を追っかけるマグロか?

そんな感じで踊っていると3時くらいに大雨のため停電してしまい、30分くらい待ったけど、直りそうにもないので帰宅することに。

 

 

 

次の日もニライドと昼飯を食って、アジア人街に行ってきたけど、いつものニライドに戻っていて一安心した。

マジでキモかった。

あのときの彼は。